今回は、オーストラリアへの留学を検討している方向けに、オーストラリアの留学保険の選び方・保険料を抑えるポイントについて解説します。
オーストラリアの留学保険を選ぶ時に悩むポイントは、加入必須となっているOSHCに上乗せして留学保険に加入する必要があるかどうか?という点ではないでしょうか。
OSHCの特徴、メリットデメリットを整理し、OSHCの弱点を留学保険でカバーするような加入方法について解説していきます。
オーストラリアの留学保険を選ぶ3つのポイント
- 日本と比べると、治安も悪く医療費が高いオーストラリアではさまざまなリスクをカバーすることが重要
- オーストラリアの治療費は非常に高いため、高額治療となった場合にOSHCでは一時的な費用負担が大きく発生する可能性がある
- オーストラリアにおける留学保険選びのポイントは、補償内容のカスタマイズで自分自身にあったプランに加入すること
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オーストラリアの治安状況について
オーストラリアの治安は、比較的良いと考えられていますが、やはり日本と比べると危険度が増すのが現状です。
近年、麻薬に関する事件(麻薬中毒者による傷害事件など)も増加しており、特に夜間の外出や一人での行動はなるべく避けた方が良いでしょう。
州都がシドニーであるニューサウスウェールズ州は、日本からの留学生やワーホリ参加者に人気の場所ですが、暴行・傷害事件の発生率は日本の数十倍と言われており、屋外で行動する際は常に周りを気にする必要があります。
また、多くの日本人が被害に遭うケースとして、盗難や強盗、車上荒らしが報告されています。
オーストラリアは先進国ですが、犯罪率の高さで言えば日本より危険なため、最新の注意を払って行動してください。1
オーストラリアの医療事情について
オーストラリアの医療事情について項目別にご紹介していきます。
オーストラリアの医療技術は世界的に見ても非常に高く、万が一の場合でも最先端の医療を受けることができます。
日本からも、毎年難しい手術などをオーストラリアに受けに行かれる方がおられるほど、その医療レベルには定評があります。
オーストラリアの医療機関
オーストラリアの主な医療機関は以下の通りです。
- GP(ホームドクター)
- 専門医
- 公立・私立の総合病院
まず、体調不良を感じたらGP(ホームドクター)、いわゆるクリニックで診察を受けます。
GPは、基本的に歯科治療以外の分野を診察することができます。
日本でいう、近所の診療所のような感覚です。
診察後、より専門的に治療を受けた方がいいと判断された場合、GPから専門医や総合病院へ紹介状を書いてもらい、より精密な診察・検査を受けます。
ただし、専門医や総合病院の予約は込み合っていることが多く、次の診察がGPの診察から1週間後になることも少なくありません。
オーストラリアの医療費
オーストラリアの医療費は、日本に比べてかなり高額です。
日本の医療費を10割負担した場合の金額と比べると、約1.5倍の値段になるという計算もあります。
以下に、オーストラリアの主な医療費をご紹介します。
- GP(ホームドクター)
- 専門医
- 公立・私立の総合病院
前述の通りオーストラリアの医療費はかなり高額のため多くの方が医療費に注目されがちですが、最も高額になるのは医療搬送です。
事故や意識不明になった際の救急搬送は、膨大な費用を必要とします。
そのため保険に加入される際は、補償項目の中にある「救援者費用」も、非常に重要になります。
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オーストラリアの健康保険制度メディアケアとは?
オーストラリアでは、イギリスの制度を踏襲した健康保険制度であるメディアケアが存在しています。
日本であれば内科、外科、眼科など病状に応じて診療所や病院が分かれていますが、オーストラリアでは、一般開業医であるGP(General Practitioner-GP)にどんな症状であっても最初は相談することとなっています。
そこで、専門医の詳細な治療が必要だと判断された場合、専門医を紹介してもらい詳細な治療を受けるという流れです。
通常の場合、専門医の治療の予約は、少なくとも1週間以上先となりますので、緊急の場合は、GPにその旨を伝えておくと良いでしょう。
留学生の健康保険(OSHC)加入について
外国人が、オーストラリアに学生ビザで留学する場合は、OSHC(Overseas Student Health Cover)と呼ばれる現地の海外留学生健康保険に加入することが義務付けられています。
あくまで学生ビザで留学する場合のみで、ワーキングホリデーの場合は加入することができません。
ほとんどの学校には提携している保険会社があり、OSHCの申し込み手続きは学校が代行します(学校によって取り扱っている保険会社が異なります)。
入学手続き時に学校が授業料と併せて保険料を請求し、生徒の代りに保険会社に支払いをすると、オーストラリア到着後、学校を通して保険証カードが各学生に配布されます。
メディバンクの場合は、カードの発行はご自身でオンラインで手続きして頂きます。
また、学校によっては個人で申込み手続きをしなければならない場合もあるため確認しましょう。
OSHC(Overseas Student Health Cover-海外留学生健康保険)って何?
