火災保険に加入しているけど、引っ越した場合はどうなるのかな?
引っ越しした場合、火災保険は解約するしか方法はないのかな?
転勤や家庭の事情で引っ越しする場合に、契約していた火災保険はどうしたら良いか分からないと悩む方も少なくないでしょう。
今回は、引っ越しした場合の火災保険の手続きについて解説します。
この記事を読んだあなたは、引っ越しする時の火災保険の手続き方法について理解できるでしょう。
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引っ越しした場合の火災保険はどうする?
引っ越しをすると、火災保険の契約内容が現在の住居に適用されているため、新しい住居に引き継ぐには契約内容の変更が必要です。
引っ越しをするからと言って、火災保険を解約する必要はありません。
契約内容の変更が必要
火災保険の補償内容は住居ごとに適用されるため、引っ越しに伴い契約内容の変更が必要です。
変更する内容は、下記の通りです。
住所 | 新しい住居の住所を保険会社に報告し、契約内容を更新 |
保険金額の見直し | 新居の構造や価値に応じて、保険金額を調整 |
補償内容の見直し | 新居の立地や環境によって、必要な補償内容(例:水害補償)が異なる可能性がある |
保険料の更新 | 新しい条件に基づき保険料が変更される場合がある |
契約内容を変更する手順
火災保険の契約内容を変更する手順を紹介します。
加入している保険会社または保険代理店に引っ越しの予定を伝えます。
・新しい住居の住所
・引っ越しをする日
・新しい住居の構造や広さ
保険会社から求められる書類(新住所を証明するものなど)を準備し提出します。
保険会社と相談して、新居に適した補償内容や保険金額を再確認しましょう。
契約変更が必要な場合、保険会社が指定する手続きに従って変更手続きを完了させます。
必要に応じて追加保険料を支払いましょう。
変更手続きが完了すると、新しい住居に適用される保険証券が発行されます。
火災保険の変更手続きを忘れると、新しい住居での補償が受けられなくなる可能性があるため、早めに対応することが大切です。
パターン別!火災保険手続き
引っ越し時の火災保険手続きは、住居の形態や契約内容に応じて異なります。
主なパターンごとに必要な手続きを詳しく解説します。
賃貸から持ち家へ引っ越す場合
「賃貸」から「持ち家」へ引っ越しをする場合は、火災保険を引き継ぐことが出来ません。
そのため、賃貸の火災保険は、賃貸契約が終了する際に解約が必要です。
新たに持ち家用の火災保険に加入する必要があります。
持ち家では、建物部分も補償対象となるため、「建物」と「家財」を対象とした火災保険に加入しましょう。
また、火災だけではなく水害や地震保険などのオプションも検討することをおすすめします。
賃貸から賃貸へ引っ越す場合
「賃貸」から「賃貸」へ引っ越しをする場合は、変更手続きをおこなうことで契約を引き継ぐことができます。
基本的に賃貸の場合は、保険対象を「家財」として保険期間2年の火災保険に加入している方が多いでしょう。
保険期間中に引っ越す場合は、契約している火災保険を引き継ぐケースが多いです。
しかし、所在地や建物の構造など新しい住居の条件によって保険料が変更になる場合があります。
また、現在契約している火災保険を解約して、新しく火災保険に加入し直すことも可能です。
持ち家から持ち家へ引っ越す場合
「持ち家」から「持ち家」へ引っ越しをする場合、変更手続きをおこなうことで契約を引き継ぐことができます。
しかし、建物の構造や延べ床面積などが変わる場合、保険料が変更になる可能性が高いです。
また、現在の持ち家を所有したままにする場合は火災保険の契約はそのままにして、新しく入居する持ち家では新たに火災保険に加入することになるでしょう。
持ち家から賃貸へ引っ越す場合
持ち家をそのまま所有して賃貸へ引っ越しをする場合は、火災保険はそのまま継続して、賃貸で新しい火災保険に加入することになります。
持ち家を手放して賃貸へ引っ越しをする場合は、持ち家の火災保険を解約して賃貸の火災保険に加入し直すことが一般的です。
しかし、保険会社や内容によっては契約を引き継ぐことができる場合もあるため、確認しましょう。
各パターンで必要な手続きは異なりますが、いずれの場合も引っ越し日が決まったら早めに保険会社に連絡し、適切な対応を取ることをおすすめします。
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引っ越しに伴い火災保険を解約する場合
引っ越しに伴い火災保険を解約する場合の流れや注意点を解説します。
火災保険の解約手続きの流れ
解約を希望する旨を保険会社に連絡します。
連絡時に、契約者番号や保険証券番号が必要になることが多いので、事前に確認しておきましょう。
保険会社に解約理由を伝えます。
引っ越しや契約期間満了に伴う解約であれば、スムーズに手続きが進むでしょう。
解約に必要な書類を保険会社に提出します。
・解約申込書
・保険証券
・新しい住所を証明する書類
手続きが完了すると、保険会社から解約確認の書類が送付されます。
契約期間が残っている場合、未使用分の保険料が返金されることがあります。
具体的な金額や返金方法は、保険会社に確認しましょう。
火災保険を解約し忘れた場合どうなる?
