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カナダ ワーホリ保険は必要?【2026年最新】おすすめプランと安く抑えるコツ

カナダワーホリ保険比較
  • カナダのワーホリ保険、比較してもどれを選べばいいのかわからない…
  • 医療費が高いって聞くけど、どこまで補償を付けるべき?
  • 結局みんな、どの保険に入ってるの?本当に必要?

これからカナダのワーホリ保険を検討する方は、そんな不安や疑問をお持ちではないでしょうか?

この記事では、複数の保険を比較しなくても「必要な補償」「選び方」「おすすめ保険」が理解できるよう、ポイントを整理してわかりやすく解説します。

保険相談Times編集部

ワーホリ保険を自分で選ぶのは大変ですよね。この記事では、読み終えたころには自信を持って選べるように補償内容や選び方を順番に丁寧に説明しています。

カナダの【留学保険の選び方】については、こちらの記事で詳しく解説しています。

目次

【結論】カナダワーホリ保険のおすすめ3パターン

カナダワーホリの保険は「どれを選べばいいのか?」が最も悩むポイントです。
結論から言うと、何を重視するか?によっておすすめの保険は3パターンに分かれます。

  1. 安心重視の方治療・救援「無制限」+生活用動産+賠償1億円(日本のワーホリ保険)
  2. バランス重視の方治療・救援2,000〜3,000万円+生活用動産+賠償1億円(日本のワーホリ保険)
  3. 節約重視の方:現地BIIS/TuGoなど医療特化保険プラン+日本のクレカ保険を併用

安心重視プラン:補償手厚め・ワーホリ初心者向け

【構成】日本の海外旅行保険(治療・救援 “無制限”)+ 生活用動産 + 賠償1億円

カナダワーホリ保険 安心重視プラン:日本の海外旅行保険(治療・救援無制限)で高額医療をフルカバー

医療費が高いカナダで最も安心できるプラン。
救急・入院・手術などの高額医療に対して、補償が無制限または超高額に設定されており、
「初めての海外生活で不安…」「絶対にリスクを取りたくない」という方に最適です。

  • トラブル対応が日本語・24時間で安心
  • スポーツ・通学・仕事中の怪我にも広く対応
  • ワーホリの典型的な事故(交通事故・スポーツ事故・火傷など)も十分カバー

迷ったらまず検討したい、最も“失敗しない”プランです。

バランス重視プラン:費用と補償のバランスが良い組み合わせ

【構成】治療・救援 2,000〜3,000万円 + 生活用動産 + 賠償1億円

カナダワーホリ保険 バランス重視プラン:日本のワーホリ保険で治療救援費用と賠償責任1億円を確保しつつ節約も両立する構成

保険料はできるだけ抑えつつ、
1年間のワーホリで必要な補償はしっかり確保したい人向けのバランス型。

  • 救急・入院など主な医療リスクはカバーできる
  • 盗難(PC・スマホ)や賠償など、ワーホリ中によくあるトラブルにも対応
  • 日本の保険会社でも比較的リーズナブル

“安心しながら節約したい” という多くのワーホリ経験者が選ぶ定番です。

節約プラン:最低限の補償で保険料を安く抑える方法

【構成】現地医療特化保険(BIIS / TuGo など)+ 日本のクレカ付帯保険を併用

カナダワーホリ保険の節約術:現地保険と日本のクレジットカード付帯保険を組み合わせて医療費を最低限カバーするプラン

とにかく費用を抑えたい人向けのミニマム構成。
医療費のみを現地保険でカバーし、その他の補償(携行品・賠償など)はクレカ保険や自己負担で調整します。

  • 1年で数万円レベルまで安くなることも
  • 医療費の補償額はやや低めのため「最低限の安全確保」という位置づけ
  • 盗難・破損・賠償などは弱いので、生活リスクを考えて追加調整が必要

「とにかく予算最優先」「最低限でいい」という人専用の割り切りプランです。

3パターンの比較表(保険料・補償内容・向いている人)

プラン補償の厚さ医療費の安心度保険料向いている人
安心重視★★★★★非常に高い高い初めての海外生活/不安が強い人
バランス★★★★☆高い中間迷ったらコレ/一般的なワーホリ層
節約★★☆☆☆最低限安い予算最優先/割り切る人

以上が、カナダワーホリで最初に検討すべき「おすすめ3パターン」です。


とはいえ、そもそもなぜここまでワーホリ保険を重視する必要があるのでしょうか?
次の章では、“なぜ海外保険がカナダワーホリで必須なのか” を加入しないリスクに焦点を当てて解説します。

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保険Timesでは、ワーホリ、二カ国留学など多種多様な目的で海外渡航するお客様を中心に顧客満足度96.2%、累計10,000件以上のご契約をいただいております。

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カナダワーホリ保険は本当に必要?未加入リスクと入国要件を解説

治安

結論から言うと、カナダのワーキングホリデーにおいて、日本の保険か現地の民間保険かを問わず渡航前の保険加入は「任意」ではなく「原則必須」です。

「費用を節約したい」と考える方もいるかもしれませんが、「保険に全く加入しない」という選択肢は、カナダのルール上難しいとされています。未加入のリスクは計り知れず、その理由はカナダの「入国ルール」と「医療事情」という2つの大きな側面にあります。

