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【2021年版】台湾へ渡航する際の海外旅行保険の選び方を徹底解説

台湾海外旅行保険

台湾は日本からのアクセスが良く食べ物も美味しいため、人気の観光国として有名です。台湾と聞くと、ライトアップされた町並みで有名な九份やグルメスポットとして有名な夜市などを思い浮かべる方も多いでしょう。また、アジア随一の親日国家でもあり、人当たりの良い国民性のため比較的治安が良い国です。そして、台湾は2泊3日、3泊4日程度の日数で旅行ができるので、社会人の方たちに数日の連休での旅行先としても人気が高い国となっています。そのため、新型コロナウイルスが落ち着いて、海外旅行に行ける日が来たら、まずは台湾に行こうと思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな観光人気国、台湾に渡航する際の海外旅行保険について解説していきます。さらに、台湾の治安や医療事情についても解説するので、台湾への渡航を検討している方はぜひご覧ください。

ココがポイント

  1. 台湾へ渡航する際、コロナウイルスの治療費用負担は全額自己負担となります。治療救援費用の金額が十分かを確認して渡航するようにしましょう。
  2. 台湾の医療機関では中国語、英語しか通じないケースもあります。言語に自信がない方は、海外旅行保険の医療通訳サービスを利用するようにしましょう。
  3. 海外旅行保険の補償内容で重要なのは、治療救援費用、携行品損害補償です。保険金請求頻度も高いため、これらをしっかりつけて渡航するようにしましょう。

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台湾へ渡航する目的や期間によって選ぶべき保険は異なる

台湾への渡航の際に必要な海外旅行保険は、渡航目的や期間によって選ぶ基準が異なります。例えば物の保険を取り上げると、短期の旅行の場合、ホテルやゲストハウスに宿泊することが多いため携行品損害補償が付いていれば問題ないでしょう。一方で、インターンシップや留学等で長期間、現地に滞在する場合には、アパートを借りたりシェアハウスをするといったケースが想定されるため、持ち歩く物だけではなく部屋の中に置いてある物も補償の対象になる生活用動産補償を選択するのがベターです。短期的な滞在よりも長期滞在する方が怪我や病気で通院する可能性も高くなるため、治療費用の補償を長期滞在の場合は厚くしておく必要もあります。

渡航する期間によって保険で補償すべきポイントが異なってきますので、ご自身の渡航期間と渡航ん目的に合った保険を選択するようにしましょう。台湾への留学とワーキングホリデーで必要な補償に関しては、以下の記事で適切な海外旅行保険の選び方を別途解説しているので、ぜひご覧ください。

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台湾へ渡航する上での海外旅行保険の選び方のポイント

台湾へ渡航する上での海外旅行保険を選ぶ際に気をつけるべきポイントは、1.現地の治安状況や医療事情を加味して補償内容を決めること、2.クレジットカードの付帯保険を使うメリットデメリットを認識しておくこと、3.各保険会社の提供する保険の内容を確認し、最適なプランに加入することの3点です。これらを順を追って説明させていただきます。

渡航前に確認しておきたい、台湾の治安事情

海外旅行に行く際、渡航先の国の治安がどの程度か気になりますよね。結論、台湾の治安は世界治安危険度ランキングでいうと、163か国中28位となっており、比較的治安の良い国だと言えます。しかし、旅行客を狙ったスリやひったくりといった軽犯罪は発生しているので、観光する時には注意が欠かせません。では、具体的にどのような軽犯罪が起きる可能性が高いのかご紹介していきます。

スリやひったくり、置き引き

まず、注意すべき軽犯罪はやはりスリやひったくり、置き引きです。特に旅行客を狙っているため、人気の観光地や人ごみで起こる確立が高いです。そのため、リュックサックやウエストポーチなどは、お腹側にかけて、自分の目で見える所で持つことをおすすめします。旅行客はお金を持っている人だと見られているので、会計時に財布の中身を見せたり、ポケットに財布を入れたりしないようにしましょう。

タクシーのぼったくり

続いて、タクシーのぼったくりにも気をつけなくてはいけません。タクシーでは、料金メーターを作動していなかったり、旅行客だからと高額な運賃を請求されたりすることがあります。そのため、悪質なタクシーが少ないといわれている、大手のタクシー会社やUberを使うことをおすすめします。乗車前に、目的地までいくらかかるのかを確認し、明らかに高いと感じた時はそのタクシーは断るようにしましょう。