オーストラリアへ学生ビザで留学する場合、オーストラリア政府によって「OSHC」の加入することが必須となっています。
OSHCや日本の海外旅行保険に加入していないと、とんでもなく驚くような高額請求書が届いて困る可能性があるでしょう。
OSHCは、オーストラリア政府の認めた保険会社5社(ahm OSHC・BUPA Australia・Medibank Private・NIB OSHC・Allianz Global Assistance)2が提供しています。
オーストラリアの公共医療保険制度(Medicareメディケア)に代わって、OSHCによって滞在中の病気・事故等によるケガの治療費や手術、入院費用、処方箋代などがカバーされます。
保険会社によって、歯科治療や眼科治療の追加プランや家族料金など、サービスが異なるため注意しましょう。
申し込み方法は、入学手続きの際に学校を通して加入することも可能なようです。
もしオーストラリア現地で加入した場合は、OSHCの保険費用を支払った日より保険の対象期間となるため、加入までの補償は無いのでお忘れなく。
また、学校によってはOSHCの手続きを学生に任せるところもあるようですので、必ずご自身で確認をするようにしてください。
OSHCの補償範囲
気になるOSHCのカバーの範囲をご紹介しますので、ご参考ください。
項目 | OSHC | 保険の適用範囲 |
医師による治療費 | ◯ |
病院以外の場所での場合、医療費の85%がカバーされます。 |
血液検査などの病理検査 | ◯ | |
レントゲン検査 | ◯ | |
公立病院での治療費、入院費 | ◯ |
基準額を超える場合の差額を除いて、全てOSHCによりカバーされます。 |
私立病院での治療費、入院費 | ◯ |
ほぼ全ての私立病院での医療費がカバーされますが、基準額を超える場合の差額は自己負担となります。 |
救急車費用 | ◯ |
緊急時の救急車使用の費用は、OSHCでカバーされます。 |
処方箋薬 | ◯ |
避妊ピルなどの特定の薬を除き、ほとんどの処方箋薬がOSHCの対象です。 |
歯科治療 | ✕ |
OSHCでは一切カバーされません。 |
眼鏡、コンタクトレンズ | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
物理療法(理学療法、整骨療法など) | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
美容整形手術 | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
不妊治療 | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
オーストラリア入国後3ヶ月の妊娠に関連したサービス(流産、早産など) | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
オーストラリア入国前から決まっていた治療や持病・障害 | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
医薬品給付規定範囲外での薬物治療 | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
オーストラリア国外での治療、入院 | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
公立病院での個室部屋費用 | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 |
死亡 | ✕ |
OSHCでは一切カバーされません。 |
盗難、破損 | ✕ | OSHCでは一切カバーされません。 留学保険に加入するとカバーされます。 |
オーストラリア入国前から患っている持病・障害
持病や障害に関する治療や、二次的に発生した症状の治療はについては、入国日から12カ月間が待機期間となり保険適用外です。
待機期間中に、オーストラリア現地で治療を受ける場合はOSHCでは補償されないため、費用は全額自己負担となります。
OSHC適用されないケース
- 歯科治療
- 眼鏡、コンタクトレンズ
- 理学療法, 整骨療法, 脊柱指圧療法, 自然療法など、その他の付随的医療サービス
- 美容整形手術
- 不妊治療
- オーストラリア入国後3ヵ月の妊娠に関連した医療サービス (流産、早産なども含む)
- オーストラリア入国前から取り決められていた治療や持病・障害
- 医師によって処方されていない、もしくは医薬品給付金規定範囲外での薬物治療
- 一般例外によって生じた治療、または病院での医療サービス
つまりOSHCの基本は、医療費がカバー範囲となります。
万が一、死亡した場合の保険金や、他人にケガをさせてしまったり他人の物を壊してしまった場合の賠償責任は補償されません。
OSHCの費用は比較的安く、1ヶ月で$40~$55、1年で$583~$600となっています。
OSHCに加入が必須な中、留学保険を併用するメリットは?
