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アイルランドのワーホリ保険は必須?1年分が必要な理由と選び方

(アイキャッチ)アイルランドワーホリ保険の選び方

アイルランドのワーホリでは、保険への加入が許可証を受け取るための必須条件です。在日アイルランド大使館は「滞在期間をカバーする医療保険」の英文の証明を求めており、入国後の在留許可の登録(IRP登録)でも入院の補償がある保険証券の原本が必要です。1年滞在するなら、出発前に1年分のワーホリ保険に入るのが基本です。

この記事のポイント
✓ワーホリの許可証には滞在期間をカバーする医療保険の英文の証明が必要です。滞在期間は申請のときに決め、その期間をカバーする保険の証明が必要です。滞在を始めてから期間を延ばすことはできません
✓入国後のIRP登録では、本人名義の保険証券の原本(入院の補償と日付が分かるもの)を見せる必要があります
✓ダブリンの大学病院の料金表では、入院1泊が1,210ユーロ(約21.5万円)。保険料は、海外保険Timesで1年の保険に入った方の中央値(真ん中の人)で約21.5万円です
眞榮城
この記事の監修者
眞榮城 孝浩
保険相談Times 編集部 兼 海外保険アドバイザー
損害保険募集人海外旅行保険・ワーホリ保険の相談4,000件以上
海外旅行・留学・ワーキングホリデーの保険相談に携わり、渡航目的や滞在期間に応じた補償選びを案内しています。保険相談Timesで留学・ワーホリ保険の記事を監修・執筆しています。
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目次

アイルランドのワーホリに保険は必須?

答えは、必須です。保険に入っていないと、ワーキング・ホリデーの許可証(ワーキング・ホリデー・オーソリゼーション。いわゆるワーホリビザ)を受け取れません。保険の証明が求められる場面と、その条件を順に見ていきます。

アイルランドのワーホリで保険が必要になる場面:申請許可のメール、書類の郵送(保険の証明)、許可証の発給、入国後のIRP登録(保険証券の原本)、滞在中

許可証の申請で求められる保険の条件

在日アイルランド大使館の申請のご案内では、申請資格の1つに「滞在期間をカバーする医療保険に加入すること」が挙げられています1。申請許可のメールを受け取ったあと、ほかの書類と一緒に医療保険証券または付保証明(英文原本とA4のコピー1枚)を郵送で提出します。

保険の証明が要る場面出すもの・見せるもの主な条件
許可証の申請(申請許可のメールのあと)医療保険証券または付保証明(英文原本とA4のコピー1枚)滞在期間をカバーしていること
入国後のIRP登録本人名義の保険証券の原本滞在の全期間について、入院を含む医療費の補償があり、日付が分かること

※出典:在日アイルランド大使館1、アイルランド法務省 入国管理局(ISD)2

申請資格には、18歳以上30歳以下であることや、50万円以上の預金があることなども含まれます。申請費用は17,300円です1。年間の発給枠は800名です3。申請の流れや費用の総額は、アイルランドのワーホリ費用の記事でまとめています。

保険の期間が滞在できる期間を決める

アイルランドのワーホリでは、滞在期間は申請のときに決め、その期間をカバーする保険の証明が必要です。大使館のよくある質問では、滞在期間は申請の段階で決め、その期間をカバーする医療保険の証明を出すこと、滞在を始めたあとに期間を延ばすことはできないことが説明されています4。

たとえば、保険料を抑えようと半年分だけ入ると、滞在できる期間も半年に限られるおそれがあります。最長の1年を過ごしたいなら、入国日から1年をカバーする保険を選びます。予定より早く帰国したときは、解約すると保険料の一部が戻る場合があります(後の章で説明します)。

入国後のIRP登録でも保険証券の原本が必要

アイルランドに入国したら、IRP登録をします。入国管理局(ISD)の必要書類の案内では、ワーホリの人は、パスポートと許可証に加えて民間の医療保険か、医療の補償がある旅行保険の保険証券の原本を持参するよう求められています2。保険証券は本人名義で滞在の全期間をカバーし、入院の補償と日付が書かれている必要があります。

IRPの登録料は300ユーロ(約5.3万円)で、支払いはクレジットカードかデビットカードに限られます2。英文の保険証券は印刷し、原本として持参できるようにします。

保険相談Times編集部

保険の証明は、申請のときと入国後のIRP登録のときの2回いります。あとから滞在期間を延ばすことはできないので、1年いたいなら1年分で入っておきましょう。

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クレジットカード付帯の保険で代わりになる?