入国審査で保険証券の提示が義務付けられている

カナダ政府は、ワーキングホリデー(IEC)の参加者に対し、滞在予定期間の全日程をカバーする保険に加入していることを必須の参加条件1としています。

カナダ到着時の入国審査では、審査官から英文の保険加入証明書(保険証券)の提示を求められることがあり、もし提示できなければ以下のようなペナルティを受ける可能性があります。

入国拒否・・・最悪の場合、保険に加入していないことを理由に、カナダへの入国そのものを拒否されるリスクがあります。

滞在期間(ビザ)の短縮・・・これが最も現実的で多いトラブルです。例えば、1年(12ヶ月)滞在する予定でも、提示した保険証券の期間が6ヶ月しかなければ、ビザ(就労許可証)の有効期間も6ヶ月に短縮されてしまいます。
この短縮されたビザは、原則として後からカナダ国内で延長することはできません。

「現地に到着してから加入する」という言い訳は通用しないため、必ず日本を出国する前に、滞在全期間をカバーする保険に加入し、英文の証明書を準備しておく必要があります。

※ただし、海外保険Timesのお客様ですでにカナダへ渡航された方に伺うと、直近はケースバイケースになっているようです。しかし、事前加入しておいて越したことはないと言えるでしょう。

日本の健康保険が効かず医療費が高額になる恐れ

保険プランを検討する上で、一番のカギとなるのが現地での医療費ですが、カナダは日本より医療費がはるかに高い傾向です。

カナダは日本からの距離が遠いため、現地で大きな病気や事故にあった場合に、チャーター機で日本に緊急搬送されるという事態になった場合、搬送費用が非常に高額となる傾向にあります。

ワーホリ保険とは、ワーキングホリデーで海外に滞在している間にトラブルが起きた時や治療を受ける必要が出た時に自分の身を助けてくれる保険です。

重度の事故にあってしまった場合、保険に加入していない人は病院での治療を断られる可能性もあるので、海外生活での安心を補償するものだといえます。

重度の事故にあってしまった場合、保険に加入していない人は病院での治療を断られる可能性もあるので、海外生活での安心を補償するものだといえます。

【実録】もしも保険に入らなかったら…ワーホリ中の「無保険」が招いた悲劇

カナダの医療費事情:たった4日の入院で高額請求されるリアルな請求書とリスクの図解

これから話す内容は、全て本当の話です。

「自分は健康だから大丈夫」

そう思って保険の延長をしなかった結果、一夜にして数百万円の高額請求を背負ってしまった実際の事例を紹介します。これは、実際にカナダでワーホリ中だった男性(Aさん)を襲ったトラブルです。

ある日突然の腹痛、そして渡された高額な請求書

当時、シェアハウスで生活していたAさんは、ある朝、耐え難い腹痛に見舞われました。前日までは友人とお酒を楽しむほど元気だったにもかかわらず、急遽現地の病院へ搬送。

そのまま4日間の緊急入院が必要と診断されました。

治療を終え、退院時に彼が受け取った請求書の金額は、当時のレートで日本円にして約180万円…!!

すでに海外旅行保険の期間が切れていたため、全額が自己負担となってしまったのです。

実際の請求内訳(4日間の入院)

Aさんに請求された費用の内訳は、日本では考えられないような金額でした。

項目金額(概算)備考
治療費約90万円検査・処置費用など
入院費約90万円ベッド代など(4日間)
合計約180万円全額自己負担

※当時のレート換算

特に衝撃的だったのは「入院費(ベッド代)」だけで90万円かかった点です。Aさんは費用を抑えるために1日でも早い退院を医師に懇願しましたが、「最低でも4日の入院が必要」として認められませんでした。

「なぜ保険をケチってしまったのか」深い後悔

当然、ワーホリ中の若者がすぐに用意できる金額ではありません。Aさんは親に事情を説明し、日本から送金してもらうことでなんとか支払いを済ませましたが、精神的なダメージは計り知れませんでした。

> 「昨日まで楽しかったワーホリ生活が、たった1日で借金生活に変わった」

> 「数万円の保険料を惜しんだせいで、その何十倍ものお金を失った」

Aさんは帰国するまで、何度も「なぜ保険を延長しなかったのか」と後悔したそうです。

カナダの医療費は、日本の感覚では対応できません。「無保険期間」を作らないことが、自分だけでなく、家族を守ることにも繋がります。

(参考)カナダの代表的な医療項目あたりの費用一覧

No項目カナダの医療費の目安日本(参考)
1救急車の料金①公営:42,300円
②民営:通常利用しない
①無料
②通常利用しない
2初診料11,200円~12,000円2,820円
3病院部屋代
(1日当たり)
①個室:297,300円
②ICU:788,900円
①個室:30,000円~100,000円
②ICU:80,000円~100,000円
4虫垂炎手術の治療費①総費用:812,500円
②平均入院日数:2日
①600,000円
②4日間
5骨折時の治療費
(橈骨末端閉鎖性骨折)
79,400円20,000円
虫歯治療35,000円5,000円

