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韓国の医療費・医療制度を海外旅行保険のプロが徹底解説

韓国

日本のお隣の国「韓国」。日本からも近く時差もないことから旅行にも人気の韓国ですが、日本から留学する人やワーキングホリデイ、出張や駐在目的で長期滞在している人が多い国の1つでもあります。韓国は日本からのアクセスもよく同じアジアということで食や文化も日本に近いものがありますが、海外であることに変わりありません。留学やワーキングホリデイで滞在する場合でも、知っておきたいのが韓国の保険事情。ここでは韓国の医療水準や医療費、医療制度などについてご紹介していきます。

ココがポイント

  1. 韓国は医療費が高額なエリア。日本の医療費と比較すると同等程度の費用がかかるケースがあることを認識しましょう。
  2. 韓国の健康保険は補償対象外の項目がある点が注意ポイントです。
  3. 現地で日本語の診察などを受ける際は自費になりますので、海外旅行保険の加入をお勧めします。

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韓国の医療水準について

医療水準ランキング

出典:Health Care Index by Country 2020

Health Care Index by Country2020の調査によると、韓国の医療水準は世界93か国中2位となっています。ちなみに1位は台湾、3位は日本となっています。世界的に見ると、韓国の医療水準は非常に高い方であると言えるでしょう。

韓国の衛生面や交通事情

医療水準については安心な韓国ですが、衛生面については少々注意も必要です。水道水などよりも市販のミネラルウォーターなどを飲料とすることが多く、夏場は食中毒などの注意や屋台なども衛生的な屋台を選ぶ方がいいなど、衛生面においては少々気を配った方がいいでしょう。また、交通事故の割合も日本より高いと言われており、自動車のドライバー、歩行者ともに交通ルールを守らないこともあります。このような点からも、万が一に備えて病院や緊急連絡先などは把握しておくのがいいでしょう。

韓国の医療制度について

医師

韓国には日本と同様に国民健康制度があります。また、民間の医療保険などもあります。韓国の病院は私立病院と公立病院に分かれています。また、外来や緊急時、夜間など病院によっても異なってきます。韓国の医療制度が日本と大きく異なる点としては、保険外診療を併用する混合治療が広く行われており、医療の点においてもビジネス化が進んでいることが挙げられます。ここでは韓国の医療保険の制度についてご紹介します。

国民健康保険

韓国の国民健康保険制度は、旅行者や短期留学生は対象外になりますが、外国人であっても入国してから3カ月経過すれば加入ができます。韓国の国民健康保険は、自己負担額が30%~60%。保険料は所得によって計算され、自己負担する金額はかかる医療機関によって異なります。韓国と日本の国民健康保険制度の異なる点としては、日本にある「高額医療制度」のようなものがない点です。そのため、MRIや精密検査など一部においては保険対象外になる可能性もあります。一方では、がん患者の自己負担率の設定は低かったり、重病患者に対するケアには定評があるという点もあります。

民間医療保険

韓国では国民健康保険制度がありますが、高額医療制度がないことから国民健康保険で補いきれない部分をカバーするために、民間医療保険に加入している方も増えています

韓国の医療費

それでは実際、韓国での医療費はどのくらいかかるのでしょうか?各項目を比較すると、日本とほぼ同等水準の医療費レベルとなっています。日本では、健康保険に加入しているため医療費の3割負担となりますが、韓国で健康保険に加入していない場合は全額負担となりますので注意が必要です。

項目名 日本 韓国
救急車を呼んだ場合の費用 無料 無料
病院の初診料 3,000円弱程 3,000円~5,000円程度
※夜間や緊急外来時は価格が上がります
虫垂炎の治療費 400,000円程

(日本の基準額は、10割負担を想定)
※平均入院日数は日本では4日程度

公立病院:約359,000~450,100円
私立病院:約450,100~493,000円
病院の部屋代(1日平均) 個室:30,000円~100,000円

ICU:80,000円~100,000円

公立病院:約23,000~75,000円

私立病院:約28,900~80,900円

入院保証金 公立病院:約91,100円

私立病院:約91,100円

日本への移送費  

 

