多くの人は留学保険に加入してから海外留学に向かいますが、保険の必要性がよくわからないという人も少なくありません。
しかし、留学保険に入らなければ様々なリスクが待ち受けています。
- 入国・入学条件に保険加入が含まれている場合、入国時にトラブルになる
- 数百万〜1,000万円以上の高額な治療費が「全額自己負担」になるリスクがある
- 盗難や損害賠償など、現地のトラブル対応をすべて自力で解決しなければならない
そこで今回は、留学保険に入らないという選択肢があるのかどうか、入らない場合のリスクも含めて解説していきます。
保険Timesでは、語学留学、海外進学など多種多様な目的で海外渡航するお客様を中心に顧客満足度96.2%、累計10,000件以上のご契約をいただいております。
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留学保険が必要になる3つのケース
そもそも海外留学をする際に、留学保険に加入するのは義務なのでしょうか?
留学先の国で保険加入を指示されていなければ留学保険に入らないという選択自体は可能です。しかし、現地で病気やケガ、トラブルに遭遇した際、すべて自己責任となり多額の費用が発生します。
主に、次の3点のいずれかに当てはまる場合、留学保険は必要です。

①留学保険の加入が義務化されている国や地域がある
海外からの学生を受け入れる上で、受け入れ国側のリスクは「学生が治療費用を払えない」というケースです。
「治療をが必要な怪我や病気にかかったが、保険に入っていないため高額な治療費が払えない」という学生を無下にもできず、治療をするものの治療費が未払いとなり地方自治体や病院の負担となってしまいます。
それに加えて、コロナにより留学生に保険加入が義務付けられている国もあります。
「日本国内の保険加入証明書」がない場合は、強制退去処分をすることもあるようです。
このようなリスクを回避するため、渡航するタイミングで留学保険に加入することを義務化しているケースがあります。
シェンゲン協定国である欧州26カ国へ渡航する際は、ビザ取得が必要な場合留学保険の加入が必須となっています。
以下のような国が対象となりますので、各国に合った保険の選び方の記事もご確認ください。
②留学生を受け入れる学校が保険加入を必須としている
留学保険の加入が義務付けられているのは、国や地域だけではありません。
留学先の学校も、学校の規則で保険加入を義務付けている場合があります。
パスポートと一緒に保険証の提示を求められるため、留学保険に加入していない場合、現地で学校の健康保険に加入しないといけなくなる場合も考えられます。
しかし、学校の健康保険では、補償が足りないケースがほとんどでしょう。
もの
- 渡航日程の補償(学校の場合は、入学日~終了日まで)
- 治療費以外の補償(盗難、賠償など)
- キャッシュレス医療サービス
- コールセンターサポートデスク
補償内容を確認した上で、留学保険とどちらがご自身に必要か考える必要があります。
③治療費が高額の国が多い
海外で怪我や病気をして病院に行く場合、治療費が非常に高額となるケースが多くあります。
例えばオーストラリアでは、救急車だけでも10万円以上の請求がされるため、日本の常識が通用しないでしょう1。
日本は社会保険制度が充実しているため、自己負担額が少なく済みますが、海外では違います。
各国の医療費についての記事も公開しているので、合わせてご確認下さい。
留学保険に入らないと起きるリスク
それでは留学保険に入らない選択をした場合、次のようなリスクが待ち構えています。
- 現地で発生する金額は自己負担
- 支払いやトラブル対応を自分で解決しなければならない
- 【注意】海外に行ってからでは、留学保険に加入できない
1,000万円超えも?高額な治療費は全額自己負担
留学保険は長期滞在を前提として幅広い補償がありますが、保険料の高さや割引プランなどがないなどの理由で保険に入らない人もいます。
もしも留学保険に入らない場合、留学を断られてしまったり問題が起きるというわけではありません。
ただ、病気や怪我をしてしまった場合は病院にかかっても診療費用を補償してもらえません。
けがや病気の内容によっては、多額の治療費を全て自己負担しなければいけなくなってしまいます。
現地のトラブルをすべて自分で対応しなければならない
留学保険での補償は、日本語で対応してもらえるものが多いのですが、入らないと日本語で対応してもらえなくなるので語学に自信がない人にとっては大きな不安につながっています。
もし盗難や窃盗などのトラブルに遭遇した場合も、自分が加害者となって起こしたトラブルも全て自分たちで解決しなくてはいけません。
留学では、トラブルの種類も幅広く、被害者としてだけではなく加害者になってしまう可能性もあるため、賠償金を補償してもらえないのは大きなデメリットです。
また、現地でお金が足りないといった場合に領事館や周囲の知人に多大な手間をかけることになるでしょう。
※参照: 外務省HP
海外に行ってからでは留学保険に加入できない
留学保険の保険期間は、基本的に「自宅を出発する時から、帰国後自宅に到着するまで」です。
留学中の一部期間だけの加入はできません。
また、クレジットカード付帯の海外旅行保険の3ヶ月の保険期間の後に、留学保険に加入しようと考える方もいるでしょう。
しかし、海外にいる途中に留学保険に加入することはできません。
しかし、日本で留学保険に加入しておけば、留学中に海外で補償の必要性がないと感じた場合、途中解約をすることは可能です。
留学保険に入りたい方は、日本にいる間に留学保険に加入する必要があるため、注意が必要です。