※日本の参考医療費は10割負担で算出

カナダワーホリ保険の保険料相場【6ヶ月・1年の目安】

では実際に、カナダワーホリ保険の保険料はいくらになるのか?補償内容の例と合わせて目安を説明します。

まず参考として、6カ月と1年のワーホリ保険プランの料金相場を掲載しています。

カナダ6ヶ月のワーホリ保険プラン例

補償面 Aプラン Bプラン Cプラン
傷害死亡 1,000万円 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 2,000万円 3,000万円 無制限
緊急歯科治療費用 - - -
疾病死亡 500万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円 1億円
携行品損害 - 10万円 -
生活用動産 30万円 - 30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 - 3万円 10万円
航空機遅延 - あり 2万円
テロ等対応費用 - - -
弁護士費用 - - -
保険料 110,690円 121,440円 127,870円

カナダ1年渡航の場合のワーホリ保険プラン例

補償面 Aプラン Bプラン Cプラン
傷害死亡 1,000万円 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 2,000万円 3,000万円 無制限
緊急歯科治療費用 - - -
疾病死亡 500万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円 1億円
携行品損害 - 10万円 -
生活用動産 30万円 - 30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 - 3万円 10万円
航空機遅延 - あり 2万円
テロ等対応費用 - - -
弁護士費用 - - -
保険料 213,970円 240,570円 247,260円

※上記は保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼・ご要望に応じて最適なプランをご提案いたします。

より具体的に保険料の試算をされたい場合は、保険会社ごとのおすすめプランを確認できる下記を参考にしてください。

→ カナダワーホリ向けのおすすめ保険プランを試算する

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保険Timesでは、ワーホリ、二カ国留学など多種多様な目的で海外渡航するお客様を中心に顧客満足度96.2%、累計10,000件以上のご契約をいただいております。

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カナダの医療事情とワーホリで起こりやすい高額医療費の実例

次にカナダの医療事情について説明します。

万が一、カナダ滞在中に病気や事故にあったらどのくらいの金額がかかってしまうのでしょうか。

もしも保険に未加入の状態でカナダの医療機関を受診すると、相談だけでも50~100ドル程度、入院する必要が出てしまった場合は入院費が1日1200~3500ドル程度2もかかってしまいます。

なお、処方箋料などの諸経費は別途支払う必要があるので、先ほどの金額より高い医療費がかかってしまいます。

下記に、過去の事例で治療・救援費用がどれだけの額請求されたのかを表にまとめました3

事故内容支払
保険金
ホームステイ先で頭痛・嘔吐・腹痛を訴え受診。腹膜炎と診断され10日間入院・手術。家族が駆けつける。535万円 
ホームステイ先の居間で口から泡を吹いて倒れ救急車で搬送。脳炎と診断され19日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。3,890万円
オプショナルツアーで乗馬をしていたところ落馬し救急車で搬送。寛骨臼骨折と診断され13日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。827万円
バンクーバー空港内のトイレで転倒し救急車で搬送。大腿骨頸部骨折と診断され8日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。594万円
意識が朦朧として立つことができず救急車で搬送。脳幹梗塞と診断され42日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。7,081万円
発熱・呼吸困難を訴え受診。肺炎と診断され21日間入院・手術。家族が駆けつける。1,281万円
ソファーに座って団らん中、急に胸が痛み救急車で搬送。狭心症と診断され11日間入院・手術。家族が駆けつける。668万円
道を歩いている際に意識を失い転倒、膝を強打し救急車で搬送。膝蓋骨骨折と診断され6日間入院・手術。584万円
バンクーバー発の列車内で息苦しくなり、途中下車し救急車で搬送。急性冠症候群と診断され現地病院からチャーター機でシアトルまで医療搬送し43日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。3,700万円
背中と胸の苦しみを訴え受診。気胸と診断され10日間入院・手術。家族が駆けつける。365万円
観光中に水溜りで足が滑り転倒。大腿骨骨折と診断され11日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。642万円
ゴンドラ乗り場の階段で転倒し腰と太ももを強打。大腿骨骨折と診断され7日間入院・手術。家族が駆けつける。458万円

数日の入院でも500万円以上、家族が現地に駆け付けたり、日本へのチャーター機での移送をしたりする場合だと3000万円を超えるなど想像以上の費用がかかる場合があることがわかります。

保険に加入していないと治療費を全て自己負担しなくてはいけません。

そのため、治療費が高額になってしまうことから、必要な治療を受けず、事態が深刻化してしまう恐れもあるのです。

カナダの【医療費・医療制度の詳しい解説】は、海外旅行保険のプロがまとめたこちらの記事も参考になります。

カナダワーホリ保険の選び方【日本の保険 vs 現地保険 vs クレカ】

ここまで保険加入の必要性をカナダの医療費の面から説明してきました。

改めてカナダのワーホリ保険には、大きく分けて「日本の保険」「カナダ現地の保険(日系代理店含む)」「クレジットカード付帯保険」の3つの選択肢があります。

これらは「費用」だけでなく、「サポート体制」や「補償の仕組み」が全く異なります。

まずは以下の比較表で全体像を掴みましょう。

特徴①日本のワーホリ保険②カナダ現地の保険③クレカ付帯保険
費用やや高い安い追加費用なし
日本語対応◎(24時間・通訳付)△(加入時のみ日本語等)○(デスク対応)
支払いキャッシュレス(立替不要)立替払い(後日請求)キャッシュレス可が多い
ビザ要件◎(確実にクリア)○(条件次第)×(期間不足で不可
おすすめ英語不安・安心重視の人英語OK・安さ重視の人ワーホリには不向き

各タイプのワーホリ保険について、順を追って解説します。

日本のワーホリ保険の特徴

まずは日本のワーホリ保険の特徴からみていきましょう。

どんな人におすすめ?