交通事故

最後に、台湾で観光をする際には交通事故にも注意しなくてはなりません。なぜなら、台湾の交通事情は日本とは違い、交通規制がされていない所が多いからです。特にバイクの通行が多く、スピードも出ていることが多いため、歩行中に横を通るバイクと接触しないように気をつけましょう。また、日本のように歩行者優先といった交通状況ではないので、道路を横断する時にはドライバーとのアイコンタクトが欠かせないです。もし、交通事故に遭った際には、必ず事故当事者の連絡先を聞き、その場で保険会社に電話をかけましょう。保険が効く場合、どのような状況で起きた事故かで金額が大きく変わるので、当時の状況や写真などの証拠が必要になります。

台湾の病院・医療機関の状況

海外旅行先で、万が一体調を崩した時にはどうすべきか悩みますよね。

台湾の医療機関の衛生面は良いのか、評判の良い病院あるのかなども気になることでしょう。結論、医療機関としては日本と同様に総合病院やクリニックがあり、医療技術も日本に劣らないくらい進んでいます。また、台湾の医療費は日本と比較すると非常に安く、救急車も無料で呼ぶことができます。ただし、緊急性が高く、台湾で治療ができないと判断された時は、日本への緊急搬送が必要になるため、高額な費用がかかってしまいます。このような緊急事態の場合に備えて、海外旅行保険に加入しておくと安心して現地の滞在を楽しむことができるでしょう。

台湾の医療機関でよくあるコミュニケーショントラブル

それでは、台湾の医療事情に関して、旅行者によくあるトラブルの例をご紹介します。

中国語や英語が話せないと意思疎通ができないというコミュニケーションの問題です。大学病院や総合病院を受診した際には、日本語を話せる医療従事者やスタッフが滞在していることが多いですが、クリニックなどを受診した際には日本語が話せる方がいない可能性があります。怪我や病気の時は、体力もなくなり、普段使っていない中国語や英語でのコミュニケーションは非常に大変になります。そのため、医療従事者と対話できるくらいの言語力は身に着けておくべきでしょう。台湾の医療事情は非常に整っているので、大きな問題はありませんが、自分の症状を適切に伝えるためにも、現地語を習得しておく必要があると言えます。

もし、言語が通じずに治療を受けることが難しい場合は、通訳を手配してくれるサービスが付いている海外旅行保険を利用しましょう。

台湾の病院で治療を受けた場合の医療費水準

項目名日本台湾
救急車を呼んだ場合の費用無料
※一般的に海外では費用が発生することが多くあります
無料
病院の初診料3,000円弱程5,500円程度
虫垂炎の治療費400,000円程(日本の基準額は、10割負担を想定)
※平均入院日数は日本では4日程度
300,000円(台湾の医療費水準は、日本の医療費に比べて8割程度の水準となります)
骨折時の治療費20,000円15,000円
病院の部屋代(1日平均)個室:30,000円~100,000円個室:5,000円~20,000円

台湾で実際に病院に通院することになった場合、いくらくらいの金額がかかるのでしょうか。上記の通り、日本の医療費用の水準と大きく変わらないという点がまず特徴です。ただ、日本の医療費水準と変わらないということは日本よりも自分が支払う金額が多くなるということでもあります。日本では、健康保険に加入しているため実際にかかる医療費は3割負担になりますが、海外では日本の健康保険をその場で使うことはできないため、実際医療費の10割を負担することになります。これらのリスクをカバーするという観点で海外旅行保険に加入することとなります。

No.内容請求金額
1クルーズ船内でベッドから転落、首を痛め下船し受診。椎間板ヘルニア・胸椎骨折と診断され14日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 617万円
2空港到着後に突然意識不明となる。くも膜下出血と診断され30日間入院・手術。家族が現地に駆けつける。医師・看護師が付き添い、日本へ医療搬送。 465万円
3ベランダから落下。胸椎・腰椎他骨折、脊髄損傷の診断。214日間の入院および手術。看護師が付き添い医療搬送。456万円

上記が実際に台湾へ渡航した方が負担することとなった高額な支払い事例となります。現地の入院に加えて日本への医療搬送が伴う場合、1,000万円近くの負担が発生するリスクがありますので、これらの高額な費用請求に耐える補償を設定しておくことが重要です。台湾の医療費事情については以下の記事でも詳しく解説させていただいています。