クレジットカード付帯の海外旅行保険だけで1年のワーホリをまかなうのは、現実的ではありません。カードの補償は出国から90日までのものが多く見られ、滞在期間をカバーできないためです。

カードの保険だけでは1年をカバーできない:カードの補償は90日までが多く、日本の海外旅行保険は出国後に契約できないため、出発から1年をワーホリ保険でカバーする

大使館のよくある質問では、クレジットカードの保険と別の医療保険を組み合わせることも、補償のない日が1日もなければ認められています4。ただし、日本の海外旅行保険は日本を出発してから帰ってくるまでの期間で契約するもので、出国したあとに海外から新しく契約することはできません5。そのため、「最初の3か月はカードの保険、そのあとからワーホリ保険」という入り方は、日本の保険では基本的にできません。

海外保険Timesに寄せられる相談でも、「最初の3か月だけクレジットカードの保険を使い、その後から保険に入れないか」という質問は多くあります。

比べる点クレジットカード付帯の保険ワーホリ保険
補償の期間出国から90日までのものが多く見られる1年など、滞在期間に合わせて選べる
許可証の申請・IRP登録単独では滞在期間を満たしにくい滞在期間をカバーした英文の証券を用意できる
治療・救援費用数百万円程度のものが多い2,000万円以上や無制限も選べる
住まいの持ち物・賠償対象外や金額が小さいことがある生活用動産・賠償責任を付けられる
適用の条件旅行代金をカードで払う「利用付帯」のカードもある加入していれば対象

※一般的な傾向です。カードや保険の補償内容は商品によって違うため、カード会社の案内や保険の約款で確かめてください。

保険相談Times編集部

カードの保険は90日くらいで切れるものが多いです。ワーホリ保険を土台にして、カードの保険は上乗せと考えておくと安心です。

アイルランドの医療費と治安のリスク

保険は申請のためだけでなく、現地の医療費と盗難への備えとしても欠かせません。アイルランドの医療の仕組みと、実際の料金を見ていきます。

アイルランドの医療の仕組み

アイルランドの医療機関には、公営医療とプライベート医療の2種類があり、どちらも先進国の医療水準とされています。急ぎでない症状は、まずかかりつけ医(GP)を受診し、必要に応じて専門医を紹介してもらうのが基本です。外務省の「世界の医療事情」によると、公営医療は混雑が続いており、専門的な診療を受けるまでに数か月、ときには1年以上待つこともあります6。

GPの診察は、公営医療を受けられる人でも原則として診察料がかかります。検査や入院が必要になると、医療費が高額になることもあります。また、自分の判断で救急科を受診し入院が必要ないとされた場合は100ユーロ(約1.8万円)を求められます。救急車の利用にも費用が請求されます6。

なお、アイルランドの公的な情報サイトCitizens Informationは、1年以上住んでいるか1年以上住む予定の人を「通常居住者」とし、公立病院のサービスを無料または減額で受けられるとしています7。ただし、ワーホリの人が当てはまるかどうかは滞在の状況によります。待ち時間の短いプライベート医療を使う場面も多いため、日本で入る保険で医療費に備えておくのが基本です。

入院1泊で約21.5万円の病院もある

ダブリンのセント・ヴィンセント大学病院は、EU域外の人など通常居住者でない患者の料金を次のように公表しています8。

料金の項目金額
救急外来(1回)300ユーロ(約5.3万円)
入院(1泊)1,210ユーロ(約21.5万円)
日帰りの入院・処置(1回)605ユーロ(約10.8万円)
同じ料金で10泊入院した場合12,100ユーロ(約215万円)
ダブリンの大学病院の料金(EU域外の人など):救急外来300ユーロ(約5.3万円)、日帰り605ユーロ(約10.8万円)、入院1泊1,210ユーロ(約21.5万円)、10泊で12,100ユーロ(約215万円)

