海外旅行保険

【バックパッカー向け】少しでも節約したい!海外旅行保険の選び方

バックパッカー

一つの国や地域に留まらず、複数の国を回るバックパッカー。なるべく宿泊費など、費用を抑えて一つでも多くの国に行ってみたいと思われる方が多いのではないでしょうか?海外旅行保険の保険料も例外ではないと思います。ここでは、バックパッカーにとって最低限必要な海外旅行保険の補償をご案内します。

ココがポイント

  1. バックパッカーの海外旅行保険保険を安くするには、発生確率の低い補償を外す、携行品の量や体調に合わせて補償金額を下げるなどのカスタマイズをすると良いです。
  2. 滞在する国によってもリスクは変わってきますが、物価が安い国だと逆に治療水準が低く難易度の高い治療は日本へ搬送になり治療費が高額になるケースもあります。
  3. クレカの付帯保険は、補償金額が不足するリスクを考慮して活用しましょう。

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無保険は危険?海外の医療費事情

海外旅行保険の医療費が高額、というのは有名な話ですが、実際どのくらい日本と違うのでしょうか?起こりうる怪我の治療費を国ごとに見てみましょう。日本とバックパッカーに人気のイギリス・タイ・カンボジアで比較してみましょう。

救急車の利用料

日本は通常救急車は無料ですが、有料の民間の救急車を利用する国もあります。

  • 日本→無料(公営)
  • イギリス→無料(公営)
  • タイ→無料(公営)/7,200円〜15,000円(民営)
  • カンボジア→7,200円

入院時の個室の部屋代

  • 日本→30,000~100,000円
  • イギリス→135,000円〜202,500円
  • タイ→33,500円〜40,100円
  • カンボジア→10,200円

骨折した場合の治療費

  • 日本→20,000円
  • イギリス→135,000円〜202,500円
  • タイ→30,000円
  • カンボジア→56,400円〜61,500円

タイやカンボジアなどアジア諸国は日本とそこまで差があることはありませんが、イギリスなどヨーロッパ諸国や、北米だと医療費が高くなる傾向にあります。より他地域の医療費事情が掲載されているホームページがありますので、渡航予定の地域の医療費をチェックしてみましょう。

参考:海外の医療事情|ジェイアイ傷害火災

その他各国の医療事情

各国の医療事情については、詳細を以下にまとめていますので、渡航する予定の国がある場合は確認してみましょう。

各国医療費事情

アメリカ イギリス フランス 韓国 カナダ 中国 台湾 オーストラリア ニュージーランド トルコ   香港 

充実した海外旅行保険の補償内容

病院にかかる費用を中心に、海外旅行に起こり得る様々なトラブルに備えるために様々な保証が付いている海外旅行保険。補償内容とサービスが充実しているため「保険料が高い」と言われることが多いのです。各補償項目について詳しくみてみましょう。

基本的な補償内容一覧

海外旅行保険の基本的な補償内容は以下となります。海外で発生しうる様々なリスクをカバーしてくれますが、主だった補償内容は以下となります。大別すると、1.現地で入院した、健康のトラブルが発生した際に補償される補償、2.物を盗まれた、壊した際の補償、3.航空機が遅延した際の補償、4.その他の大きく4つに大別されます。この他にも特約としてつけられる補償はありますが、ベースとなっている補償は以下の通りです。

補償項目 解説
1.傷害死亡 けが、不慮の事故で亡くなった場合に定額で補償
1.傷害後遺障害 けが、不慮の事故で後遺障害が残った場合に等級により支払う保険金枠
1.傷害治療費+疾病治療費+救援者費用 現地での怪我、病気の治療費、治療に伴う帰国や他国への移送費用、遺体の輸送費、被保険者が死亡・入院した場合にご家族が駆け付ける費用
1.疾病死亡 病気で亡くなった場合に定額で補償
1.歯科治療 現地で歯科治療を受けた際治療費が支払われる補償
2.賠償責任保険 海外での日常生活で他人にけがをさせたり他人のものを壊したりして損害を与え損害賠償責任を負ったときの補償
2.携行品、生活動産 持参物等の盗難、破損、火災等での損害補償、生活用動産はそれに加え居住中の家財も補償対象
3.航空機寄託手荷物遅延 飛行機に搭乗し手荷物が届かなかった時に購入した生活必需品の費用の補償
3.航空機遅延 飛行機が遅延した際にかかった宿泊費や交通費の補償
4.緊急一時帰国費用 家族が死亡・危篤状態になった場合や登場する飛行機が行方不明の場合に急遽帰国しないといけない場合の交通費や滞在費が補償される
4.弁護士費用 損害賠償請求する際の費用、弁護士への相談費用の補償