日本の海外旅行保険では、保険会社によってキャッシュレスで対応できる治療費をはじめ、持参物の盗難や破損の補償、日本語対応サービス等のメリットがあるため、海外旅行保険とOSHCとを併用してご加入されるケースが多いです。
多くの方がOSHCと留学保険の併用を検討される理由について、OSHCのデメリットを整理させていただきます。
・OSHCは基準額を超えると自己負担が発生する
・歯科治療補償は対象外
・賠償責任や携行品などの物の保険がカバーされていない
上記のように、OSHCで不足する部分を留学保険でカバーする加入方法が良いでしょう。
医療保険はOSHCも活用できるため治療救援費用は必要分だけ設定し、物の保険を充実させた方が加入方法が理想です。
各保険会社で提供している保険プランも異なりますので、ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください。
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オーストラリアで盲腸に感染した場合の治療費
国名 | 日本 | オーストラリア | アメリカ | 中国 | イギリス |
---|---|---|---|---|---|
医療費 | 60万円 | 100万円 | 300万円 | 150万円 | 110万円 |
オーストラリアで盲腸の手術を実施した場合の治療費用3は、日本の1.5倍の90万円となっています。
日本の事例は、健康保険を適用していない場合ですので、3割負担と考えると20万円となりますので日本国内で治療を受けるよりも治療費用は高くなってしまいます。
オーストラリアで救急車を呼んだ場合の負担費用
海外では一般的に救急車を呼ぶのは有料のケースが多く、オーストラリアでも救急車を呼ぶ際は有料となっています。
国名 | 日本 | オーストラリア | アメリカ | 中国 | イギリス |
---|---|---|---|---|---|
救急車費用 | 無料 | 約4万円 | 8万円 | 3万円 | 無料 |
オーストラリアの保険金請求事例
症例 | 保険料 |
---|---|
転倒し頭を打った4日後に意識障害となり救急車で搬送。 硬膜下血腫と診断され34日間入院・手術。家族が駆けつける。 | 712万円 |
クルーズ寄港中のレストランで転倒し腰を強打。 大腿骨頸部骨折と診断され12日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 | 388万円 |
足元がふらつき救急車で搬送。脳内出血と診断され14日間入院。 家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 | 549万円 |
胸の痛みと咳のため受診。 気胸と診断され14日間入院・手術。家族が駆けつける。 | 538万円 |
呼吸が苦しく咳の症状で受診。 肺気胸と診断され18日間入院・手術。 | 650万円 |
激しい腹痛・眩暈・吐き気を感じたため受診。 子宮内膜症と診断され6日間入院・手術。 | 393万円 |
オーストラリアでの高額保険料請求事例では、医療搬送や家族がオーストラリアに一緒に渡航するようなケースの場合非常に高額な医療費支払いとなる場合があります。
そもそもの医療費が高いことと、治療関係費用以外のコストがかかることで支払いが莫大な金額になる場合があります。
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オーストラリアでコロナに感染した場合
オーストラリアでコロナに感染した場合、留学保険では対象になるのでしょうか。
留学保険でのコロナの扱いは病気ですので、風邪や腹痛と同様に留学保険の対象となります。
通院費や入院費、さらには医師の指示のもとでのホテル療養の費用も留学保険の対象となります。
ただし、コロナ特有の事象、例えば留学出発前のPCR検査費用や自主隔離のホテル代などは留学保険の対象とはなりませんのでご注意ください。
詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。
オーストラリアの留学保険の選び方、プラン例
オーストラリアへ留学する際の保険選びの考え方としては、補償充実プラン、補償通常プラン、補償少ないプランの3つに切り分けてどこまでの補償を入れ込むか・削減するかを考えることが重要です。
ご自身の健康状態や渡航期間などを加味しながら、最終的にどのプラン4にすることがいいか決定していくプロセスがいいでしょう。
AIG損保に掲載のある海外で実際に多いトラブル上位では、下記の3点がトラブル発生率が高いものとして挙げられています。
1.健康にまつわるもの
2.手荷物にまつわるもの
3.航空機にまつわるもの
オーストラリアへの留学保険のプランを選んでいく上でも、まずは上記の3トラブルを抑えつつ、その他の補償をどの程度つけるのか、削るのかを検討しておくのが良いでしょう。
オーストラリアでは、特に紫外線が強く肌や目などに影響を受けるケースも多いです。
これらの対策としても、健康にまつわる補償内容については厚めにつけておくことがお勧めです。
オーストラリア留学3ヶ月の留学保険プラン例
補償面 | Aプラン | Bプラン | Cプラン |
傷害死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
傷害後遺障害 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
治療・救援費用 | 2,000万円 | 3,000万円 | 無制限 |
緊急歯科治療費用 | - | - | - |
