海外旅行保険

【2022年版】ロシアへ海外旅行保険の選び方を徹底解説

ロシア海外旅行保険

ロシアと聞くと、赤の広場やエルミタージュ美術館など有名な観光名所を想像する人が多いでしょう。また、町並みや景観も美しく、非日常的な空間が広がっていますよね。そんなロシアは、近年、芸術国として人気が高まっています。ロシアは国土が広いため、一度の旅行ですべての地域に足を運ぶことは難しいですが、2~3日あればモスクワの有名所を回ることができます。そして、成田空港から直行便が出ているためアクセスが良く、連休があれば社会人の方でも旅行できる国です。

今回は、ロシアに渡航する際の海外旅行保険について解説していきます。加えて、ロシアの治安や医療事情についても解説するので、ロシアへの渡航を検討している方はぜひご覧ください。

ココがポイント

  1. 地下鉄や観光地でテロが発生しているロシア。日本と比較すると治安も良くない地域ですので、海外旅行保険の観点だとスリや置き引きなど物の補償は付帯して渡航するのが良いでしょう。
  2. ロシアに渡航している方が過去の使った海外旅行保険で支払われた保険金は、1,400万円という事例もあります。チャーター機での搬送などのリスクもカバーした保険に加入しましょう。
  3. 海外旅行保険は、どの会社を選択するか、補償内容と補償金額をどうするかという点がカスタマイズのポイントです。

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ロシアへ渡航する目的や期間によって選ぶべき保険は異なる

ロシアへ渡航する際に、必要な海外旅行保険は、渡航目的や期間によって選ぶ基準が異なります。渡航期間が長くなるほど、怪我をしたり、事故に遭ったりするリスクが高まります。特に、人が集まる観光地では、スリや置き引きなどの軽犯罪が起こりやすいです。ですので、短期の旅行よりも長期渡航の方が保険の補償内容を充実される必要があり、海外旅行保険の役割として、想定できなった高額な支払いをカバーすることが重要になります。そのため、ご自身の渡航目的と期間に合わせた海外旅行保険を選択しましょう。

留学でロシアに渡航される方に向けて、別途解説記事を作成していますので、こちらをご確認いただければと思います。

ロシア
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ロシアの治安

海外旅行に行く際、訪れる国の治安がどの程度か気になりますよね。ロシアの治安のイメージがパッと思い浮かぶ方はあまりいないでしょう。結論、ロシアは国土が広いため、地域によって治安の良さが異なります。外務省が発表している治安状況から見ると、ロシア全土に注意喚起がされているので、どこも地域でもある程度の不安は伴うことでしょう。その理由は、ロシアで起こるテロの多さにあります。

実際、過去に地下鉄や観光地でテロが起こっています。しかし、警察による安全対策や警備がされているので、テロの発生を除けば、他のヨーロッパの国々と治安に大きな差はありません。そうは言っても、やはり海外旅行に行くからには気を付けるべきことがあるので、ロシア旅行の際の注意点を3つほど解説していきます。

スリや置き引きに気を付ける

まずは、観光地などの人ごみで起こりやすいスリや置き引きに気をつけてください。軽犯罪は、旅行客をターゲットにしていることが多いです。なので、かばんや携帯電話から目を離さないようにしましょう。リュックサックやボディバッグなどを背中側で背負うことも避けるで良いです。

夜は出歩かない

続いて、治安が悪くない地域であっても夜に出歩くことは控えましょう。人通りの少ないエリアはもちろん、人通りがあっても夜は犯罪が起こる確立が高いため、不用意に外出することは避けるべきです。日本人はぱっと見の外見だけで旅行客だと判断され、お金を持っていると思われます。金目なものを狙った犯罪で命の危機に遭うことも想定されるので、日が落ちたら宿泊施設に帰りましょう。

緊急連絡先を確認しておく

最後に、万が一渡航先でテロやその他の事件が起こった時に備えて、緊急連絡先を確認しておきましょう。現地の警察の指示に従うことが一番ですが、緊急に帰国しなければならないこともあります。そういった場合に、素早く手続きをしたり、支援を受けたりするためにも、緊急時に取るべき対応を把握しておくことが重要です。そのため、ロシアへ渡航する際は、外務省から最新の安全情報が届く「たびレジ」に登録しておくことをおすすめします。