日本のワーホリ保険がおすすめな人:英語対応や盗難・賠償トラブルに不安がある初心者向けの特徴
  • 英語力に不安がある人(病院の手配から通訳までサポートを受けたい)
  • 手持ちの資金に余裕がない人(高額な治療費を一時的にでも立て替えるのが難しい)
  • 盗難や賠償トラブルも心配な人(医療費以外の補償も欲しい)

日本の海外旅行保険(ワーホリプラン)の最大の特徴は、「圧倒的な安心感」と「キャッシュレス診療」です。

  • キャッシュレス診療が可能:現地の提携病院であれば、保険会社が直接支払いを行うため、現地で高額な現金やカードを切る必要がありません。
  • 24時間日本語サポート:「お腹が痛い」と電話すれば、病院の予約から通訳の手配まで日本語で行ってくれます。医療英語がわからなくても安心です。
  • 補償範囲が広い:治療費だけでなく、シェアハウスで物を壊した際の「賠償責任」や、スマホを盗まれた際の「携行品損害」などもセットになっているのが一般的です。

万が一の際に「言葉が通じない」「高額な立替が必要」「補償対象外だった」という事態に陥ってしまっては、ワーホリ生活そのものが台無しになりかねません。

日本のワーホリ保険は、現地での不安を最小限にし、ワーホリ生活に集中するための「必要経費」として見ることができるでしょう。

カナダ現地保険の特徴

カナダの現地保険も様々なプランがありますが、日本の保険に比べて費用を半額〜3分の1程度に抑えられるのが最大のメリットです。

どんな人におすすめ?

カナダ現地保険がおすすめな人:初期費用を安く抑えたい英語力のあるワーホリ経験者向けの特徴
  • とにかく初期費用を安く抑えたい人
  • 英語での病院受診や保険請求手続きに抵抗がない人
  • 医療費以外の補償(持ち物など)は不要と割り切れる人

ただし、保険料が抑えられる反面、補償内容、サービス面は日本のワーホリ保険よりもかなり限られている点に注意です。

  • 補償は「医療費」のみが基本:日本の保険と違い、盗難や賠償責任は含まれていない(またはオプション)ことが多く、シンプルな「医療保険」に近い内容です。
  • 原則「立替払い(Reimbursement)」:病院で一度全額を自分で支払い、後日、英語の診断書や領収書を添えて保険会社に請求し、返金してもらう流れが一般的です。一時的に数十万円〜の出費が発生するリスクがあります。
  • 既往症は対象外:持病や歯科治療は基本的にカバーされません。

以下の表は参考として、現地のワーホリ保険をいくつか抜粋し補償面や保険料などを載せています。

スクロールできます
項目/社名Tisi student4tugo5Allianz Global Assistance6Care Concept7
保険対象者留学生留学生ワーキングホリデー、留学生、
観光滞在の方、および
州政府健康保険待機期間中の方
カナダへのワーホリ生
保険金額/日$2.00$1.77$1.66~$29.321.39€/日
日本語対応
補償限度額$2,000,000$2,000,000$10,000~補償あり
歯科事故の場合$5,000まで事故の場合$5,000まで事故による顔面打撲が原因の歯科治療の場合、最高$4,000歯科鎮痛剤 
半年以内:300€まで       半年以上:600€まで
歯の痛み$600まで歯の痛み$600まで新規の緊急歯痛緩和の治療の場合、最高$500
埋伏智歯$150まで埋伏智埋伏智歯$150まで
健康診断等眼科検診、定期健康診断(※1)眼科検診、定期健康診断(※1)
キャッシュレス診察・薬対応有(条件有)対応有(※2)
海外旅行加入期間中カナダに51%以上滞在する場合はOK加入期間中カナダに51%以上滞在する場合はOK(学校在籍期間中のみ)加入期間中カナダに51%以上滞在する場合はOK渡航前にCare Conceptに連絡必要。連絡のない場合は50%のみ負担
加入条件語学学校含む学校に通っている方加入可能最大1年間(延長可)3年
最大1年間(延長可)学校終了から60日まで最小契約金$20待機期間32日
最小契約金$20最低加入期間30日現地入国以降から補償開始
65歳以下最大1年間(延長可)解約は3ヶ月前連絡必須

※各プランの詳細は出典先の各ホームページから最新情報をご確認ください。

BIIS/TuGo(日系代理店経由)のメリット・デメリット

どんな人におすすめ?

  • 現地保険の安さは魅力だが、英語の契約書には不安がある人
  • 「日本の保険」と「完全な現地保険」の中間を求めている人
  • まずは日本語で相談しながらプランを決めたい人

■BIIS(ビース)とは?