留学保険に入るべき人の特徴
留学保険には手厚いサポートがある一方で、保険料の負担といったデメリットもあります。ただし、次のような人は留学保険をしっかりと検討して加入することをおすすめします。
留学保険が必要な人
- 初めての留学で、現地のトラブルや語学力に不安がある人
- ケガや病気だけでなく、盗難や損害賠償など長期滞在特有のリスクに備えたい人
- 現地の病院で、手持ちの現金を払わずに治療を受けたい人
留学保険の大きなメリットは補償内容が多いこととサポートの手厚さです。
例えば、「初めて海外留学や海外旅行をする人」「語学力に自信がない人」の場合、留学保険は日本語で対応してもらえるサポートがついているので安心して利用できます。
また、キャッシュレスサービスという便利なサポートもあります。
保険会社が提携している病院に行けば、立替払いすることなく0円で治療などを受けられるという大変便利なサービスです。

このように「様々な場面で補償をしてほしい」「サポートをしてほしい」という人には留学保険の存在は大きなメリットになっています。
留学保険が必要ないケースは?
一方で、以下のような条件に当てはまる場合は「自分には留学保険は必要ないかも」と感じるケースもあります。
- とにかく初期費用を極限まで削りたい、保険料の負担を絶対に避けたい人
- 留学先がマイナーな地域で、保険会社の提携病院が極端に少ない人
- 3ヶ月以内の短期留学で、お手持ちのクレジットカードの付帯保険で十分と判断できる人
留学保険を提供している保険会社はいくつかありますが、いずれも保険費用は年間で20万円以上かかります。
また、通常の海外旅行保険の場合は、条件やプランによっては割引されますが、留学保険の場合は割引プランがありません。
そのため、全て個別に加入しなければいけなく、割引がないので全て正規の料金で払い続けなければいけません。
留学保険の保険料が高い理由
海外旅行中に風邪をひいた場合でも、日本に帰ってから病院に行けば良いため、海外で病院に行く方は少ないでしょう。
しかし、留学で長期間海外にいる場合は、風邪で病院に行くことになります。
このように、留学中は怪我や病気などで、保険を利用する可能性が高くなります。
保険金を支払う可能性が高ければ高いほど、リスクを負うことになるため、必然的に保険料は上がります。
保険料を抑えるコツとしては、必要な補償内容だけをカスタマイズできるプランを選択することです。
似たようなプランでも、年間プランであれば補償内容を1、2個削るだけで数万円単位で保険料を安くすることも可能です。
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留学保険の補償内容と保険料相場

