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ニュージーランドへの留学保険の選び方と保険料を抑える方法

ニュージーランド

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ニュージーランドは、高校からの留学・大学進学準備、語学留学、ワーキングホリデーなど幅広い層に人気の渡航先です。

ニュージーランドに中期〜長期滞在する上で気になる医療費事情、留学保険の選び方についてみていきましょう。

ココがポイント

  1. ニュージーランドでは移民法によりへの留学の際、保険の加入が必須になっています。
  2. ニュージーランドの社会保険制度ACCでは、傷害(ケガ)に関してはカバーされるも疾病(病気)は保険の対象外となります。
  3. 医療費水準の高いニュージーランドでは、医療費の補償は厚めにつけておきましょう。
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ニュージーランドは留学にあたって保険加入が必須

ニュージーランドには移民法という法律があり、これによると英語等の語学留学も含めて、外国から留学する際には保険加入が必須となっています。

これは、ニュージーランドの医療費は後述するように非常に高額ですので、費用が支払えずに勉学を断念せざるを得ない事の無いようにするというニュージーランド政府の意志表示とも言えますね。

保険は日本の保険会社のものでも現地の保険会社のものでもOKですが、日本の保険会社の場合はあらかじめ英文による補償内容項目書等を発行して、受け入れ先の学校担当者にあらかじめ審査をしてもらう必要があります。

ニュージーランドの社会保険制度ACCとは

ニュージーランドでは、給与や税金を財源とした社会保険制度としてACC(The Accident Compensation Corporation)が存在しています。

基本的には怪我の場合に補償が適用され、怪我の治療費だけではなく現地で働く方だと入院中の所得保障などを含んだ補償を受けることができます。

こちら、ニュージーランド国民だけでなくニュージーランドに一時的に滞在している旅行者や留学生に対しても、対象となり、傷害の治療費については原因を問わず(自損事故含む)適用されます。

ACCのポイントとしては、「病気」が対象外になっている点でしょう

収入補償についても、怪我の場合は適用されますが病気の場合は補償はありません。また、ACCで怪我の治療費が補償された場合でも、大抵の病院では50~100NZD程度のの手数料を請求されますので、患者の負担はゼロではないということが言えるかと思います。

1回の治療で、日本だと国民健康保険で3割負担でも数百円~数千円で済んでしまうこともありますが、ACCで治療費が補償されているにもかかわらず50~100NZDの費用を負担する必要があります。

ニュージーランドの医療制度

医療

ニュージーランドでは、オーストラリアイギリスと同様、一般的な怪我やかぜなどの治療はGP(一般開業医)にて行われます。

GPでは1人の医者が内科、外科、小児科、産婦人科など全般にわたった診察をします。診察後、医者から処方せんをもらい、薬局で薬を調合してもらいます。GPの診療時間は一般的に、平日は9時~17時、土曜は午前中のみの診療または休診、日曜および祝祭日は休診しているところがほとんどとなります。大きな都市では時間外診療(After Hour Surgery)といって24時間診療を行っているメディカルセンターもあります。診察代は診察時間内なら通常40NZD前後、時間外や週末などは5~10NZD割り増しされます。

子供は5歳までは診察代が無料で、6~17歳までが約20NZDになります。GPの探し方としては、最寄りのGPは電話帳『ホワイトページ(White Page)』の医療ページ(Medical)欄で見つけたり、近所の人に尋ねたりするなどの方法で現地の方はGPを選択する方が多いです。予約をしないで病院に行くと、長時間待たされることが多くなります。

GPで「専門医による診断が必要」と判断されたら、紹介状を用意してもらい、指定の病院や医者による専門的な診療を受けましょう。さらに手術設備や看護体制が整った治療が必要な場合は総合病院が紹介されます。ニュージーランドの総合病院には公立と私立があり、前者での治療費や入院費は国民また永住権保持者には基本的に無料となっています。

しかし公立病院で働く医師や看護婦の数が患者数に対して少ないことから、予約待ちの状態であることが多く、緊急を要する治療の場合は、私立病院を利用することになります。私立病院での治療費や入院費は患者が支払わねばならず、そのため留学・ワーキングホリデーで渡航される方は基本的に海外留学保険・ワーホリ保険に加入される方が大半です。