BIIS(Bridges International Insurance Services)は、バンクーバーに拠点を置く日系の保険代理店です。 カナダの大手旅行保険会社「TuGo(トゥーゴー)」の正規代理店として、日本人留学生やワーホリメーカーの間では非常に知名度が高い存在です。

最大の特徴は、「保険の中身はカナダの現地商品(TuGo社製)」でありながら、「申し込みや問い合わせ窓口はBIIS(日本語)」である点です。

「現地の安い保険に入りたいけれど、英語の約款を読むのは怖い」「何かあったときに日本語で相談できる相手が欲しい」というニーズに応える、いわば「日本の保険」と「現地保険」のいいとこ取りをしたハイブリッドな選択肢と言えます。

日本のワーホリ保険とカナダ現地保険のメリット・デメリットを見てわかる通り、現地保険は「保険料の安さ」と引き換えに、多くの点を自己責任でカバーする必要があります。

■BIISのメリット

加入手続きが日本語で安心:契約自体は現地の保険ですが、窓口が日系代理店のため、プランの相談や加入手続き、契約更新などを日本語で行えます。費用も現地の価格帯(日本の保険より安い)です。

■BIISのデメリット

中身はあくまで「現地保険」:加入手続きは日本語でも、実際のトラブル対応(病院での支払い・保険金請求)は、現地の保険会社(TuGo等)のルールに従います。 つまり、原則として「立替払い」が必要だったり、病院の受付では英語対応が必要になる点は、通常の現地保険と変わりません。「日本語でフルサポート」ではない点に注意が必要です。

クレジットカード付帯保険でカナダワーホリは十分?

5社のクレジットカード

「クレジットカードに保険がついているからワーホリ保険に入る必要はない」と考えるのは非常に危険です。ワーホリにおいては、以下の決定的な理由から「不十分」と判断すべきです。

  • 「期間」が足りない(90日の壁):カード付帯保険の有効期限は、出国から「最大90日間(約3ヶ月)」が一般的です。 カナダの入国審査で「1年間の滞在許可(ビザ)」をもらうためには、「1年間の保険証券」が必要です。カード保険の提示では、「3ヶ月分のビザ」しか下りない(残りの期間は働けない) という事態になりかねません。
  • 補償額の不足:カード保険の治療費補償額は200〜300万円程度が上限であることが多く、カナダの高額医療費(手術等で数百万円)をカバーするには心許ない金額です。

以上の点で、3か月以上の長期滞在を予定しているのであればワーホリ保険に入ることがおすすめです。

【補足】ケアディスカバー(ケアコンセプト)とは

カナダ・日本の保険以外ですと、ケアディスカバーという、アメリカを除く全世界どこでも利用できる健康保険プランを利用することもできます。

保険期間は10日~3年までの滞在に有効で、「旅行健康保険」と「賠償責任保険」の補償をカバーしてくれます。

■ケアディスカバーのメリット

保険料が安い:年間6万円~の保険料は、日本の海外旅行保険と比較すると非常に安い。

②自己負担が設定されているものの、賠償責任保険も付帯することができる。

■ケアディスカバーのデメリット

解約通知が3ヶ月前であること:帰国予定が早まったなどの場合、3ヶ月前に通知していないと解約できないため残期間分の支払いが残る可能性がある。

補償内容が分かりにくい:英語の保険約款しかない。自己負担がそれぞれの補償ごとに設定されている。補償金額も少ないため、いざ事故にあった際に自己負担が発生する可能性が高い。

③他の国に旅行に行くなどの場合、事前に連絡しておかないと50%しか補償されない

④対応人数が少ない:オンライン専業保険のため、カスタマーサポートの人数が少なく連絡をしても返信が遅い。日本語対応はできない。

⑤通訳サポートなど日本人が現地で困るであろう点についてのサポートはついていない

こちらの点においても、保険料以外の面でのサポートが薄く、対応面でトラブルになる可能性があるため、しっかりと検討する必要があります。

カナダワーホリ向け 日本のおすすめ保険3選【主要会社を比較】

上記を踏まえた上で、カナダ渡航者向けに日本の人気かつおすすめワーホリ保険をご紹介します。

日本の人気ワーホリ保険・主要プラン比較

スクロールできます
保険会社契約可能期間ワーホリ用特約・補償歯科治療補償特徴・メリット
郵送契約インターネット
契約
生活用動産アパート・借家用
賠償プラン
東京海上日動2年1個、1組または1対あたりの限度額10万円×・長期(最大2年)契約が可能
・補償内容のカスタマイズ可
AIG損保1年1年1個、1組または1対あたりの限度額10万円・キャッシュレス・メディカルサービスを提供
・24時間日本語対応コールセンター、通訳手配あり
ジェイアイ傷害火災1年まで1個、1組または1対あたりの限度額20万円(保険期間6か月以上)・対面相談が可能なJiデスクを海外36都市に展開
・JTBグループ + AIGグループの信頼体制

※フリープランや早期解約、延長など「条件あり」と記載している箇所は、詳細はパンフレットや約款・見積もり時に確認が必要です。

さらに詳しく保険プランを確認したい方は下記をご覧ください。

→ カナダワーホリ向けおすすめ保険を比較する

繰り返しにはなりますが、補償面・サポート面が手厚いのが日本のワーホリ保険の大きな特徴です。

特に初めての長期滞在の方は、現地で起こるトラブルのリスクを考えきれないケースが多いです。語学やリスクへの不安が大きい方には日本のワーホリ保険をまず初めに検討することをおすすめします。