1ユーロ=約178円(2026年10月2日時点。三菱UFJ銀行の公表仲値177.69円)で換算しています9。病院の料金表に載っている金額の例で、受ける治療によって請求の内容は変わります。手術や長い入院が必要になると、アイルランドのワーホリの予算では払いきれない高額な自己負担になることも考えられます。

保険相談Times編集部

入院1泊で約21.5万円、10泊なら約215万円です。治療・救援費用は「2,000万円以上」を目安に選んでおくと、入院や日本への搬送まで備えやすくなります。

ダブリン中心部ではスリや置き引きに注意

在アイルランド日本国大使館の「安全の手引き」(2026年5月25日更新)では、2025年の主要な犯罪の認知件数はいずれも減少傾向にある一方、薬物に関わる犯罪や公共の場所での粗暴な行為は増えており、オンライン詐欺も多く起きているとされています10。

同じ手引きでは、オコンネル通りやグラフトン通り、テンプルバー地区などの繁華街で、背負ったリュックから財布を抜き取られる被害や、ホテル・空港での手続き中に足元のバッグを持ち去られる被害が挙げられています10。スマホやパソコンを持ち歩くなら携行品損害、シェアハウスに置く物には生活用動産の補償を付けておくと、盗難にも備えられます。

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※加入実績・渡航支援実績は2017年〜2026年10月の集計(海外保険Times調べ)

アイルランドのワーホリ保険の選び方

ワーホリ保険は、治療・救援費用を厚くしたうえで、持ち物と暮らし方に合わせて補償を足していくのが基本です。

治療・救援費用は2,000万円以上が目安

治療・救援費用は、現地での治療費のほか、日本への搬送や家族が駆けつける費用にも使う、いちばん大切な補償です。海外保険Timesで成約したワーホリの契約では、約99%(98.8%)の方が2,000万円以上を選んでいます。内訳は2,000万円台が44.9%、無制限が31.4%、3,000万円以上(無制限を除く)が22.5%、1,000万円台は1.2%でした。

ワーホリで選ばれている治療・救援費用の金額:2,000万円台44.9%、無制限31.4%、3,000万円以上22.5%、1,000万円台1.2%

海外保険Timesの調べ(2025年10月〜2026年9月に成約したワーホリの契約。基本の金額で、上乗せの特約は含まない。海外保険Timesが提案したプランの中から選ばれた金額)

治療・救援費用の考え方は、海外旅行保険の治療費はいくら必要?の記事でも詳しく紹介しています。

ワーホリ保険の主な補償

ワーホリ保険で選べる主な補償は、次のとおりです。長期の滞在で起きやすいトラブルに合わせて組み合わせます。

補償項目何が補償されるか
治療・救援費用病気・けがの治療費、日本への搬送、家族が駆けつける費用など
賠償責任他人にけがをさせた、他人の物を壊したとき
携行品損害持ち歩くスマホやカメラなどの盗難・破損
生活用動産シェアハウスなど住まいに置いた物の盗難・破損
傷害死亡・疾病死亡けがや病気で亡くなったとき
歯科治療費用(特約)歯の治療(付けた場合のみ)
緊急一時帰国費用家族の危篤などで一時帰国するとき
一時帰国中補償特約一時帰国中に日本で受けた治療(条件は商品によって違う)

持ち物の補償の違いは生活用動産と携行品損害の違い、提携病院で立て替えずに受診できる仕組みはキャッシュレスメディカルサービスの記事で解説しています。

自分の状況に合わせた補償の選び方

治療・救援費用をベースに、自分の状況に当てはめて補償を足していきます。

あなたの状況考えたい補償(目安)
英語での病院や請求のやりとりに不安がある日本語のサポートとキャッシュレス受診がある保険
ノートパソコンやカメラなど高価な物を持っていく携行品損害・生活用動産
シェアハウスに住む・自転車に乗る賠償責任(他人の物を壊した、人にぶつかったときに備える)
週末にヨーロッパ各国を旅行したい補償される地域の条件を申し込みのときに確認
途中で一時帰国する予定がある一時帰国中補償特約の条件を確認
保険料をできるだけ抑えたい死亡補償などを見直し、治療・救援費用と賠償責任は残す