ロシアの医療

海外旅行先で万が一病気になったり、怪我をしたりした時、どういった病院に行くべきか心配ですよね。また、渡航先の国の医療水準も気になると思います。結論、ロシアで日本と同じレベルの治療を受けることは難しいです。そのため、大怪我や重症な病気の場合には、日本へ緊急搬送される可能性が高いでしょう。

海外旅行保険加入者のロシアでの保険金請求事例

では、ロシアの医療機関に受診する際、具体的にどのくらいの金額がかかるのか解説していきます。

治療・受診内容保険金支払額(日本円)
初診料15,400円
救急車を呼んだ場合公営)9,300~19000円

民営)35,000円~

入院時の1日当たりの部屋代相部屋)51,000円

個室)72,000円

ICU)70,000円

骨折した場合の治療費28,000円
盲腸の手術費+2日間入院540,000~620,000円

上記から見て、ロシアの医療費は日本の10割負担額と比較して、1.5~2倍ほどです。診察程度であれば、高額な支払いはありませんが、手術が必要となると60万円以上の額がかかります。このような万が一の場合を考慮すると、海外旅行保険の治療費の補償額は最低200万円はあったほうが良いでしょう。それでは、万が一の場合としてどのような状況が考えられるか、実例を見ていきたいと思います。

事故の状況金額
妊婦が流産と診断され、医師と看護師の付き添いのもと搬送し、手術と6日間の入院をした場合。18,000,000円
風呂場で意識を失い、倒れる。

脳内出血で16日間入院し、看護師2名が付き添いのもと帰国。

14,469,169円
目眩・頭痛の症状で受診し、医師が付き添い医療搬送。内頚動脈血栓・脳虚血発作と診断。手術と16日間入院をした場合。6,413,200円
眩暈と手足の痺れで動けなくなり、前庭神経炎と診断。看護師が付き添い医療搬送し、16日間入院した場合。4,670,000円

上記の実例から見て、重症な病気になった場合、手術と2週間以上の入院が伴うケースが大半です。また、搬送に医師や看護師が付き添うことも多く、ロシアで治療が受けられない際には、日本または他国に搬送されます。このようなケースを考えると、海外旅行保険の補償内容として救援者費用が700万円以上あると良いでしょう。

ロシアの医療機関でよくあるコミュニケーショントラブル

最後に、ロシアの医療事情に関して、旅行者によくあるトラブルの例をご紹介します。ロシア語や英語が話せないと、医師や看護師と意思疎通ができないというコミュニケーションの問題です。日本人をはじめとしたロシアに訪れる外国人の多くは、欧米系のクリニックを受診します。国立・公立の病院も受診できますが、ロシア語しか話せないスタッフが多く、外国人が受診する時の手続きが複雑なため、あまりおすすめできません。

そのため、治療費は高くなりますが、欧米系のクリニックを受診する方が良いでしょう。私立病院のなかには、日本人スタッフや日本語が話せるロシア人スタッフが勤務しているところもあります。日本人がロシアでよく利用する医療機関について以下にまとめます。