海外保険Timesに相談したお客様の声

担当者が親切に対応してくださり、保険Timesにしてよかったです

H.S様 渡航先:カナダ 期間:1年

■保険選びで困っていたこと

  • 詳細な補償内容や、国別にかかる医療費の違いが分からない
  • コロナワクチンの副作用など、時勢に合った補償があるか不安
  • 自分自身の海外生活プランに合った保険がどれか判断できない

■海外保険Timesを選んだ理由

保険選びで困っていたことが解決できたこと。
疑問点があった際にすぐに対応してくださること。
1日に電話、メール等で何度も相談できたこと。

簡単な海外旅行保険の条件を言えば、最適なプランを探してくれました。

H.A様 渡航先:カナダ 期間:1年

■保険選びで困っていたこと

  • 保険会社のサイトを見ても似たプランばかりで、必要事項が分からない
  • 補償の項目(専門用語)を見ても、具体的な利用イメージが湧かない
  • 疑問があっても、気軽に相談できる窓口がなくて困っていた

■海外保険Timesを選んだ理由

何も分からない状態からご相談したのですが、何が必要か、必要じゃないか分かりやすく教えていただけたから。
ラインの返信が早く、ストレスを感じなかったから。
契約時も、ラインのやりとりのまま契約書の請求ができたので楽だったから。

渡航まで時間がなく、すぐやり取りできた保険Timesで契約しました。

M.M様 渡航先:カナダ 期間:1年

■保険選びで困っていたこと

  • 費用を抑えたいが、他社で見積もると最低でも20万円以上だった
  • 会社が多すぎて、どこが一番信頼できてコスパが良いか比較できない
  • 出発まで時間がなく、すぐにやり取り(契約)できる会社が見つからない

■海外保険Timesを選んだ理由

LINEで契約、延長、解約全ての手続きが出来ること。
返信が早く、聞きたいことがすぐに聞けて解決出来るから。
他社のプランと比較した所、内容は一緒なものの、価格が20万以下という所が圧倒的な決め手だった。
ネットの口コミを見たところ、良い口コミばかりだったから。

カナダワーホリ保険で必ず入れておきたい補償内容

それでは、日本のワーホリ保険に加入する場合、具体的にどんな補償が必要でしょうか?

確実に抑えておいた方が良い補償内容としては、下記の3点です。

①治療救援補償
携行品/生活用動産補償
③個人賠償責任補償

①カナダワーホリ保険の治療救援補償

治療救援補償をつけることで、カナダ滞在中にかかってしまった病気やケガの治療費、入院した場合などに家族が現地に来た時にかかる費用が補償されます。

すでに、カナダの医療費・高額請求事例にて支払保険金の額を紹介しましたが、チャーター機で搬送されるような大事故にあってしまった場合は3000万円を超える請求額となる可能性もあります。

長期間ワーホリで滞在されるようならば、上記金額以上を設定することもめずらしくないため、渡航されるご本人の健康状態によって十分検討が必要です。

カナダワーホリ保険の携行品/生活用動産補償

銃統制がされていることや、礼儀正しく、穏やかな人が多いといわれていることのほかに、世界の住みやすい都市としてランキングに入っているため、カナダの治安は先進国の中でも良いと思われがちです。

しかし、実際にはカナダの犯罪発生率は日本の約10倍8もあり、油断して行くと危険な国だということができるでしょう。

カナダで発生している犯罪のほとんどを占めているのは、ひったくりや置き引きに加えて、スリといった軽犯罪です。

観光客や外国人などが狙われる可能性が高く、空港やレストランで被害に合う人が多いといわれています。また地域によっては、薬物系の犯罪数も非常に多いことが特徴です。

そうしたリスクの上で、携行品/生活用動産補償をどれだけつけるかはカナダへ渡航する際に何を持っていくかがポイントとなります。

保険の支払い対象となる期間でバックやカメラ、旅券などが盗まれたり、壊れたりした場合には上限金額の中で保険金が支払われます。スマートフォン、PC、スーツケースなどが高額品としての代表例かと思いますので、それらの金額を考えながら補償金額を設定するのがポイントとなります。

③カナダワーホリ保険の個人賠償責任補償

個人賠償責任補償では、不慮の事故でホテルの備品やレンタル用品などを破損してしまった場合にあらかじめ決まっている金額を補償してもらうことができます。

こちらは、発生頻度は低いものの発生した際の補償しなければならない金額は非常に高額になるケースが多いですので、補償を外さない方が良いでしょう。

他人のものを壊してしまい賠償しなくてはならなくなった時や、他人をケガさせてしまった場合に適用されるので、万が一の際にも安心することができます。

もしも、保険に加入していないとなると、全額負担になってしまうため、数百万から数千万円のような高額な金額を自己負担しなくてはならないことに陥る可能性もあることを考慮しておきましょう。