火災保険を解約し忘れている場合、保険料の無駄が発生するため注意が必要です。
解約を忘れている間も保険料は請求されます。
解約を忘れていたからと言って罰則などはありませんが、保険料を二重に支払って損をします。
引っ越し後に不要な保険に保険料を支払い続けることになるため、引っ越しが決まったら早急に対応しましょう。
火災保険を解約する場合の注意点
火災保険を解約する場合の注意点を紹介します。
解約するタイミング
新しい火災保険に加入する必要がある場合は、契約期間が重複しないように調整しましょう。
また、新しい住居で無保険期間が出ないように早めに保険会社へ連絡することが大切です。
反対に、解約手続きを忘れたらいけないから現在の火災保険を早く解約してしまうと、引っ越し日までの補償が無くなってしまう場合があります。
火災保険の補償に切れ目がないように手続きをしましょう。
解約返戻金の確認
火災保険を解約した場合、一括で保険料を支払っていた場合は解約返戻金が戻ってくるケースがあります。
契約期間の途中で解約した場合、未経過期間の保険料は返ってくるため、確認しましょう。
しかし、解約手続きを忘れると保険料が返ってこないため、引っ越しが決まったらすぐに保険会社へ連絡することをおすすめします。
また、契約期間の残りが1ヶ月を下回っている場合は解約返戻金がない場合もあるため、契約内容を確認しましょう。
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引っ越しに伴い火災保険を見直す場合のポイント
引っ越しは火災保険を見直す絶好のタイミングです。
新しい住居の特性や環境に合わせて補償内容を調整することで、より適切な保険を選ぶことができます。
見直し時の重要なポイントを解説します。
補償内容の確認
引っ越し先の立地や環境によって、必要な補償が変わるため補償内容の見直しをすることをおすすめします。
水害リスク | 河川や海の近くに住む場合は、洪水や浸水被害に対応できる補償を確認 |
地震リスク | 耐震性能が高くない建物の場合、補償内容を手厚くするのが安心 |
治安や火災リスク | 放火や盗難のリスクが高い場合は、それらをカバーする補償を含むプランを選ぶ |
補償額の見直し
新居に合った保険金額になるよう、補償額を見直しましょう。
建物:建築費用や再建築費を基に、適正な保険金額を設定します。
過剰な設定は無駄な保険料につながるため注意しましょう。
家財:引っ越しを機に、所有する家具や家電の総額を確認し、適切な補償額を設定します。
複数の保険会社を比較する
保険料や補償内容は、保険会社によって異なります。
複数の保険会社から見積もりを取り、最適なプランを選ぶことをおすすめします。
まとめ
引っ越しした場合、火災保険は解約または契約内容変更の手続きが必要になります。
火災保険の補償が切れることのないように手続きするように注意しましょう。
また、引っ越しのタイミングで、複数の保険会社の補償内容を比較して、加入するプランを見直すことをおすすめします。
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