医療機関名地域住所電話番号HP特徴
EMC(European Medical Center)モスクワг. Москва, ул.Щепкина, д.35 (Schepkina street 35, Moscow )(495) 933-6655http://www.emcmos.ru入院病棟、手術室、ICU、CT、MRIなど備えた総合病院。日本人家庭医、日本語通訳勤務
Global Medical System(GMS)モスクワ1-й Николощеповский пер., д. 6, стр. 1(6/1, 1-y Nikoloshchepovskiy street)(495) 781-5577 (800) 302-5577http://www.gmsclinic.com24時間受診可。入院も可能。平日は日本語通訳が勤務
Мединцентр (Medincentre Polyclinic)モスクワ4-ый Добрынинский пер., д.4 (4th Dobryninskiy street 4)(499)237-1706(英語対応可能)http://www.medin.ru/英語対応可能
Botkin Hospitalモスクワ2-ой Ботокинский проезд, дом 5, корпус 5(2nd Botkinskiy Proyezd, 5/5)(499)490-0303http://botkinmoscow.ru入院病棟、外来受診可能。
US Dental Careモスクワул. Б.Дмитровка, д.7/5. Олимпийский проспект, д.16, стр.5(495) 933-8686http://www.usdentalcare.com/歯科。院長は米国の歯科大学卒。日本語通訳アレンジ可。
EMC Dental Clinicモスクワ129090, г. Москва, ул. Щепкина, д.35 (Schepkina street 35)(495) 933-6655https://www.emcmos.ru/EMC Schepkina病院内にある歯科。
Global Medical System (GMS)Dentalモスクワ1-й Николощеповский пер., д. 6、 стр. 1(6/1, 1-y Nikoloshchepovskiy street)(495)266-2325https://www.gmsclinic.com/GMS内にある歯科
AMERICAN MEDICAL CLINIC & HOSPITALサンプトペテルブルグ78 MOIKA EMBANKMENT, ST.PETERSBURG, 190000+7-812-740-20-90https://www.amclinic.com/家庭医学、小児科、婦人科、および12以上の専門部門、24時間年中無休の緊急ホーム/オンコール相談
MEDLINE MEDICAL CENTERソチVINOGRADNAYA STREET,2/3, SOCHI+7(862)-233-3603小児科、外科、婦人科、外傷、整形外科、エコー、心臓外科、美容、(外来患者のみのクリニック)、24時間診察可能、英語対応可能

ロシアで病院を受診する際には、上記の日本人がよく利用する医療機関に行くことをおすすめします。もし、日本語や英語が話せるスタッフがいなかった場合は、海外旅行保険に付いている通訳を手配してくれるサービスを活用しましょう。

ロシアへ渡航する上での海外旅行保険の選び方

ここまでのご説明で、ロシアに旅行へ行く際に、気になる治安や医療事情が理解していただけたと思います。ロシアの治安は地域により差があるものの、治安が良いとは言えないため、所持品の管理や夜道を歩かないことなど注意が必要です。また、医療事情につきましては、医療費が日本と比べて高いことや私立病院を受診するケースが多いため、治療を受ける場合高額な請求が予想されます。ここからは、そんなロシアにおいて、具体的にどのような海外旅行保険を選ぶべきかについて解説していきます。

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クレジットカードに付帯されている海外旅行保険(エポスカードの場合)

今回は、クレジットカード付帯の海外旅行保険の中でも、人気の高いエポスカードを例に挙げて、クレジットカード付帯の海外旅行保険について解説します。
エポスカードは、入会金・年会費ともに永年無料のクレジットカードです。エポスカードには海外旅行傷害保険が付帯されており、保険の対象者はVisa付きエポスカードの会員本人のみとなっています。従って、エポスカード保持者のご家族には、保険が適応されない点にご注意ください。

また、海外旅行傷害保険の補償期間は1回の旅行につき、最長90日間ですので、90日以上の渡航の際には、保険会社が提供する海外旅行保険を検討しましょう。それでは、エポスカードの海外旅行傷害保険の補償内容がどのようなものか見ていきます。

保険の種類保険金額
携帯品損害(免責3000万)20万(1旅行・保険期間中の限度額)
救援者費用100万(1旅行・保険期間中の限度額)
賠償責任(免責なし)2000万(1事故の限度額)
疾病治療費用270万(1疾病の限度額)
傷害治療費用200万(1疾病の限度額)
傷害死亡・後遺障害最高500万

こちらが、エポスカードに付帯している海外旅行傷害保険の補償内容です。補償内容を確認する際、救援者費用と治療費用が特に重要なポイントとなります。エポスカードの保険の種類の中では、救援者費用と、疾病治療費用や傷害治療費用が該当します。これらは、搬送・通院・入院の際にかかる費用の補償です。エポスカードの保険金額である100~270万円を超過した際には、不足額を自己負担しなければいけません。考えらえるケースとしては、私立病院で手術や入院をした場合や、日本に緊急搬送された場合です。ロシアの場合、日本ほど医療水準が高くないですので、怪我や病気が重ければ重いほど日本へ搬送して治療しないといけなくなるケースが発生します。その場合先ほど例に挙げたような1,000万円を超える費用負担が発生するリスクがありますので、クレジットカードの付帯保険では補償が足りなくなるリスクがあることを認識しておきましょう。