カナダワーホリ保険に付いてくる主なサービス

ワーホリ保険に加入することで付加されているサービスとしては、下記の3つが挙げられます。

1.医療通訳
2.キャッシュレス支払い
3.現地サポートデスク

英語が話せるようになっても病院に通院する際の専門的な医療用語までは話せない場合に、医療通訳サービスが重宝されています。

日本人医師のいる病院への通院なら問題ありませんが、現地の大学病院などに通わざるを得ない場合に有効です。

また、キャッシュレス支払いは、病院などで治療費をその場で現金で支払う必要のないサービスを指します。

こちらは、保険会社によって提携病院数などが異なるケースがありますので、加入前に確認しておきましょう。

現地のサポートデスクを設けている保険会社では、パスポートの紛失、賃貸住宅探しなど現地で発生しうるトラブルやお困りごとの相談にも対応しています。

また、通院時の処方箋や、物品の盗難など日本帰国後に保険金請求しないといけないものも、現地で保険金請求ができるサポートも実施しているので、保険金請求のし忘れなどが防止できて安心です。

カナダワーホリ保険を安く抑える3つのコツ

ワーホリ保険は、何も考えずに「おすすめセットプラン」に加入すると、必要以上に高額になってしまうことがあります。

「安かろう悪かろう」ではなく、必要な守りは固めつつ、ムダな部分だけを賢く削ぎ落とすには、以下の3つの視点でプランを調整(カスタマイズ)することが重要です。

補償額を「過不足ないライン」に調整する

海外旅行保険のカスタマイズで補償の額を下げるか、補償内容を減らすかということが保険料を安く抑える一番おすすめの方法です。

見直しのポイント

  • 治療・救援費用: ここは削らない(3,000万円〜無制限を維持)。
  • 携行品損害(持ち物): 自分の持ち物の「時価総額」に合わせて下げる。
  • 航空機遅延など: クレジットカード付帯保険でカバーできるなら外す。
海外旅行保険の重要な補償内容

AIG損保に掲載のある海外で実際に多いトラブル上位9では、1.健康にまつわるもの、2.手荷物にまつわるもの、3.航空機にまつわるものの3点がトラブル発生率が高いものとして挙げられています。

そのため、先の章でも紹介した通り現地で保険を利用する可能性が高い補償は、治療救援費用及び生活用動産/携行品損害となるのでこれらは必須で入れておいて間違いはないでしょう。

その中でも、「それぞれの補償金額の設定が過剰ではないか?」を見て補償額をカスタマイズすると保険料を見積りより抑えることができます。

ただし、「治療・救援費用」だけは補償金額が足りないと自己負担がかなり高額になるため、節約のために下げないことをおすすめします。

既に加入している生命保険・医療保険との重複を整理する

見直しのポイント

  • 死亡補償: 日本の生命保険に入っているなら、ワーホリ保険では「0円」または「最低額」にする(数万円単位で保険料が安くなる可能性あり)。

意外と知られていませんが、日本で加入している一般的な「生命保険」の死亡保障は、海外での死亡も対象になるケースがほとんどです。

もしご自身(または親御さん)が日本でしっかりとした生命保険に加入している場合、ワーホリ保険で手厚い「死亡・後遺障害補償」をつけると、補償が二重(重複)になってしまいます。 この場合、ワーホリ保険側の死亡補償を「なし(0円)」にするか、設定できる最低金額まで下げることで、保険料を大幅に圧縮できます

※渡航前に現在加入している生命保険の担当者に「海外での死亡も対象か」を確認することをおすすめします。

渡航期間の分け方や複数国ルートでの加入パターンを工夫する

見直しのポイント

  • 早期帰国時の返金:「月単位」で解約返戻金がある会社を選ぶ。
  • 対象エリア:アメリカ旅行の予定がないなら「北米・グローバル」ではなく「カナダ限定」で安くならないか確認する。

保険期間や渡航ルートの工夫も、トータルコストを下げる重要なテクニックです。

ワーホリビザ取得のために「1年間」の保険に入りますが、実際には仕事や家庭の事情で例えば「9ヶ月」で帰国するケースも少なくありません。

この際、「残りの3ヶ月分」を解約して返金してくれる保険会社(プラン)を選んでおけば、結果的に費用を安く抑えられます。「解約返戻金」の有無や条件は必ず加入前にチェックしましょう。

また、もし「カナダ以外の国には行かない」と決めている場合、補償対象エリアを絞ることで保険料が安くなるケースがあります。

逆に、ワーホリの前後に「アメリカ旅行」や「南米周遊」を計画している場合は、それらの国が補償対象に含まれているかを確認し、「別々に加入するより、全世界対応プラン1本にした方が安いのか?」をシミュレーションすることが大切です。

大切なのは「ただ安い保険」を選ぶことではなく、必要な補償を維持したまま「ムダな重複」を削ることです。 これら3つの視点を持ってプランを見直せば、安心と節約を両立した納得のいく保険選びができるはずです。

カナダでコロナに感染した場合の補償と注意点

カナダで新型コロナウイルスに感染した場合、ワーホリ保険で対象となるのでしょうか。

ワーホリ保険での新型コロナウイルスの扱いは他の病気と同じ扱いなので、ワーホリ保険でも補償の対象となります。

通院費・入院費・薬代に加えて、入院3日以上した場合は日本からご家族が駆けつける費用も補償されます。

現地保険でも対応可能かと思いますが、現地保険の場合は日本語対応していない保険もあります。

コロナに感染しているかもしれない不安の中、不慣れな英語でご自身ですべて対応するのは心配かもしれません。

一方、ワーホリ保険では保険会社のサポートの元に病院の手配をしてくれます。

保険会社の対応はすべて日本語ですし、緊急性がある場合は保険会社から日本のご家族に連絡することもあります。

ワーホリ険に加入しておくことで、費用面以外にも安心感をもつことができると思います。

コロナに感染した場合については、下記の記事に詳細を解説していますのでご確認ください。

カナダのワーホリ保険に関するよくある質問(FAQ)

カナダでの歯科治療(虫歯など)は保険でカバーされますか?