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ニュージーランドでの保険金請求事例

ニュージーランドでの保険金請求事例となります。ニュージーランドでは、医療搬送を伴う手術により最大2,000万円以上という高額保険金請求が発生しています。

その他、高額請求例が多くいざという時に支払えないリスクを抱えることを考えると、比較的治療救援費用に関しては厚めに設定しておくべきでしょう。

ニュージーランドの高額医療費請求は、300万円〜2,000万円で発生しています

※出典:ジェイアイ損害火災保険

ニュージーランドの留学保険の選び方

ニュージーランド渡航の保険を考える上でまず重要なことは、前述のACCでカバーしきれない点についてどこまで補償をつけるかという点でしょう。

ACCは、①治療費が満額出るわけではない点②病気の場合の医療費のみ補償され、事故による治療費や物の保険は付帯されていない点③キャッシュレス・医療通訳など日本の海外旅行保険に加入した場合に付帯されるサービスが受けられない点などがポイントです。

現地での治療費などの実負担金額を下げておきたい場合、不足する補償内容を手厚くしておきたい場合、付帯サービスを受けたい場合などは日本の海外旅行保険にも加入される方が多いです。現地で補償される補償は、日本で加入する海外旅行保険では外すもしくは補償内容を下げて、現地で補償されない部分を手厚くするようなプラン設計をする方も多いです。

留学保険選びの考え方としては、補償充実プラン、補償通常プラン、補償少ないプランの3つに切り分けてどこまでの補償を入れ込むか・削減するかを考えることが重要です。ご自身の健康状態やACCの補償内容などを加味しながら、最終的にどのプランにすることがいいか決定していくプロセスがいいでしょう。

ニュージーランドの留学保険料を安くする方法

保険料を抑えるには、1.補償内容をカスタマイズすること、2.最適な保険会社を選択することが重要です。ニュージーランド現地では治療費が高額になるケースが多いですので、治療救援費用は基本的に多めに設定しておきつつ、死亡補償、航空機関連の補償などは発生頻度が低いもしくは負担額が少ないため保険は不要と考えるのであれば削っても良いでしょう。

現地に持っていく携行品の量などを鑑み、生活用動産や携行品損害の補償金額をカスタマイズする点も保険料を調整できるポイントになります。

ノートパソコン、リュック、スケジュールが書かれたノート
コロナ禍で気をつけたい海外留学保険のベストな選び方を解説!

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ニュージーランド留学3ヶ月の留学保険プラン例

補償面AプランBプランCプラン
傷害死亡1,000万円1,000万円1,000万円
傷害後遺障害1,000万円1,000万円1,000万円
治療・救援費用2,000万円3,000万円無制限
緊急歯科治療費用---
疾病死亡500万円1,000万円1,000万円
賠償責任1億円1億円1億円
携行品損害-10万円-
生活用動産30万円-30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用-3万円10万円
航空機遅延-あり2万円
テロ等対応費用---
弁護士費用---
保険料50,620円56,340円58,520円
上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。

 

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ニュージーランド6ヶ月の留学保険プラン例

補償面AプランBプランCプラン
傷害死亡1,000万円1,000万円1,000万円
傷害後遺障害1,000万円1,000万円1,000万円
治療・救援費用2,000万円3,000万円無制限
緊急歯科治療費用---
疾病死亡500万円1,000万円1,000万円
賠償責任1億円1億円1億円
携行品損害-10万円-
生活用動産30万円-30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用-3万円10万円
航空機遅延-あり2万円
テロ等対応費用---
弁護士費用---
保険料110,690円121,440円127,870円
上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。

 

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ニュージーランド1年渡航の場合の留学保険プラン例

補償面AプランBプランCプラン
傷害死亡1,000万円1,000万円1,000万円
傷害後遺障害1,000万円1,000万円1,000万円
治療・救援費用2,000万円3,000万円無制限
緊急歯科治療費用---
疾病死亡500万円1,000万円1,000万円
賠償責任1億円1億円1億円
携行品損害-10万円-
生活用動産30万円-30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用-3万円10万円
航空機遅延-あり2万円
テロ等対応費用---
弁護士費用---
保険料213,970円240,570円247,260円
上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。

 

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ニュージーランドの現地民間保険の加入検討ポイント

ニュージーランドの現地企業が取り扱っている保険で代表的なのがOrbit社、ユニケア社、SCTI社の3社です。

ニュージーランド現地保険ではこの3社のみがニュージーランド教育省の規定を完全にクリアーしている保険プランを取り扱っております。それでは3社の留学生向けプランのメリット、デメリットを見比べていきましょう。

Orbit社

フラットやホームステイなど、滞在のスタイルに関らず携行品までされるところが特徴の会社。保険会社のランクはAA-。

Orbit社のメリット

・卒業後オープン・パーミット・ビザで滞在する場合は保険契約を延長できる。

・カイロプロテクターなど代替医療にも年間$300まで適用される。

・所持金の盗難や処方レンズなど海外旅行保険では免責となる事項も補償される場合がある。

Orbit社のデメリット

・Primeプランに入らないと携行品は補償されない。

・他国滞在時の補償期間が短い。(近隣地域は31日間、その他は9日間)