2泊3日程度の短期旅行であっても、万が一の事故に遭う可能性はあるので、どこまでのリスクを保険でカバーするか、じっくり検討しましょう。また、いざ海外旅行保険を使うことになった時に、所有しているクレジットカード付帯の保険がどこまで補償してくれるのか、旅行前に確認しておくと良いです。

ロシアへ渡航する際の海外旅行保険プラン

日本の海外旅行保険の保険プランについても確認しましょう。冒頭で、海外旅行保険は渡航する目的が重要という内容を解説させていただきましたが、以下の通り通常の海外旅行の場合でも保険会社各社で加入できる期間に違いがあるのがわかります。ある保険会社では半年まで加入OK、ある保険会社では1ヶ月までしか加入できないと行った形です。また、Bプランについてはクレジットカードの付帯保険に上乗せして使うプランを提供しています。クレジットカードの付帯保険は補償内容が薄くなるという解説をさせていただきましたが、補償が薄くなる治療費用を中心にクレカ保険と併用することを目的としたプランです。各社様々な特徴がありますので、これら特徴を認識しつつ保険選びをするのが良いでしょう。

補償面AプランBプランCプランDプラン
傷害死亡1,000万円1,000万円1,000万円
傷害後遺障害1,000万円30~1,000万円1,000万円
治療・救援費用1,000万円2,000万円無制限3,000万円
緊急歯科治療費用10万円10万円
疾病死亡1000万円2,000万円500万円1000万円
賠償責任1億円1億円1億円
携行品損害30万円30万円10万円
生活用動産
航空機寄託手荷物遅延等費用1万円3万円
航空機遅延あり
テロ等対応費用1万円
弁護士費用100万円100万円
保険料(渡航期間4日)1,680円1,350円4,400円4,570円
保険料(渡航期間7日)2,640円1,810円7,440円6,630円
保険料(渡航期間14日)4,950円4,480円13,650円10,590円
保険料(渡航期間21日)7,250円7,270円18,150円17,160円
保険料(渡航期間29日)10,090円10,610円23,790円22,970円
保険料(渡航期間2ヶ月)46,420円47,840円40,400円
保険料(渡航期間3ヶ月)143,530円57,920円48,940円
保険料(渡航期間6ヶ月)126,810円105,250円

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まとめ

今回は、ロシアへ渡航する際に必要となる海外旅行保険について解説いたしました。ロシアの治安や医療事情、日本人が利用する病院について理解していただけたと思います。ロシアに旅行へ行く際には、最新の安全情報を入手し、危険なエリアや軽犯罪の発生箇所などを確認しておきましょう。また、ロシアで医療機関を受診する場合、日本の医療費よりも高額な支払いが予測されるため、補償額の多い海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。

そして、海外旅行保険を選ぶ際は、旅行期間と目的に合った適切な保険に加入してください。万が一の事態の際に、慌てず行動を取ることができるよう、加入した保険の補償内容や緊急連絡先、現地で使えるサービスが書かれた冊子を携帯しておくと良いでしょう。ロシアへの渡航を検討している方は、ぜひこちらの記事を参考に、ご自身の旅行目的と期間に合った海外旅行保険を選んでくださいね。

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  • この記事を書いた人

保険Times Magazine編集部

保険Times(株式会社インシュアランスブレーン)では、海外旅行保険(留学・ワーホリ・駐在・海外長期渡航など)・火災保険・法人損保に関するお問い合わせを日々多数いただいています。その中で、お客様からのご質問・やり取りの中から「この情報は保険加入前に知っておいた方がいいな」といった内容を記事にまとめて保険の選び方を発信しています。 スタッフの詳細なご紹介:https://hokentimes.com/oversea/staff

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