「おすすめの海外旅行保険はどれ?」
「新型コロナも補償に含まれてる保険プランはある?」
海外旅行保険は、旅行中に起こるかもしれない、あらゆるトラブルに備えるための保険です。
今回の記事では、そんな海外旅行保険について詳しく解説していきます。
・海外旅行保険は、海外での高額請求リスクに対応できる保険
・日本とは事故の発生度合いが異なるため、保険に加入しておくのがベター
・補償内容をカスタマイズすることで費用を抑えることが可能
海外保険Timesでは、海外旅行、留学、出張、ロングステイなど多種多様な目的で海外へ渡航するお客様を中心に顧客満足度96.2%、累計10,000件以上のご契約をいただいております。
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海外旅行保険の選び方
・行き先
・旅行日数
・旅行の目的
・補償項目
・最低補償額
海外旅行保険は、渡航目的と行き先を基準に選ぶことをおすすめします。
安い海外旅行保険は注意
保険料が安い海外旅行保険を探している方は多いです。
しかし、料金重視で保険を選んでしまうと、旅行先でのトラブルに対処できない場合があります。
行き先と目的で補償内容を考える
治安や医療費水準は、国によって異なります。
医療費が安い国の場合は、最低限の補償で賄えますが、医療費が高額になる国が多いため、行き先によって必要な補償内容は変わるでしょう。
また、「レジャー目的」「グルメ目的」など、旅行の目的によってケガやトラブルのリスクも変わってきます。
そのため、海外旅行保険は、行き先と目的に合わせた補償内容を選ぶことが大切になってきます。
海外旅行保険の基本的な補償内容
では、海外旅行保険に加入するとどのような補償を受けられるのでしょうか。
ここでは、海外旅行保険の基本的な補償内容を8つご紹介します。
傷害死亡補償
・海外旅行中の事故が原因で死亡してしまった場合に支払われる補償
・傷害死亡・傷害後遺障害保険金額の全額が支払われる
傷害死亡補償は、事故発生日から180日以内に死亡してしまった場合に補償額が全額支給されます。
しかし、怪我の治療を受けていて「傷害後遺障害保険金」を受け取っていた場合は、その金額を差し引いた分が支払われるため注意が必要です。
傷害後遺障害補償
傷害後遺障害補償は、海外旅行中の事故による怪我が原因で、後遺障害が生じてしまった場合に受けられる補償です。
事故発生日から180日以内に後遺障害が生じた場合に、保険金を受け取ることができます。
例えば、海外旅行中にスノーボードで転倒してしまい、現地で治療を受けた者の帰国後も後遺症が残ってしまった場合などです。
保険金額は、後遺障害のレベルに応じて「傷害死亡・後遺障害保険金額」の4%~100%が支払われます。
疾病死亡補償
疾病死亡補償では、以下に該当する場合に保険金が支払われます。
・保険の支払い対象となる期間中に、病気が原因で死亡してしまった
・保険期間終了後72時間以内に発病。30日以内に死亡してしまった
・保険対象期間中に特定の感染症にかかってしまい、保険期間終了日から30日以内に死亡してしまった
例えば、海外旅行中に肺炎を患ってしまい、現地の病院で治療を受けたが旅行先で死亡してしまった場合などが該当します。
なお、保険期間の終了日は、帰国後自宅に着いた日のことです。
保険金は、疾病死亡保険金額の全額が支払われます。
治療費用補償
治療費用補償では、以下に該当する場合に保険金が支払われます。
・保険の支払対象期間中に、事故で怪我を負ってしまい医療機関で治療を受けた
・保険の支払対象期間中、もしくは期間終了後72時間以内に発病。この期間内に医師による治療を開始した
・特定の感染症に感染したことが原因で、保険期間終了日から30日以内に医師による治療を開始した
ちなみに、新型コロナ感染症は「特定の感染症」に該当します。
もし帰国後30日以内にコロナ陽性が判明し、治療を開始した場合は補償対象になります。
なお、治療費用補償は、治療開始から180日以内に必要となった費用が対象です。
補償金額は、契約時に選択する治療費用保険金額の上限までとなっているため、医療費が高い国へ行く場合は補償上限を高めに設定しておくことをおすすめします。
救援費用補償
救援費用補償では、以下に該当する場合に保険金が支払われます。
・ケガや病気が原因で3日以上の入院が必要になった
・旅行中のケガや事故が原因で180日以内に亡くなってしまった
・旅行中に病気を発症し、治療開始から30日以内に亡くなってしまった
・旅行中のトラブルや入院が原因で、親族の渡航・滞在が必要になった
救援費用補償では、緊急時の親族の往復渡航費・滞在費も対象になりますが、補償対象になる人数や滞在日数は、保険会社によって異なります。
費用請求に必要な手続きや書類も異なるため、救援に向かう場合は事前に保険会社へ確認しておいてください。
賠償責任補償
・旅行先で他人にケガを負わせてしまった
・他人の物を壊してしまい、法律に則り賠償責任が生じてしまった
例えば、滞在先のホテルの調度品、ルームキーやレンタル品を誤って破損してしまった場合の弁償費も、賠償責任補償の対象になります。
なお、支払われる保険金額は、1回の事故につき契約した賠償責任補償金額の上限までです。
携行品損害補償
・旅行中にスマホやカメラなどの携行品が盗難された・壊れてしまった
・旅行先で火災などの事故に遭遇し、損害を受けた
携行品損害補償では、スマホやデジタルカメラなど、旅行先で携行する所持品が破損・盗難被害に遭った場合の損害金が補償されます。
補償額の上限は、持ち物1つあたり10万円ですが、必ずしも10万円が支払われるわけではありません。
対象物の時価、もしくは修理に掛かった費用分が補償されることになります。
携行品損害補償に関しては、下記「海外旅行保険の携行品損害補償を解説【クレカ保険との比較あり】」の記事でもご紹介してます。
さらに詳しい情報が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
航空機寄託手荷物補償
・航空会社に預けていた手荷物が6時間以上届かず、着替えなど代用品を購入した
・航空会社に預けた荷物を紛失されてしまった
航空機寄託手荷物補償では、航空会社に預けた手荷物が6時間以上遅れ、目的地へ到着後96時間以内に買い揃えた衣類や生活必需品などの諸費用が保険金として支払われます。
趣味に関する物など、日用品以外の購入費は補償対象外になるため、注意してください。
支払われる金額は、1回の事故につき10万円が限度額となっています。
航空機寄託手荷物補償に関しては、下記「【ロストバゲージ保険】航空機手荷物遅延補償の内容を解説」の記事でさらに詳しく解説しています。
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海外旅行保険は絶対に必要なの?加入しなくてもいい?
