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【必見】渡航後に後悔しないアルゼンチンのワーホリ保険の選び方

アルゼンチンワーホリ保険

ヨーロッパの洗練された文化と、南米の華やかな文化とが調和した唯一無二の国、アルゼンチン。

アメリカに次ぐ移民大国と言われるこの国には、かつてヨーロッパから多くの移民が海を渡りやって来たため、他の南米諸国では感じることのできない文化を体験できます。

そんな国アルゼンチンは、2017年に南米の国で初めて日本とワーホリ提携を結び、現在はワーホリの穴場スポットとして密かに注目を集めています。

しかし、地球の裏側にある国の情報は少なく、特に現地での生活面や医療面が気になるところでしょう。

今回は、アルゼンチンワーホリに関わる保険についての情報をご紹介します。

アルゼンチンのワーホリ保険についてポイント3つ

・アルゼンチンでは公立病院であれば外国人も無料で治療を受けられるが医療レベルに不安も。高額になりますが私立の病院での受診をおすすめします。
・アルゼンチンは、すりや置き引きなど治安面は不安です。携行品や現地で購入したものの保険もかけておきましょう。
・アルゼンチンのワーホリ保険の選び方のポイントは、自身の体調や携行品の量などに応じて補償内容をカスタマイズすることです。

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目次

アルゼンチンの治安状況について

南米の中では最も治安の良い国として知られるアルゼンチンですが、やはり日本と比べても犯罪率が高いのは事実です。

特に、近年はビジャと呼ばれるスラム街地域が広がっており、首都のブエノスアイレスではそういった地域を中心に薬物に関わる犯罪が増加傾向にあります。

また、人込みが多い場所では、置き引き、ひったくり、スリなどの被害も後を絶たず多くの外国人観光客が被害に遭っています

最悪のケースの一つとしては、銃を使った強盗が挙げられます。

アルゼンチンでは、約200万丁もの銃が正規登録され流通しており、さらに他の200万丁は違法所持されていると言われています。

住居への出入りや、車を車庫に入れる時などに待ち伏せをして強盗をするというケースが多数報告されているため、必ず周りを確認してから出入りをしてください。

参照:外務省海外安全ホームページ

アルゼンチンの医療事情について

ここでは、アルゼンチンの医療事情についての情報をご紹介いたします。

欧米地域の国の多くでは先進的な医療技術を受けられるものの高額な医療費がかかるということは知られていますが、地球の裏側アルゼンチンの医療事情はどうなのでしょうか。

アルゼンチンの医療技術

医療に関する情報を集める上で最も気になるのが、現地の医療レベルです。

アルゼンチンでは、大きく別けて公立と私立の病院があり、特に私立の大型病院は設備管理かしっかりとされており、先進国レベルに近い医療技術が期待されます

公立病院は、現地の低所得者を対象に無料の医療サービスを提供しており、外国人であってもほぼ無料でそのサービスを受けることが可能です。

しかし、私立の病院と比べてその医療技術はあまり期待できず、設備がしっかりと整っていない所も少なくありません。

また、個人診療所(クリニック)は、大抵の風邪の症状であれば診察を受けることができますが、検査機器を設備していないため、検査が必要な場合は大型の病院へクリニックからの指示書を持って再度足を運ぶ必要があります。

参照:外務省HP

アルゼンチンの医療費

ルゼンチンの公立病院は、外国人であったとしてもほぼ無料で診療を受けることができますが、その質に関しては決して高いものとは言えません。

一方、日本人がよく利用する私立病院は、設備はしっかりとしているもののその医療費は高額で、1日の入院で7万円ほどかかるでしょう

ここ数年、アルゼンチン国内でインフレが進んでいる影響で医療費も年々高くなっており、次の年には現在よりもさらに高額になっている可能性もあります。

現地の方の約50%が使用していると言われる公立病院ですが、無料とはいうものの医療の質は私立のものと比べて低い上、スペイン語しか通じないことがほとんどです。

私立であれば英語対応をしているところもあるため、医療技術・言語面ともに私立病院での受診をおすすめします

アルゼンチンでの医療費の支払い

アルゼンチンの私立病院で治療を受けた場合、その医療費はかなり高額になってしまいます。

その支払いに関してですが、入院や精密検査など比較的高額になりやすい医療項目についてはその治療費全額を前払いするよう要求されることがあり、カード支払いを希望の方は支払い上限がないクレジットカートを用意しておく方がよさそうです。

これらを踏まえて、アルゼンチンワーホリに参加される際は、保障内容がしっかりしたワーホリ保険(海外保険)への加入をおすすめします。

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ワーホリビザ取得を踏まえて向いている保険・向いていない保険