それでは実際の留学保険の補償内容と保険料の目安をご紹介します。
基本的な補償項目
補償内容には、怪我や病気に関する治療費用や、救援者費用などの一般的な海外旅行保険で補償されているものは、当然含まれています。
特に下記のような、長期滞在が必要となる留学生活の中で起きる可能性のある多種多様なトラブルも補償してもらえるところが留学保険の特徴のひとつです。
個人賠償責任
- 相手に怪我をさせた
- アパートの失火責任により家主から損害賠償を請求された
生活用動産
- 盗難などの被害に遭遇した場合
- パソコン・スマホなどの持ち物を壊してしまった
※居住先のアパートや寮内で盗難等に遭っても補償されます。
さらに、「航空機寄託手荷物遅延費用」や「航空機遅延費用」、「旅行事故緊急費用」などの航空機に関連する補償、何らかの理由で一時的に帰国しなければいけなくなった場合の「緊急一時帰国費用」などの補償もあります。
| 補償項目 | 解説 |
| 1.傷害死亡 | けが、不慮の事故で亡くなった場合に定額で補償 |
| 1.傷害後遺障害 | けが、不慮の事故で後遺障害が残った場合に等級により支払う保険金枠 |
| 1.傷害治療費+疾病治療費+救援者費用 | 現地での怪我、病気の治療費、治療に伴う帰国や他国への移送費用、遺体の輸送費、被保険者が死亡・入院した場合にご家族が駆け付ける費用 |
| 1.疾病死亡 | 病気で亡くなった場合に定額で補償 |
| 1.歯科治療 | 現地で歯科治療を受けた際治療費が支払われる補償 |
| 2.賠償責任保険 | 海外での日常生活で他人にけがをさせたり他人のものを壊したりして損害を与え損害賠償責任を負ったときの補償 |
| 2.携行品、生活動産 | 持参物等の盗難、破損、火災等での損害補償、生活用動産はそれに加え居住中の家財も補償対象 |
| 3.航空機寄託手荷物遅延 | 飛行機に搭乗し手荷物が届かなかった時に購入した生活必需品の費用の補償 |
| 3.航空機遅延 | 飛行機が遅延した際にかかった宿泊費や交通費の補償 |
| 4.緊急一時帰国費用 | 家族が死亡・危篤状態になった場合や登場する飛行機が行方不明の場合に急遽帰国しないといけない場合の交通費や滞在費が補償される |
| 4.弁護士費用 | 損害賠償請求する際の費用、弁護士への相談費用の補償 |
このように、ただの海外旅行ではなく長期滞在が必要な留学だからこそ必要な補償が充実している点や、補償されている内容が幅広い点が留学保険の大きな魅力だと言えるでしょう。
留学保険のプラン例
留学保険に加入する場合の実際のプラン例を紹介します。
保険会社により、プラン内容は異なる場合や、特約を付加することで充実した補償内容にすることも可能です。
| A社 | B社 | C社 | |
| 傷害死亡 | 1,000万円 | 3,000万円 | 1,000万円 |
| 傷害後遺傷害 | 1,000万円 | 3,000万円 | 1,000万円 |
| 治療・救援費用 | 無制限 | 無制限 | 3,000万円 |
| 傷害治療費用 | – | – | – |
| 疾病治療費用 | – | – | – |
| 救援者費用 | – | 300万円 | – |
| 疾病死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | – |
| 賠償責任(長期用) (個人賠償責任 長期契約用) | 1億円 | 1億円 | 1億 |
| 生活用動産(長期用) | 40万円 | – | – |
| 航空機寄託手荷物遅延 | – | 10万円 | 3万円 |
| 航空機遅延 | – | 2万円 | あり |
| 携行品損害 | – | – | 10万円 |
| 賠償責任 | – | – | – |
| 4か月 | 95,610円 | 81,120円 | 77,470円 |
| 6か月 | 148,570円 | 122,960円 | 121,440円 |
| 1年 | 285,960円 | 234,690円 | 240,570円 |
1ヶ月の保険料は、20,000円程度です。
格安とは言い難いですが、安心して楽しい留学生活を送るためには加入することをおすすめします。
一部のプランのみの掲載のため、お見積もり相談をいただければ複数のプランを一括でお送りすることができます!
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クレジットカード付帯の保険にしておくのはあり?
クレジットカード付帯の保険は、一般的な海外旅行保険と同じく怪我や病気での治療費用や救援者費用の補償が受けられるほか、盗難や紛失などのトラブルにも対応してくれているところが特徴です。
しかし、1年などの長期留学においては、クレジットカードの付帯保険だけでは不十分です。 クレジットカード付帯保険で渡航する場合、以下の補償期間・補償金額の2点に注意が必要です。

- 補償期間: ほとんどのカードは補償期間が「出国から90日」で切れてしまう。
- 補償金額: 留学保険に比べて治療費の限度額が低く、高額請求に耐えられないケースがある。
留学保険の場合は、長期滞在を前提としているため、多くの保険会社が年単位で補償期間を設けています。
それに対してクレジットカード付帯の保険の補償期間は、およそ90日とされていて、観光ビザ対象期間と同じ期間で設定されているのです。
このため、留学先で90日以上滞在してしまうと補償期間が切れてしまうため、何らかのトラブルが起きても補償期間以降は自分たちで対応したり、別の保険に加入しなおさなければいけなくなります。
また、補償内容が薄いクレカ保険を複数枚持っていても、高額請求されるようなトラブルにあった際には自己負担が発生するリスクは覚悟しておきましょう。
このような理由で、クレジットカード付帯の保険は長期滞在が必要な留学には向いていないため、留学のための保険を検討するのであれば長期の補償期間が設けられているものを選ぶのが重要です。

現地の保険会社を利用する際の注意点
日本の留学保険を使わず、現地保険のみで渡航しようと考える方も多いのではないでしょうか。
例えばカナダであれば、ワーホリ保険を取り扱っている現地保険があります。