バックパッカーにとって必要な補償とは?補償内容のカスタマイズポイント

前項目では海外旅行保険の主な補償項目について説明させていただきました。ここではバックパッカーについて各補償がどれだけ重要かを見てみましょう。

死亡補償の考え方

海外で死亡する確率がそこまで高くないと考える若い世代の方を中心に、日本に家族を残していく場合を除くと保険料を抑えるために外したり、補償額を低くつけていくお客様が多いです。

障害後遺障害の考え方

後遺症が残るほどの怪我を負った場合、日本で加入している生命保険があれば、その後の治療が補償対象となっている可能性があります。

治療・救援費用の考え方

最も重要な海外旅行保険の軸となる補償です。無制限・3,000万円・2,000万円・1,000万円など補償額が分かれています。無制限が一番安心ですが、アジアのみを渡航先にしている場合は2,000万円程度、というように渡航先によって補償額を設定することをおすすめします。

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賠償責任補償の考え方

自分が加害者として起こした損害を被害者に対して補償するための保険は、日本では主に自動車運転中の損害補償、自賠責(自動車損害賠償責任保険)が知られています。海外旅行保険の賠償責任保険は車の運転に関しては免責(補償対象外)となっていますが、海外で起こりうる幅広い損害賠償に備えています。ホテルのお風呂で水を溢れさせて損害賠償を求められたり、誤ってルームキーを壊してしまったなど、海外旅行ではホテル、お店の物を破損させてしまうトラブルが起こる可能性があります。複数のホテルに泊まったり、お店に行く機会も多いバックパッカーは念のため付けていきましょう。

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携行品損害、生活用動産

生活用動産は留学やワーホリなど、居住予定のある方向けの補償となっています。バックパッカー向けの補償は携行品損害となります。バックパッカーの方はなるべく荷物を少なくするため、高価なものを持っていく予定がない場合は付けていかない方もいますが、景色を取るためにカメラを持っていくという方は付けていくことをおすすめします。

日本にいる間は盗難に遭うことが少なく、破損に関してもその製品に備わっている保証を利用することが多く保険を活用することはありませんが、海外旅行中に盗難や破損に遭った財産を取り戻すために保険加入することが大切です。

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飛行機系の補償

持参する荷物が少ない、あるいは全て持ち込むという方は節約してもいい補償です。航空機遅延補償に関しては、航空機が遅延する可能性は特にLCCを利用するケースだとよくありますので、つけておいても良いでしょう。複数の国を渡航する場合は航空機を利用した移動も増えると思いますのでつけておくべき補償です。

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バックパッカーの方からよくあるご質問

保険会社が色々あって分からない、自分が行く渡航先で適用されるのかよく分からない、という方には複数の保険会社を取り扱っている代理店を利用してプランを探すのがオススメです。ここで、よくお客様からいただく質問について回答させていただきます。

Q.複数国をバックパッカーするのに1つの保険で大丈夫ですか?

A.海外旅行保険は複数地域でも適用されるのでご安心ください。ただし、米国出資の保険会社(AIGなど)は一部地域で適用範囲外になることがありますのでお気をつけください。

Q.代理店を通して契約するメリットは何ですか?手数料は発生しませんか?

A.代理店を通すことで複数の保険会社から自分にぴったりのプランをアドバイザーに探してもらうことができます。手数料が発生しない代理店もございます。保険Timesは手数料が一切発生しない上、LINEで簡単にお見積もりいただくことができてとても便利ですよ。

Q.クレジットカード付帯保険で渡航しようと思いますがどう思いますか?