ワーホリに参加するのに、最も悩むのが保険です。

アルゼンチンワーホリのビザ取得には、海外保険への加入が必須となっています

さらに、保険の内容は下記の2つを満たしていることが条件です。

①最低で3万米ドル(約330万円)の補償があり

②補償内容に日本への送還費が含まれているもの

では、どういった保険がその基準をクリアするのか、周りにある保険の中ではどの保険がアルゼンチンのワーホリに向いているのかをご紹介します。

ワーホリビザ取得に向いている保険

アルゼンチンワーホリに向いている保険は、やはりワーホリ保険(海外保険)です。

1年間ワーホリ保険に加入した場合、保険料は平均で20万円ほどでしょう。

保険料が20万円前後の保険であれば治療・救援費用が1000~3000万円のものが多く、既定の基準をしっかりとカバーしています。

ワーホリビザを確実に取得するためにも、現地で安心して生活をするためにもワーホリ保険への加入は必須と言えるでしょう。

ワーホリビザ取得に向いていない保険

アルゼンチンのワーホリに向いていない保険は、「クレジットカード付帯保険」と「国民健康保険」です。

クレジットカード付帯保険は、意外と補償金額が高く設定してあることがありますが、加入期限が90日までと定められています

ワーホリのビザ取得には、1年間の滞在期間中全てをカバーしている必要があるため、クレジットカード付帯保険ではビザ取得が困難です。

また、ワーホリ先の国によっては「国民健康保険」に加入したまま渡航し、それをワーホリ保険代わりに使用することを認めている国もありますが、今のところアルゼンチンに限ってはそういった情報が見られません。

万が一高額な医療費になったとしても、国民健康保険の場合は「同じ医療を日本で行った時にかかる医療費の7割を返還」というルールのため、例え現地で100万円支払ったとしても日本で同様の治療が80万円だった場合は、その7割にあたる56万円しか戻ってきません。

補償期間や保障金額を考慮しても、「クレジットカード付帯保険」と「国民健康保険」はアルゼンチンワーホリに向いているとは言い難いです。

アルゼンチンワーホリの長期滞在で役立つ補償項目

ワーホリは1年間という長期間のため、普通の海外旅行とは異なり、現地での生活にも不安があると思います。

そういった不安を少しでも減らすために、ワーホリ保険の補償内容を充実させるのはとても大切です。

こちらでは、海外の長期滞在に役立つ補償内容を2つご紹介しますので参考にしてみてください。

携行品損害

南米の中でも安全と言われるアルゼンチンですが、やはり日本での生活と比べると危険度は増します。

特に、スリや置き引きなどの被害に遭われる日本人の方は非常に多いです。

もちろん被害に遭わないのが一番理想的ですが、万が一、大切な持ち物が盗まれてしまった時に役立つのが「携行品損害」に関する補償でしょう。

外出時に持ち物が壊れたり、旅行先のホテルで火災が起こった際、持ち物に損害を受けたりした場合にも役立つ保険ですので、海外での長期生活にはとても役立つ補償内容です。

しかし、自分が住んでいるアパート内で盗難が起こった場合は補償対象にならため注意が必要です。

生活用動産補償

「携行品損害」の補償の幅をさらに広げたものが、「生活動産補償」です。

例えば、ルームシェアをしていてルームメイトに私物を盗まれたり、空き巣に入られて生活物品を盗まれたりした場合に役立ちます。

「携行品損害」は外出時に身につけていた物への損害補償で、生活用動産補償はさらに居住施設内での損害も視野に入れた補償内容です。

これら2つの補償内容で注意しておきたいのは、保障金額には上限があり、あくまでも時価額で計算した際の損害額もしくは修繕費が支払われるということです。

購入時の金額がそのまま手元に戻ってくる、ということはありませんのでご注意ください。

携行品損害と生活用動産の項目については、こちらで詳しく解説してあるのでぜひ参考にしてみてください

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アルゼンチンワーホリの長期滞在でワーホリ保険に入っておくメリット

アルゼンチンワーホリのビザ取得にあたって、必ず加入しなければならないワーホリ保険のメリットを紹介します。

キャッシュレスで受診できる

アルゼンチンには、公立と私立の病院があるとご紹介しましたが、質やスピーディーな対応を受けられると考えればやはり私立病院を選ぶ方が良いでしょう。

しかし、私立病院に行くにあたって心配なのがお金の問題です。

治療費が高くなると、キャッシュで前払いを要求されることもありますが、緊急時に現金を用意している時間はなかなかありません。

そこで、ワーホリ保険は役に立ってきます。

加入している保険会社が提携している病院であれば、キャッシュレスで治療を受けることができます。

緊急時には非常に役立つキャッシュレスサービスですので、提携病院を事前に確認し、万が一の際にはその病院でキャッシュレスサービスをご活用ください。

電話での通訳サービス

医療や保険に関する専門的な内容は、いくらスペイン語を現地で勉強していても難しいものです。

特に、体調や補償に関わることに関しては、できるだけ日本語で正確に理解しなければ後々のトラブルに繋がりかねません

ワーホリ保険の加入者は、そういった専門的な話をする必要がある時に電話での通訳サービスを受けることができます。

現地でスペイン語を話す友人ができたとしても、相手の日本語レベルが通訳ができるレベルとは限りません。

電話での通訳サービスであればより正確に、いつでも対応してもらえるため、緊急時には是非、利用してください。

飛行機トラブルに対応してくれる

アルゼンチンまでのフライトは、最大で40時間かかり、その間に、飛行機の乗り継ぎを何回かする必要があります。

乗り継ぎが多くなると、その分飛行機の遅延やキャンセルといったトラブルに遭う確率も多くなり、そういったトラブルの際に役立つのが飛行機に関する補償もワーホリ保険で保障される事がほとんどです。