約428,700~535,900円

※ストレッチャー使用、

コマーシャルフライト(定期便)で医師1名、看護師1名の付き添い有りの場合

骨折時の治療費

(橈骨末端閉鎖性骨折)

28,200円 20,000円

参照:ジェイアイ保険 海外の医療事情

韓国の海外旅行保険の高額保険金請求事例

韓国で実際に発生した、海外旅行おhけんの保険金を請求した際の事例をいくつかご紹介します。韓国への渡航で請求金額が高額になるのは治療難易度が高い入院や医療搬送が伴う大事故・病気にかかった場合でしょう。これらの高額治療費請求リスクをどうカバーするかがポイントとなります。

No. 内容 請求金額
1 発熱のため現地病院で入院することとなった。治療費用・入院費用が発生。 約60,000円
2 急性胃腸炎のため現地病院で受診。治療費用が発生。 約78,000円
3 腹痛のため現地病院で受診。治療費用が発生。 約94,000円
4 嘔吐と下痢のため現地病院で受診したところ、急性胃腸炎と診断され入院することとなった。治療費用・入院費用が発生。 約220,000円
5 現地で突然意識不明になり、集中治療室へ搬送。脳内出血と診断され、日本から家族が駆けつけた。3週間の入院後、医師と看護師の付き添いのもとビジネスクラス・ストレッチャー(担架)にて帰国。現地の治療費用・入院費用・帰国費用・帰国後の治療費用・救援者費用が発生。 治療費用

約6,550,000円

救援者費用

約310,000円

6 宿泊先のロビーで、他人のスマートフォンを誤って落としてしまい、画面にヒビが入ってしまった。被害者から損害賠償請求を受けた。 約39,000円
7 階段でつまづいてメガネを落とし、後ろから来た人に踏まれ破損した。 約45,000円
8 台風のために韓国→名古屋便が欠航となり翌日の便となった。

ホテルの宿泊代、食事代、空港とホテル間のバス代、携帯電話からの国際電話の通信費が発生。

 

約8,000円

留学やワーキングホリデイで韓国に滞在する際の保険は?

留学の保険

韓国に3か月以内という短期留学の場合は韓国の国民健康保険に加入ができません。日本から保険に加入することが必須になります。短期の留学だからクレジットカード付帯の保険で問題ないだろうと考える方もいますが、旅行で数日の滞在とは異なってくることからクレジットカード付帯の保険のみでは少々不安があります。そのため、短期であっても留学する場合には保険に加入することがおすすめです。

3か月以上の留学であれば韓国の国民健康保険に加入することができますが、韓国の国民健康保険は自己負担額が日本よりも大きいことと、万が一、入院や事故などに遭い高額の医療費がかかる場合にはとても負担が大きくなります。韓国では民間の医療保険に加入している人も多くいることから、日本から韓国に留学する場合は留学保険に加入しておくのがおすすめです。

留学保険に加入するメリットとしては、日本語対応で医療が受けられること。韓国で病院に行く場合、もちろんのこと韓国語での対応になります。韓国語に堪能であればなんとかなることもありますが、病院での手続き全てを韓国語で対応するというのは大変と思う方も多いことでしょう。留学保険に加入しておくと、保険会社と提携している医療機関に行きフォローしてもらえるスムーズさや、日本語対応や医療通訳をしてもらえるという安心感もあります。またキャッシュレス対応が可能な場合もあります。病院にお世話になる時というのは体調不良の時やケガをした時で、そのような時に日本語で手続きができるというのはストレスも減ります。

また、日本と異なっている土地で盗難に遭遇してしまったり、大切なものが破損してしまった場合などの補償や、留学中に滞在しているアパートの部屋を水浸しにしてしまったなどというトラブル、更には飛行機を利用する際の手荷物の補償なども考慮すると、留学保険は加入しておくのがおすすめです。補償内容も充実しているので、韓国に留学して心置きなく勉強するためには安心感を買うつもりでも保険に入っておくといいでしょう。