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台湾におけるコロナウイルスの治療費用負担

台湾においては、現地でコロナウイルスに感染した場合は全て自己負担となっておりますので感染予防対策と同時に感染した場合の費用負担については海外旅行保険でカバーしておく必要があります。長期の入院などの事態になった場合に備え、保険で補償される治療費用の金額をよく確認して渡航するようにしましょう。

台湾へ渡航する上での海外旅行保険の選び方

これまでのご説明で、海外旅行の際に心配になる治安や医療事情が理解できたことと思います。台湾の治安としてはアジアの中では良いものの、スリやひったくりなど観光地ならではの事故や、交通事故については注意が必要となります。また、医療事情については医療費については日本と同等水準ではあるものの、健康保険が使えなかったり日本への搬送が伴う事故が発生した場合は高額な費用負担が発生するリスクがある点についてまとめました。以下からは、そんな台湾において具体的にどのような海外旅行保険選びをするべきか?という点について解説します。

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険(エポスカードの場合)

今回は、クレジットカード付帯の保険の中でも人気のあるエポスカードを例に挙げて解説します。エポスカードは入会金・年会費が永年無料のクレジットカードで、海外旅行傷害保険の対象者は、Visa付きのエポスカード会員本人のみです。エポスカードを保持するご家族は保険対象外ですので、お気をつけてください。また、保険の補償期間は1旅行につき最長で90日間となっていますので、それ以上の期間渡航する場合は保険会社が提供する海外旅行保険を検討しましょう。

では、エポスカードの海外旅行保険ではどの程度の補償がされるのでしょうか。エポスカードの海外旅行傷害保険の補償内容について解説していきます。

エポスカードの海外旅行保険の補償内容

保険の種類保険金額
携帯品損害(免責3000万)20万(1旅行・保険期間中の限度額)
救援者費用100万(1旅行・保険期間中の限度額)
賠償責任(免責なし)2,000万(1事故の限度額)
疾病治療費用270万(1疾病の限度額)
傷害治療費用200万(1疾病の限度額)
傷害死亡・後遺障害最高500万

それでは、詳しく見ていきましょう。

海外旅行保険の補償内容を確認する上で重要なポイントは、治療救援費用の補償金額です。上記の項目の中では疾病治療費用と傷害治療費用が該当します。要は入院や怪我で病院に通院する際にかかる治療費用の補償です。エポスカードは、設定金額が200~270万円となっていますが、先ほど台湾で発生している高額の保険金請求事例でもあった通り、日本へ緊急搬送しないといけなくなるような事故に巻き込まれてしまった場合は、補償がが足りなくなり、足りない分は高額な自己負担が発生します。

短期の旅行であれば、そもそも事故に巻き込まれる可能性も低いことからクレジットカードの付帯保険でなんとかなるかといって海外渡航したものの、確率の低い万が一の事故に実際に巻き込まれてしまい多額の費用負担が発生してしまった方も実際にはいらっしゃいます。どこまでリスクを許容するかですが、これらの補償内容だと足りなくなる可能性があるということは認識しておいて良いかと思います。

日本の海外旅行保険を選ぶ場合の特徴

海外旅行保険の付帯サービス

日本の保険会社が提供している海外旅行保険には、海外のトラブルに対応したサービスが付帯されているケースがほとんどです。まずはそのサービス内容について確認しておきましょう。

1.医療通訳サポート

2.キャッシュレス治療サービス

3. 24時間の電話サポートサービス

上記の3点については多くの保険会社が提供しているサービスとなります。医療通訳については、現地で病院にかかった時に中国語や英語が話せない方向けに電話による医療通訳サポートサービスを提供するものです。キャッシュレス治療サービスとは、現地で多額の費用負担が発生したとしても現地の病院でお金を払わず治療を受けられるサービスです。(保険会社が病院に直接治療費用を支払います)電話のサポートサービスは、急な病気にかかった場合でも、どの病院に行けばキャッシュレスで治療を受けられるかを保険会社のサポートデスクがご案内するサービスとなります。

あまり行ったことのない国に渡航する場合でも、上記のサービスがあれば万が一通院しないといけなくなったとしても基本的には安心して病院に通うことができるというものです。