例として、フライトのキャンセルにより急遽ホテルが必要になった場合の宿泊費の補填などがあたります。

自分なりにカスタマイズできる

最後のメリットは、ワーホリ保険の補償内容は自分なりのカスタマイズができるということです。

例えば、ほとんどのワーホリ保険は、はじめから歯科治療に関する補償内容が含まれていることが少なく、虫歯や口腔内トラブルが気になる方は歯科治療の補償を追加することもできます。

その他、自分が海外の長期生活で必要だと思う項目を追加したり、逆に必要のない項目は外して保険料を安くしたりすることが可能です。

ワーホリ保険に入っておいたほうがいい方

アルゼンチンワーホリに参加するにあたって、ワーホリ保険に加入しておいたほうがいい方はどのような方なのでしょうか。

これまでのワーホリ保険のメリットや、補償内容をもとにご紹介します。

医療や保険に関する会話をスペイン語で行う自信がない方

アルゼンチンワーホリに参加される方の多くは、スペイン語を習得したいという目的で行かれる方が多いと思われます。

しかし、学習中の言語を使って医療や保険に関する話をするのは、非常に難易度が高いでしょうす。

また、スペイン語が日常会話程度でできたとしても、医療や保険に関する専門知識がなければなかなか理解できないものです。

緊急時にスペイン語を使って対応が難しいという方は、通訳サービスを受けられるワーホリ保険に入っておくほうがよい方と言えるでしょう

屋外での盗難被害が気になる方

屋外での盗難が気になる方も、ワーホリ保険に入っておくほうが良いと言えます。

アルゼンチンでのワーホリに参加される方は、スペイン語の習得に加え、現地の観光スポットや隣国への旅行を楽しまれる方が多いでしょう。

しかし、アルゼンチンのみならず近隣の国々であっても盗難被害が発生しております。

特に、日本製の電子機器は海外でも人気があり、高値で売買されているため、カメラやパソコンなどを盗まれる方は多くおられます。

そういった盗難被害を心配される方は、かならず携行品損害の補償項目があるワーホリ保険に入っておきましょう。

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ワーホリ保険のプラン例

ワーホリ保険に加入する場合のプラン例を紹介します。

アルゼンチン3ヶ月のワーホリ保険プラン例

補償面 Aプラン Bプラン Cプラン
傷害死亡 1,000万円 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 2,000万円 3,000万円 無制限
緊急歯科治療費用 - - -
疾病死亡 500万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円 1億円
携行品損害 - 10万円 -
生活用動産 30万円 - 30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 - 3万円 10万円
航空機遅延 - あり 2万円
テロ等対応費用 - - -
弁護士費用 - - -
保険料 50,620円 56,340円 58,520円
上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。
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アルゼンチン6ヶ月のワーホリ保険プラン例

補償面 Aプラン Bプラン Cプラン
傷害死亡 1,000万円 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 2,000万円 3,000万円 無制限
緊急歯科治療費用 - - -
疾病死亡 500万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円 1億円
携行品損害 - 10万円 -
生活用動産 30万円 - 30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 - 3万円 10万円
航空機遅延 - あり 2万円
テロ等対応費用 - - -
弁護士費用 - - -
保険料 110,690円 121,440円 127,870円
上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。
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アルゼンチン1年のワーホリ保険プラン例

補償面 Aプラン Bプラン Cプラン
傷害死亡 1,000万円 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 2,000万円 3,000万円 無制限
緊急歯科治療費用 - - -
疾病死亡 500万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円 1億円
携行品損害 - 10万円 -
生活用動産 30万円 - 30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 - 3万円 10万円
航空機遅延 - あり 2万円
テロ等対応費用 - - -
弁護士費用 - - -
保険料 213,970円 240,570円 247,260円
上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。
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まとめ

アルゼンチンは、スペイン語を学べる点や、観光地が多い点、近隣の南米諸国にすぐにアクセスできる点などを考えるとこれから参加者が増えていくと思われます。

今回は、ワーホリ参加にあたってもっとも気なる保険に関してご紹介してきましたが、海外での長期滞在でいかに保険が必要かをご理解いただけたのではないでしょうか。

現地で安全に、安心したワーホリ生活を送るためにも是非、ワーホリ保険をご利用ください。

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この記事を書いた人

保険相談Times(株式会社インシュアランスブレーン)では、海外旅行保険(留学・ワーホリ・駐在・海外長期渡航など)・火災保険・法人損保に関するお問い合わせを日々多数いただいています。その中で、お客様からのご質問・やり取りの中から「この情報は保険加入前に知っておいた方がいいな」といった内容を記事にまとめて保険の選び方を発信しています。
スタッフの詳細なご紹介:https://hokentimes.com/oversea/staff

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