ワーキングホリデー保険

韓国ではワーキングホリデーで滞在する方も多くいます。ワーキングホリデーであっても保険加入は忘れてはいけません。韓国では留学に限らずワーキングホリデーのビザを所持している場合、3か月以上韓国に滞在するのであれば、韓国の国民保健に加入することが可能です。しかしながらこの保険では高額医療保険などを補いきれない部分が多いことから、万が一何かあった時には実費で高額の支払いをすることになります。また、韓国に入国後3か月間経過しなければ韓国の国民保健にも加入できないことから、日本から事前にワーキングホリデー保険に加入しておくのがおすすめです。

日本から加入しておけば日本語でスムーズに内容を把握できること、日本語の通じる提携医療機関を利用できること、キャッシュレスで診断を受けることが可能というメリットがあります。日本からワーキングホリデ0保険に加入しておけば、韓国語に自信がない方であっても安心してサポートを受けることができるシステムなので安心感も大きく違います。

またワーキングホリデーは留学と異なり働くことも可能なので仕事内容によってはケガのリスクも高くなります。せっかくワーキングホリデーのビザで給料をもらったとしても、病院代に消えてしまうのは残念ですよね。このようなことからも、治療費などの補償がしっかりしているものを選ぶことも重要になってきます。保険の費用は補償内容や保険会社によっても様々なので、何が必要で何を重視するのか?ということを考慮した上で保険を選んで、ワーキングホリデーで充実した時間を送ってくださいね。

クレジットカード付帯の保険

3ヵ月未満の留学の場合、クレジットカードの保険も利用ができますね。ただし、クレジットカードの保険は治療・救援費が100万円程度しかつかない、救援費が保障項目としてつかない場合がある、そして何よりも適用期間が90日しかつかない場合がほとんどです。短い期間であっても、何が起こるかわからない海外、少し心もとないカバー内容と言えます。

留学・ワーホリ保険の特徴

日本の民間保険のメリットは、窃盗等の被害にあった際に一部をカバーしてくれる携行品損害のある点、治療や救援費についての補償が厚い点、留学等長期にわたって滞在する場合は、住んでいるアパート等でものが盗まれたりする場合に備えて生活用動産補償がある点です。また医療通訳の制度は、英語がある程度できる方にとっても容易ではないものです。また、日本語の話せる方が隣にいてくれる安心感も嬉しいですね。

海外旅行保険の便利なサービス

  1. キャッシュレスメディカルサービス
  2. 医療通訳サービス
  3. クレームエージェントサービス

病気やケガで病院に通院する際、医療用語が英語でとっさに出ないといったこともあるかと思います。海外旅行保険では医療通訳サービスや現地で物を壊してしまった際賠償責任を負った際に代わりに交渉してくれるクレームエージェントサービスなどが整っておりいざと言うときに便利なサービスです。また、日本語の通じる病院などで医療サービスを受けた際治療費が高額になるものもキャッシュレスメディカルサービスを利用すれば自費の持ち出しをせず保険会社が代わりに病院に治療費を支払ってくれ、韓国滞在中に重宝されます。

まとめ

日本から近い隣国「韓国」。旅行でも訪れやすい人気の国ですが留学やワーキングホリデイで韓国に滞在するからには、トラブルなく充実した時間を過ごしたいものですね。日本とは近い国ですが、そこはやはり海外。いつ、どこで、何があるのかわからないことから保険はやはり重要になってきます。病気やケガをした時や入院や手術になってしまった場合に日本語のサポートも受けられる保険は、金銭的な面だけでなく安心感も大きく変わってきます。留学やワーキングホリデイをより一層充実したものにするためには、保険内容、補償についてもしっかりと確認して、自分に見合った保険を見つけて加入しておくことをおすすめします。

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保険Times Magazine編集部

株式会社インシュアランスブレーンでは、生命保険、損害保険の国内主要会社を取り扱っており、"お客様目線での保険選び"ができるようサポートさせていただいております。個人のライフプランから会社のリスクマネジメントなどお気軽にご相談ください。

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