海外旅行保険の保険プラン例

日本の海外旅行保険の保険プランについても確認しましょう。冒頭で、海外旅行保険は渡航する目的が重要という内容を解説させていただきましたが、以下の通り通常の海外旅行の場合でも保険会社各社で加入できる期間に違いがあるのがわかります。ある保険会社では半年まで加入OK、ある保険会社では1ヶ月までしか加入できないと行った形です。また、Bプランについてはクレジットカードの付帯保険に上乗せして使うプランを提供しています。クレジットカードの付帯保険は補償内容が薄くなるという解説をさせていただきましたが、補償が薄くなる治療費用を中心にクレカ保険と併用することを目的としたプランです。各社様々な特徴がありますので、これら特徴を認識しつつ保険選びをするのが良いでしょう。

補償面AプランBプランCプランDプラン
傷害死亡1,000万円 1000万円 1000万円
傷害後遺障害1,000万円30~1000万円1000万円
治療・救援費用1,000万円2000万円無制限3000万円
緊急歯科治療費用10万円10万円
疾病死亡 2000万円 500万 1000万円
賠償責任1億円1億円 1億円
携行品損害30万円 30万円10万円
生活用動産
航空機寄託手荷物遅延等費用1万円 3万円
航空機遅延あり
旅行事故緊急費用5万円
テロ等対応費用1万円
弁護士費用100万円 100万円
保険料(渡航期間4日)1,170円1,330円4,400円4,570円
保険料(渡航期間7日)1,990円 1,770円 7,440円 6,630円
保険料(渡航期間14日)3,550円2,660円 13,650円 10,590円
保険料(渡航期間21日)5,050円 5,100円 18,150円 17,160円
保険料(渡航期間29日)6,910円10,320円 23,790円 22,970円
保険料(渡航期間2ヶ月)27,400円47,840円40,400円
保険料(渡航期間3ヶ月)48,530円57,920円48,940円
保険料(渡航期間6ヶ月)126,810円105,250円

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海外旅行保険の補償内容の選び方

治療・救援費用

「治療・救援費用」は捻挫や風邪などの通院入院、家族が現地へお見舞いに来る際の交通費なども補償されます。海外の慣れない環境で具合が悪くなるケースも多く、利用することが多い補償です。
また、緊急医療搬送や大事故による手術の場合などの高額な治療費もカバーされますので、ご自身の命にもかかわる大事な補償です。

賠償責任・生活用動産、携行品損害

「賠償責任」はお店の商品を壊した、自転車で他人を怪我させた、アパートの部屋を燃やした・水浸しにしたなどの損害賠償を補償します。可能性はかなり低いですが、万が一他人を大怪我させてしまった際の多額な損害賠償金をカバーします。「生活用動産、携行品」は物の破損や盗難をカバーする保険です。スマホの画面が割れた・バックをひったくられたなど請求件数が多い補償です。

それ以外の補償

死亡した場合・後遺障害を負った場合の補償、飛行機関連の補償などがあります。これらの補償は付帯しても保険料が大きく変わる補償ではないので、海外滞在の様々なリスクをカバーされたい場合はしっかり加入すべき補償です。

まとめ

今回は、台湾へ渡航する際の海外旅行保険について解説してきました。台湾の治安や医療事情、海外旅行保険の選び方を理解していただけたと思います。海外旅行保険を選ぶ時は、現地滞在日数と渡航の目的に合わせた適切な保険をかけるようにしましょう。そして、現地でトラブルが起こった時に、すぐに保険の補償内容をチェックできるよう、具体的な補償内容や緊急連絡先が書かれた冊子を携帯することをおすすめします。

台湾への渡航を検討している方は、ぜひこの記事を参考にご自身の旅行プランに合った海外旅行保険を選んでくださいね。

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  • この記事を書いた人

保険Times Magazine編集部

保険Times(株式会社インシュアランスブレーン)では、海外旅行保険(留学・ワーホリ・駐在・海外長期渡航など)・火災保険・法人損保に関するお問い合わせを日々多数いただいています。その中で、お客様からのご質問・やり取りの中から「この情報は保険加入前に知っておいた方がいいな」といった内容を記事にまとめて保険の選び方を発信しています。 スタッフの詳細なご紹介:https://hokentimes.com/oversea/staff

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