現地保険のメリットは何と言っても費用が安いことです。
現地保険を使う際は、検討している保険の特徴を理解して加入した方が、後々後悔しないため是非ご参考にしてみてください。
現地保険のデメリット
現地保険のデメリットは、以下のような点が挙げられます。
各保険会社の商品詳細が、非常にわかりづらいという点が最も大きなデメリットかと思います。
保険は商品が複雑のため、日本の留学保険であれば「こういう時って使える?使えない?」という線引きが詳細に設計されています。一方で現地の保険は、どこまで保険でカバーされるのかということが、分かりづらいです。
また自己負担額が設定されていることが多く、病院に行く際に一定金額は自分で払わないといけないため、「結局保険料安かったの?」といった結果になるケースもあります。
日本の国民健康保険でも海外での治療費が適用される?
日本で加入している国民健康保険では、「国民健康保険における海外療養費制度2」という制度が存在します。
そのため、国民健康保険で補償されるのであれば、わざわざ留学保険に加入しなくても良いのではないかと考える方も少なくないでしょう。
しかし、注意すべき点が3点あります。
- 日本の治療費を元に計算されるため、海外で支払った金額に比べて非常に少なくなる可能性が高い
- 現地で支払う治療費は一旦、全額負担しないといけない
- 手続きに時間がかかる
留学保険のような手厚い補償があるわけではないことを理解しておきましょう。
留学保険に関するよくある質問(FAQ)
- 虫歯になった場合、現地の歯医者での治療費は出ますか?
-
「歯科治療費用補償」がついているプラン(特約)であればカバーされます。
一般的な海外旅行保険やクレジットカードの付帯保険では、歯科治療は「対象外」です。しかし、留学保険の中には特約として歯科治療をカバーできるプランがあります。
- 新型コロナウイルスに感染した場合も、留学保険でカバーされますか?
-
はい、補償の対象となります。
現地で新型コロナウイルスに感染した場合の診察費、検査費、入院費などは補償されます。また、症状が悪化して家族が現地に駆けつけるための「救援者費用」も対象となるケースが一般的です。
- 持病があるのですが、留学保険に入れますか?また持病の悪化は補償されますか?
-
加入できるケースはありますが、持病の悪化は原則「補償対象外」となることが多いです。
日本にいるときから治療を続けている持病が現地で悪化して病院にかかった場合、その治療費は自己負担となるのが一般的です。 ただし、保険期間が31日以内の短期プランであれば「疾病に関する応急治療・救援費用補償特約」などでカバーされる商品もあります。
- 留学中にスマホやパソコンを落として壊してしまった場合、補償されますか?
-
「生活用動産」または「携行品損害」の補償がついていれば、修理代や再購入費用が補償されます。
留学中にカメラを落として壊した、カフェで目を離した隙にパソコンを盗まれた、といった身の回り品のトラブルは「携行品損害」でカバーされます。 ただし、「置き忘れ(紛失)」は補償対象外となる点に注意が必要です。
- 現地で具合が悪くなった際、キャッシュレス提携病院はどうやって探せばいいですか?
-
保険会社の「24時間日本語対応サポートデスク」に電話をして手配してもらいます。
具合が悪くなった時、自分で提携病院を探して予約を取る必要はありません。まずは保険会社が提供している日本語サポートデスクに電話(またはLINEや専用アプリ等)で連絡をします。 オペレーターが現在の症状や滞在場所をヒアリングし、最寄りのキャッシュレス対応病院を案内・予約手配まで行ってくれます。
まとめ:危険に備えるなら加入しておくべき!
留学には、滞在先で乗り越えないといけないハードルが数多くあるため、せめてのトラブル対策として保険に加入しておくのを改めておすすめします。
- 留学先の国や学校で指定されていれば、必ず留学保険に加入しましょう
- 日本より医療費が高い国が多く、長期滞在であればあるほど保険の備えが重要です
- クレカ保険や現地の保険は補償内容が少なく、リスクをカバーし切れません
このようなリスクや危険は自分たちの力だけでは回避できないものも多いので、留学する前に保険に加入するなど事前の備えや対策をしておく必要があります。
留学保険は海外留学に特化したタイプの保険としておすすめされており、留学先で起こりうる様々なトラブルを幅広く補償してくれるので万が一の備えとしては最適です。
まずは、オンライン見積りをしてじっくりと検討して最適な保険を見つけていきましょう!
保険Timesでは、語学留学、海外進学など多種多様な目的で海外渡航するお客様を中心に顧客満足度96.2%、累計10,000件以上のご契約をいただいております。
留学保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
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