補償される例・されない例

ワーホリ中によくある場面がどう扱われるかの例です(商品や約款によって違います)。

場面補償
急病でGPを受診し、入院した○ 治療・救援費用
カフェで置き引きにあい、スマホを盗まれた○ 携行品損害(置き忘れ・紛失は対象外)
シェアハウスで水を出しっぱなしにし、下の階を水浸しにした○ 賠償責任
アルバイト中にお客さんの物を壊した× 仕事中の賠償は対象外のことが多い
渡航前からの持病が悪化した× 原則対象外(一部の商品は特約で補償)
虫歯の治療× 歯科治療費用の特約がなければ対象外
保険相談Times編集部

仕事中の賠償や持病、歯の治療は対象外になりやすいところです。気になる場面があれば、申し込みの前に約款で確かめましょう。

保険料はどう決まる?1年の目安は?

海外保険Timesで、アイルランドのワーホリのために1年の保険に入った方の保険料は、中央値(真ん中の人)で約21.5万円でした。中ほどの半分の方は、約21.4万〜25.4万円の間です。1年間で治療・救援費用を無制限にしたり、持ち物の補償を厚くしたりすると、30万円前後になることもあります。

海外保険Timesの調べ(2025年10月〜2026年9月に成約した契約。1名・1年の契約)

保険料を決める要素保険料への影響
保険期間長いほど高くなる
年齢年齢が上がると高くなる
治療・救援費用の金額大きくするほど高くなる(無制限がもっとも高い)
持ち物・賠償などの補償付けるほど高くなる
歯科治療などの特約付けると高くなる

保険料には決まった定価がなく、期間と補償の組み合わせなど条件によって変わります。死亡補償など必要性の低い補償を見直すと保険料を抑えられますが、治療・救援費用と賠償責任は削りすぎないようにしましょう。自分の条件での金額は、海外保険Timesへのお問い合わせか、無料のメール見積もりで確かめてください。

保険料の目安や国ごとの条件は、ワーホリ保険の選び方の記事でも紹介しています。

海外保険Timesでは、AIG損保、ジェイアイ傷害火災保険、東京海上日動のワーホリ向けの保険を取り扱っています。日本語のサポート、キャッシュレスで受診できる病院、歯科治療や一時帰国の特約、英文の付保証明の発行のしかたは保険会社や商品によって違うため、見積もりのときに自分に必要な点を確かめてください。取り扱っている保険の一覧はワーホリ保険の比較のページで紹介しています。

相談を受ける海外旅行保険のアドバイザー

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ワーホリ保険はいつ、どう申し込む?

ワーホリ保険は、申請許可のメールを受け取ったらすぐに申し込み、日本を出発する日から入国後1年をカバーするように入ります。

申請許可のメールが来たらすぐに準備する

保険の準備は、申請許可のメールを受け取ったら、すぐに始めます。保険の証明は、許可証の発給前に郵送する書類に含まれるためです。2026年の申請受付は、1月15日〜2月6日(2026年9月30日より前に渡航する人)と、7月15日〜7月31日(2026年10月1日以降、2027年3月20日より前に渡航する人)の2回でした11。

保険の申し込みから英文の保険証券や付保証明が発行され、手元に届くまで、日数がかかることがあります。海外保険Timesでは出発の1〜2営業日前までお申し込みいただけますが、アイルランドのワーホリは書類の郵送に保険の証明が必要なため、出発日ではなく書類を出す日から逆算して準備しましょう。

アイルランドは、海外保険Timesへのワーホリの相談で5番目に多い渡航先です(5.8%)。相談全体では、相談の時期の中央値(真ん中の人)は出発の27日前(約4週間前)で、22.3%は出発1週間以内のご相談でした。

海外保険Timesの調べ(2025年10月〜2026年9月に寄せられた相談。長期の渡航の相談が中心)