A.保険料はかからないし、クレジットカードの保険で大丈夫なのではと考える方もいらっしゃるでしょう。確かに新たに加入する必要もなく、保険料が無料なクレジットカードの保険は魅力的ですよね。しかし、便利な反面、下記のようなデメリットもあるためなるべく日本の海外旅行保険に加入することをおすすめします。利用する場合はクレジット会社に補償内容や利用条件について問い合わせて確認しましょう。

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Q.クレジットカード付帯保険のデメリットは何ですか?

1. 1枚ずつの補償額が少ない

 治療費用300万円など、海外旅行保険に加入した場合に比べると補償額がだいぶ低いのが特徴です。十分な補償を確保したい場合は2~3枚のカードに加入する必要があり、請求に手間がかかることがあります。また、死亡補償については一番補償額が高いカードのみ補償となります。

2.自動付帯以外もある

クレジット付帯保険には自動付帯と利用付帯があり、自動付帯は渡航時に自動的に保険適用となりますが、利用付帯はそのカードで航空券代など旅行代金の一部を支払うことが条件となっているカードで注意が必要です。

3.30日や90日など日数に上限がある

カードごとに保険期間が異なりますが、ほとんどのカードが保険期間は90日間までと決められていることが多いです。3ヶ月以上旅行予定がある場合、日本の海外旅行保険に加入しましょう。

4.延長ができない

保険会社が扱っているプランであれば、渡航期間が伸びた場合延長の制度を利用することも可能です。(ただし、延長には審査があり必ず延長できるということではありません。)

クレジットカード付帯保険 自動付帯/利用付帯

2通りの利用方法があるクレジット付帯保険。ここでは自動付帯と利用付帯の違いについて説明します。

自動付帯とは?

海外旅行に出るだけで無条件で自動でクレジットカードの保険が適用される。

利用付帯とは?

そのクレジットカードを利用して公共交通機関のチケットを購入しない限り適用期間が始まらないもの。主に下記の交通機関ものがチケットとして認められています。

  1. 時刻表がある公共のバス
  2. 電車
  3. タクシー
  4. 時刻表がある船
  5. 航空券(LCC含む)
  6. 燃油サーチャージ代
  7. 飛行機のアップグレードの料金
  8. 電車などのプリペイドカード
  9. 自転車で世界一周する場合の保険

普通の保険は飛行機や船、電車、バスなど公共機関を利用した旅を想定しています。しかし世界一周に行かれる方には自動車やバイク、自転車で旅をする人も少なくありません。先述の賠償責任の説明の通り、海外旅行保険の賠償責任は自動車に関しては免責(補償対象外)です。ですが自転車は対象となりますので自転車で旅をする予定のある人は下記の二つの補償は必ず付けていきましょう。

海外旅行保険に加入する際の注意点

危険度の高い行動をする予定がある場合

登山やスキューバダイビングを行う場合、事前に保険会社や代理店の担当者に個別で相談しておくことが大切です。例えば登山の場合アイゼン・ピッケルを利用する場合はリスクも高いため危険割増料金を付け必要がある場合があります。

体調不良や怪我で病院にかかりたい時の行動マニュアル

1.保険会社のサポートデスクに電話する

24時間365日日本語でスタッフが対応します。症状や場所を詳しくお話しください。病院で医療通訳をつけたい場合などはここで依頼します。

2.サポートデスクで案内された病院に行く

保険証券とパスポートを持って案内された病院へ行ってください。支払いはキャッシュレス(=自己負担0)となります。

3.治療費以外で自己負担費用が発生している場合はサポートデスクに電話する。

病院まで交通費がかかった場合や、薬が院外(薬局)処方で自己負担が発生した場合は診断書と各種領収書を保管し、サポートデスクにお電話ください。保険金請求をすることができます。

まとめ

日本に保険会社は数社ありますが、基本的にどの保険会社もこのサポート体制が確立していて、丁寧で良質な対応を受けることができます。海外ではなかなか一人では難しい病院探しから対応してくれるので、日本の海外旅行保険は役に立ちます。

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保険Times Magazine編集部

株式会社インシュアランスブレーンでは、生命保険、損害保険の国内主要会社を取り扱っており、"お客様目線での保険選び"ができるようサポートさせていただいております。個人のライフプランから会社のリスクマネジメントなどお気軽にご相談ください。

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