・携行品の場合$150、個人賠償は$50免責(自己負担)となる。

・日本語サポートがない。

・キャッシュレスサービスがない。

SCTI(サザンクロス・トラベル・インシュランス)社

NZ国内大手の旅行保険会社。所属しているサザンクロス・ヘルスケア・グループはNZ最大手の医療保険会社で、様々な民間病院と提携している。保険会社のランクはA。

SCTI社のメリット

・一時帰国中填補の補償期間が海外旅行保険に比べて60日間長い。

・高額品(カメラ、PCなど)の1点あたりの携行品損害補償額が高い。最低$1500。

・コンタクトレンズなど海外旅行保険で免責の事項も補償対象内の場合がある。

・高額な医療費負担が発生した場合はキャッシュレス対応にしてくれることもできる。

SCTI社のデメリット

・携行品の補償に免責額(自己負担額)が発生する。

・キャッシュレス対応がない。

・日本語サポートがない。

・他国での補償が31日まで

ユニケア社

ユニケア社のメリット

・24時間緊急サポートチームがある。

・アルコールや薬物摂取など、海外旅行保険では免責となる事項も補償している場合がある。

・歯科治療もカバーされる。

・携行品1点につき補償額が高い。

ユニケア社のデメリット

・日本に一時帰国すると失効する。

・解約返戻金は発生しない。

・日本語サービスは24時間ではない。

・キャッシュレスサービスがない。

各社様々なメリット・デメリットがありますが、共通して言えるのは現地の保険は海外旅行保険に比べて保険料が安く補償範囲が広い分、24時間日本語サポートやキャッシュレス・サービスがなく、また自己負担額が発生するケースが出てくるなどデメリットがあるということです。複数の保険会社を見比べた上で保険加入を検討しましょう。

ニュージーランドでコロナに感染した場合の留学保険

ニュージーランドで新型コロナウイルスに感染した場合、留学保険で対象となるのでしょうか。留学保険での新型コロナウイルスの扱いは他の病気と同じ扱いなので、留学保険でも補償の対象となります。通院費・入院費・薬代に加えて、入院3日以上した場合は日本からご家族が駆けつける費用も補償されます。

ポイントとしては、留学保険の24時間日本語サポートです。コロナに感染しているかもしれない不安の中、不慣れな英語でご自身で対応するのは心配かもしれません。一方、留学保険では保険会社のサポートの元に病院の手配をしてくれます。

保険会社の対応はすべて日本語ですし、緊急性がある場合は保険会社から日本のご家族に連絡することもあります。留学保険に加入しておくことで、費用面以外にも安心感をもつことができると思います。コロナに感染した場合については、下記の記事に詳細を解説していますのでご確認ください。

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【必見】新型コロナウイルスに関する海外旅行保険の補償内容を解説

続きを見る

ニュージーランド留学における留学保険選びのポイント

ニュージーランドでは、怪我の治療費補償としてACCの社会保険制度が存在し、また公立の病院治療だと治療費が基本的には無料ですので、社会保障の充実した国と言えるでしょう。

しかしながら、日本と同じ感覚で治療を受けるうえで、リスク回避しておきたいポイントとすると、GPの診察代(有料)、公立病院の待ち時間問題もあるため私立病院で治療を受けなければならない場合の治療費、持ち物の盗難などに備えることとなります。留学保険は加入しておくべきかとは思いますが、どのプランで加入するか、何の補償を下げてどの補償内容はしっかりしたものを使っておくかなど選択肢は多いかと思います。充実したニュージーランド生活を送るためにも、現地に行ってから後悔するようなプラン選択だけはしたくないですね。

最短“即日”見積もり

保険Timesでは、語学留学、海外進学など多種多様な目的で海外渡航するお客様を中心に顧客満足度96.2%、累計10,000件以上のご契約をいただいております。

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本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
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  • この記事を書いた人

保険Times Magazine編集部

保険Times(株式会社インシュアランスブレーン)では、海外旅行保険(留学・ワーホリ・駐在・海外長期渡航など)・火災保険・法人損保に関するお問い合わせを日々多数いただいています。その中で、お客様からのご質問・やり取りの中から「この情報は保険加入前に知っておいた方がいいな」といった内容を記事にまとめて保険の選び方を発信しています。 スタッフの詳細なご紹介:https://hokentimes.com/oversea/staff

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