保険相談Times編集部

アイルランドは「出発日」ではなく「書類を送る日」までに保険の証明がいるのがポイントです。申請許可のメールが届いたら、すぐに保険の準備を始めましょう。

申し込みの流れと保険期間の決め方

申し込みは、次の流れで進みます。

  1. 渡航日・帰国予定日・滞在先を決め、見積もりを依頼します
  2. 補償を選び、申し込みフォームに氏名・生年月日・渡航期間などを入力します(健康状態の告知があります)
  3. 保険料を支払い、英文の保険証券や付保証明を受け取ります

保険期間は、日本の自宅を出発する日から始まるように設定します5。終わりの日は、入国から1年の滞在をカバーできる日にします。持病や通院中の病気がある方は、告知の内容によって申し込みに時間がかかることがあるため、早めにご相談ください。

ワーホリ中に保険を使うときの注意点

現地で病院にかかるとき

急ぎでない症状は、まずGPを予約して受診します。命に関わる緊急のときは、999か112に電話します6。受診の前に保険会社のサポートデスクに連絡すると、提携病院ならキャッシュレスで受診できるよう手配してもらえます。提携していない病院では一度立て替え、あとから診断書と領収書をそろえて請求します。

一時帰国するとき

保険によっては、一時帰国中に日本で受けた治療を補償する一時帰国中補償特約があります。補償される条件(一時帰国の日数の上限や、もとの滞在先に戻ることなど)は商品によって違うため、一時帰国の予定があれば申し込みの前に確かめてください。詳しくは一時帰国中の保険の記事をご覧ください。

予定より早く帰国するとき

予定より早く帰国したときは、保険を解約すると、残りの期間の保険料の一部が戻る場合があります。ただし、残りの日数などによっては返金されないこともあります12。帰国の日が決まったら、早めに連絡しましょう。

アイルランドのワーホリは入国から最長1年で1、許可証の期限が来たら出国する必要があります2。滞在を延ばすための保険の延長は基本的に考えなくてよいため、最初から1年分で入っておくのが分かりやすい方法です。

アイルランドのワーホリ保険に関するよくある質問(FAQ)

アイルランドのワーホリに保険は必須ですか?

はい、必須です。許可証を受け取るには、滞在期間をカバーする医療保険の英文の証明が必要です。入国後のIRP登録でも、本人名義の保険証券の原本を見せる必要があります。

保険はいつまでに入ればいいですか?

申請許可のメールを受け取ったら、すぐに準備を始めるのがおすすめです。許可証の発給前に郵送する書類に保険の証明が含まれるため、書類を出す日までに英文の証券や付保証明を用意する必要があります。

クレジットカード付帯の保険だけで申請できますか?

補償の切れ目がなく滞在期間をカバーできれば組み合わせも認められていますが、カードの補償は出国から90日までのものが多く見られます。日本の海外旅行保険は出国後に新しく契約できないため、1年のワーホリなら出発前にワーホリ保険に入っておくのが現実的です。

日本の健康保険(海外療養費)で代わりになりますか?

代わりにはなりません。日本の健康保険には海外で払った医療費の一部が戻る海外療養費の制度がありますが、戻る額は日本国内で同じ治療を受けた場合の費用を基準に計算し、自己負担分を引いた額です13。海外の実際の医療費との差は自己負担になり、IRP登録で求められる民間の医療保険や旅行保険の保険証券にも当たりません2。

アイルランドのワーホリ保険の保険料はいくらですか?

海外保険Timesで、アイルランドのワーホリのために1年の保険に入った方の保険料は、中央値(真ん中の人)で約21.5万円でした。中ほどの半分の方は、約21.4万〜25.4万円の間です。治療・救援費用を無制限にしたり持ち物の補償を厚くしたりすると、1年で30万円前後になることもあります。自分の条件での金額は、無料のメール見積もりで確かめられます。

アイルランドでワーホリするにはいくら必要ですか?

1年間の支出は約400万〜510万円、出発前に用意したい金額は約170万〜220万円が目安です(保険料を含む)。この金額は、航空券・語学学校・家賃・生活費などを1ユーロ=約178円で積み上げたアイルランドのワーホリ費用の記事の試算で、内訳と計算の前提もそちらで紹介しています。

アルバイト中のけがは補償されますか?