疾病死亡 | 500万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
携行品損害 | - | 10万円 | - |
生活用動産 | 30万円 | - | 30万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | - | 3万円 | 10万円 |
航空機遅延 | - | あり | 2万円 |
テロ等対応費用 | - | - | - |
弁護士費用 | - | - | - |
保険料 | 50,620円 | 56,340円 | 58,520円 |
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オーストラリア6ヶ月の留学保険プラン例
補償面 | Aプラン | Bプラン | Cプラン |
傷害死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
傷害後遺障害 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
治療・救援費用 | 2,000万円 | 3,000万円 | 無制限 |
緊急歯科治療費用 | - | - | - |
疾病死亡 | 500万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
携行品損害 | - | 10万円 | - |
生活用動産 | 30万円 | - | 30万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | - | 3万円 | 10万円 |
航空機遅延 | - | あり | 2万円 |
テロ等対応費用 | - | - | - |
弁護士費用 | - | - | - |
保険料 | 110,690円 | 121,440円 | 127,870円 |
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オーストラリア1年渡航の場合の留学保険プラン例
補償面 | Aプラン | Bプラン | Cプラン |
傷害死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
傷害後遺障害 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
治療・救援費用 | 2,000万円 | 3,000万円 | 無制限 |
緊急歯科治療費用 | - | - | - |
疾病死亡 | 500万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
携行品損害 | - | 10万円 | - |
生活用動産 | 30万円 | - | 30万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | - | 3万円 | 10万円 |
航空機遅延 | - | あり | 2万円 |
テロ等対応費用 | - | - | - |
弁護士費用 | - | - | - |
保険料 | 213,970円 | 240,570円 | 247,260円 |
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オーストラリアの留学保険を安くするためのポイント
オーストラリアの留学の場合は、OSHCの加入が義務付けられているので、一般的な医療費に関してはOSHCが役に立つでしょう。
一方で、それ以外のリスクは留学保険でカバーする必要があります。
ですので、留学保険を安くするには、治療費は抑えめにしつつ、その他のリスクをカバーしている留学保険を選ぶことがポイントです。
上記のプランの通り、留学保険には治療費以外にも様々なリスクを補償するものがあります。
その中でも、「携行品損害/生活用動産」と「賠償責任」は留学保険を選ぶ上で大切な補償で、「携行品損害/生活用動産」はご自身の物が盗難・破損した場合に補償してくれる保険です。
盗難・破損は非常に多い事故ですので、携行品損害/生活用動産が付帯された留学保険を選ぶ方がよいでしょう。
また、「賠償責任」は、他の人を怪我させてしまったり、住んでいるアパートの自分の部屋を誤って浸水させたといった場合の、損害賠償を補償してくれる保険です。
事故に遭遇する可能性は極めて低いですが、実際に賠償事故をおこしてしまった場合は、高額な費用を請求される場合もありますので、賠償責任の補償は必ず加入したほうが良いです。
留学保険の中で保険料が高い治療費部分を抑えつつ、その他にカバーしたい補償を取捨選択することで、オーストラリアの留学保険を安く抑えることが可能となります。
ご自身が希望される留学プランを探す場合は、複数の保険会社の留学保険を扱っている海外旅行保険のプロの代理店に相談するのが一番効率が良いので、是非検討してみてください。
まとめ
オーストラリア留学を考える際は、通常の医療費に関してはほとんどがOSHCでカバーされるため、考慮すべきは高額医療費、病院入院時の家族の渡航費、盗難・器物破損、歯科治療費などをカバーするかどうかというところでしょう。
治療費が高額となると、OSHCではカバー仕切れなくなるため、大半の留学生はOSHCと日本からの海外留学保険をセット加入しています。
とはいえ、留学保険も加入期間が長くなればなるほど高額となります。加入の是非は個々の考え方次第ですので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
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