一般的なワーホリ保険(海外旅行保険)では、虫歯やクリーニングなどの「歯科治療」は補償対象外です。補償されるのは、主に事故による歯の損傷や、耐えられない痛みを抑えるための「緊急歯科治療」のみとなります。渡航前に日本で治療を済ませておきましょう。

渡航後(カナダ現地)でも保険に加入できますか?

日本のワーホリ保険は、原則として出国前にしか加入できません。カナダ現地の保険に入る選択肢もありますが、サポートが英語のみで、補償範囲も医療に限定的なプランが多いです。入国審査の要件を満たすためにも、必ず日本を出国する前に加入してください。

BC州のMSP(州の健康保険)に入れば、日本の保険は不要ですか?

いいえ、日本の保険も必須です。MSPは加入手続きから適用までに2〜3ヶ月の待機期間があり、その間は無保険状態になってしまいます10。また、歯科治療、処方薬、救急車費用などはMSPではカバーされないため、それらを補う日本の民間保険が必要です11

入国審査に必要な保険証券は、日本語のものでも大丈夫ですか?

いいえ、必ず「英文」の保険加入証明書(保険証券)を準備してください。入国審査官は日本語を読めないため、英文の証券がないと保険の加入を証明できず、入国トラブルの原因となります。保険会社に依頼し、必ず発行してもらいましょう。

スキーやスノーボードをする予定ですが、保険で補償されますか?

一般的なプランでは「危険なスポーツ」と見なされ、補償対象外となるケースが多いため注意が必要です。スキーやスノーボードを計画している場合は、必ず保険加入時に「危険なスポーツ(ウィンタースポーツ)対応」のオプション(特約)を追加しているか確認してください。

カナダワーホリ保険で後悔しないための相談先・サポート案内

ここまで、カナダワーホリにおける保険の必須要件や、費用を抑えるためのカスタマイズ方法を解説してきました。

しかし、いざ自分で選ぼうとすると「本当にこの補償内容でビザは大丈夫?」「自分の削り方はリスクが高すぎない?」と不安に思う方も多いはずです。また、数ある保険会社の中から、自分ひとりで最安プランを探し出すのは大変な労力がかかります。

保険相談Times編集部

そんなときは、ぜひ「海外保険Times」にご相談ください。 私たちはお客様の渡航目的や予算、持っていく荷物の量などをヒアリングし、数ある保険会社の中から「あなたに最適なプラン」をオーダーメイドでご提案します!

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カナダにワーホリで1年間渡航されたお客様のご相談事例

渡航国 フィリピン、オーストラリア、カナダ 
渡航目的語学留学、ワーキングホリデー
渡航期間1年
保険選びで
困っていたこと
複数ありすぎて選びきれない
海外保険Timesに
相談してみて
保険に入らずクレジットカードの保険で留学に行くつもりでしたが、
急遽エージェントにも反対されたので、低コストの最低限の保険を探すことになりました。
もう出発まで時間がないのに、保険会社を見比べて、プランの安いものを探すのが手間で、
海外保険Timesさんのweb広告が目に入り、LINEを送ったのがはじまりです。
焦りもあったので、保険会社の問い合わせ時間に合わせるより、すぐに遅い時間でも
LINEで相談できたことも決め手でした
また、私の留学プランは3ヶ国で
数ヶ月ごとに帰国したりもするイレギュラーのプランで、その場合の保険について、
適用なのか、どうすれば良いのかを聞いていただけたのも良かったです。

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本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

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この記事で引用している主なデータ・出典

  1. Canada.ca ↩︎
  2. ジェイアイ傷害火災保険 海外の医療事情 ↩︎
  3. ジェイアイ傷害火災保険 海外での事故事例 ↩︎
  4. TiSi students ↩︎
  5. Bridges International Insurance Services TuGo ↩︎
  6. Allianz Travel ↩︎
  7. Care Concept ↩︎
  8. 外務省 海外安全ホームページ ↩︎
  9. AIG損保ホームページ ↩︎
  10. BC州政府公式:MSP加入手続きと待機期間について ↩︎
  11. BC州政府公式:MSPの補償対象外サービス一覧 ↩︎
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この記事を書いた人

眞榮城 孝浩のアバター 眞榮城 孝浩 保険相談Times編集部 兼 海外保険アドバイザー 眞榮城 孝浩

海外旅行保険・留学ワーホリ保険を中心に5,000件以上の保険相談の対応実績。海外での「医療費トラブル」や「現地保険・大学指定保険」など、海外長期滞在における保険選びに精通。現在は保険相談Times編集部にて、留学・ワーホリ保険記事を中心に企画・執筆。損害保険募集人資格保有。「海外への渡航前に不安を少しでも解消できる保険情報」をわかりやすく伝えることをモットーとしている。

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