カフェやパブなどでの仕事中のけがの治療費は、一般的に治療・救援費用の対象になります。ただし、仕事中に他人の物を壊したなどの賠償は対象外のことが多く、職種によって補償に条件がある場合もあります。働く予定の仕事が決まっていれば、申し込みの前にお知らせください。

アイルランドからヨーロッパ各国へ旅行するときも使えますか?

保険期間中の海外での事故であれば、旅行先でも補償の対象になるのが一般的です。ただし、補償される地域の条件は商品によって違うため、周遊の予定がある場合は申し込みのときにお知らせください。

早く帰国したら保険料は戻りますか?

解約すると、残りの期間の保険料の一部が戻る場合があります。残りの日数などによっては返金されないこともあるため、帰国日が決まったら早めに連絡してください。

歯の治療は保険で補償されますか?

一般的なワーホリ保険では、虫歯などの歯科治療は対象外です。歯科治療費用特約を付けると補償されますが、保険料は高くなります。出発前に日本で歯科検診と治療を済ませておくことをおすすめします。

まとめ

アイルランドのワーホリ保険のポイントをまとめます。

  • 保険は許可証の必須条件です。滞在期間をカバーする医療保険の英文の証明が必要です
  • 滞在期間をカバーする保険の証明が必要で、あとから延ばせないため、1年滞在するなら1年分で入ります
  • 入国後のIRP登録では、本人名義の保険証券の原本(入院の補償と日付が分かるもの)が必要です
  • ダブリンの大学病院では入院1泊で約21.5万円の料金表もあり、治療・救援費用は2,000万円以上が目安です
  • 保険料は、海外保険Timesで1年の保険に入った方の中央値(真ん中の人)で約21.5万円です。補償を厚くすると1年で30万円前後になることもあります
  • 海外保険Timesは出発の1〜2営業日前まで申し込めますが、アイルランドは書類を送る日までに保険の証明を用意します

アイルランドのワーホリ保険選びに迷ったら、海外保険Timesにお気軽にご相談ください。条件をお送りいただければ、保険料の見積もりをメールでお届けします。

アイルランド渡航の関連記事:アイルランドのワーホリ費用/ワーホリ保険の選び方/クレジットカードの保険で十分?/アイルランド留学の保険

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※本記事に記載の制度・保険料・医療費・保険会社のサービスに関する情報は記事更新時点のものであり、今後変更される可能性があります。最新の情報は在日アイルランド大使館やアイルランド入国管理局、保険会社の資料をご確認ください。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

出典・参考


  1. 在日アイルランド大使館「アイルランド-日本 ワーキング・ホリデープログラム 申請のご案内」(2025年12月24日版)(2026年10月4日確認) ↩

  2. アイルランド法務省 入国管理局(Immigration Service Delivery)「Required Documents」(2026年10月1日更新)(2026年10月4日確認) ↩

  3. 外務省「ワーキング・ホリデー制度」(令和8年4月1日更新)(2026年10月4日確認) ↩

  4. 在日アイルランド大使館「ワーキング・ホリデー よくある質問(FAQ)」(2026年10月4日確認) ↩

  5. 東京海上日動「【海外旅行保険】日本を出国した後に、海外から契約することはできますか?」(2026年10月4日確認) ↩

  6. 外務省「世界の医療事情 アイルランド」(令和6年10月1日更新)(2026年10月4日確認) ↩

  7. Citizens Information「Entitlement to health services」(2026年10月4日確認) ↩

  8. St Vincent’s University Hospital「Patient Charges」(2026年10月4日確認) ↩

  9. 三菱UFJリサーチ&コンサルティング「外国為替相場」(三菱UFJ銀行の公表相場。2026年10月2日)(2026年10月4日確認) ↩

  10. 在アイルランド日本国大使館「安全の手引き」(2026年5月25日更新)(2026年10月4日確認) ↩

  11. 在日アイルランド大使館「ワーキングホリデー・プログラム」(2026年10月4日確認) ↩

  12. 東京海上日動「【海外旅行保険】保険期間の途中で帰国した場合、未経過分の保険料は返してもらえますか?」(2026年10月4日確認) ↩

  13. 全国健康保険協会(協会けんぽ)「海外療養費」(2026年10月4日確認) ↩

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