海外旅行を心おきなく楽しみたいのであれば、海外旅行保険に加入しておくべきです。
海外は日本と比較して環境が違う
なぜなら、海外では思いもよらないトラブルに巻き込まれる可能性が高いから。
例えば、日本は水や食品などの衛生管理が徹底されていますが、海外には管理が不十分な地域はたくさんあります。
気候も日本とは異なるため、普段健康な方でも体調を崩しやすいです。
また、「ジェイアイ傷害火災」の統計によると、海外で何かしらのトラブルに巻き込まれる確率は、日本国内で交通事故に遭う確率の8倍以上。
訪れる国によって差はありますが、海外は日本にいるよりもトラブル発生率が高いことを認識しておきましょう。
窃盗が多い
ちなみに、海外旅行保険で請求される頻度の高い補償項目は以下の3つです。
・治療救援費用
・旅行事故緊急費用
・携行品損害費用
保険金請求の9割以上が、上記の補償内容で占められています。
日本国内にいてはあまり考えられませんが、所持品を盗まれてしまい、「携行品損害補償」の保険金を請求する方が多いです。
窃盗は日常茶飯時であり、ひどい時には荷物一式盗まれてしまうケースもあります。
保険金額の上限は決まっていますが、いざという時の備えとして、海外旅行保険に加入しておくメリットは大きいです。
海外の医療費は高額
また、海外で病気になってしまった時に、海外旅行保険のありがたさを痛感する方が多いようです。
なぜなら、海外の医療費は日本に比べて高額だから。
「盲腸で緊急搬送され、たった1日入院しただけで100万円以上の医療費を請求された」というケースも頻繁に耳にします。
しかし、海外旅行保険に加入していれば、治療費は保険金から支払われることになるため、現地で自己負担する必要はありません。
ちなみに、海外で治療を受けた費用は、帰国後に申請すれば日本の健康保険が適用されます(現地で全額自己負担する必要がある)。
ただし、給付される金額は日本国内で治療した場合の7割分です。
海外で治療を受けた費用の7割負担ではない点に注意してください。
海外旅行保険に加入するメリット
・万が一のトラブルに備えられる
・安心して海外旅行を楽しめる
・日本語サポート(通訳サポート)を受けられる
・キャッシュレスで現地の医療機関を利用できる
海外旅行保険は、医療補償や携行品補償以外にも、加入しておくと様々な特典を受けられます。
トラブルに備えられる
海外旅行では、日本とは違い何が起こるかわかりません。
日本国内にいては想像もつかないようなトラブルに巻き込まれる可能性も十分にあります。
また、言語が異なる海外では、トラブル発生時に周りへ助けを求めることが難しいということも想定できるでしょう。
旅行先でトラブルに巻き込まれたり、困ったことが起きた場合、海外旅行保険に加入しておけば電話やLINEでサポートを受けることができます。
安心して海外旅行を楽しめる
海外旅行保険では、賠償責任補償補償、携行品損害補償など、医療費以外の補償項目も用意されています。
旅行先で起こり得る様々なリスクに備えておくことができるため、不慣れな土地でも安心して旅行を楽しめます。
日本語サポート(通訳サポート)を受けられる
海外を旅行中に病気やケガなどのトラブルが発生した場合、症状・状況を現地の言葉で説明するのはハードルが高いでしょう。
世界共通語の英語を話せたとしても、焦っている時は言葉が出てこないこともあります。
しかし、海外旅行保険に加入しておけば、保険会社のスタッフが病院の予約手配や、医師の話しを通訳するサポートをしてくれます。
言葉の壁を心配しなくていいという点も、海外旅行保険に加入するメリットの1つです。
キャッシュレスで現地の医療機関を利用できる
保険会社が提携している病院で受診すれば、保険会社が治療費を直接支払ってくれる「キャッシュレスメディカルサービス」を活用することも可能です。
海外の医療費は高い傾向があるため、自己負担なく治療を受けられるのはありがたいです。
もし提携している病院が近くにない場合でも、保険会社に連絡すれば病院の手配等サポートしてもらえるので安心です。
キャッシュレスメディカルサービスに関しては「【徹底解説】海外旅行保険のキャッシュレスメディカルサービスとは」の記事でもご紹介しています。
利用方法など、詳しい情報を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
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海外旅行保険に入る際の注意点
・補償外になるケースもある
・旅行先に提携病院がない可能性もある
・旅行する人数によって最適な保険プランが異なる
海外旅行保険は加入しておくと安心な保険ですが、旅行目的や旅行先、健康状態によって一部の補償(あるいは特典)を受けられない可能性があります。
補償外になるケースもある(アクロバティックなスポーツによるケガなど)
海外旅行保険では、スカイダイビングなどのようなアクロバティックなスポーツに関して、保険適用外としているケースが多いです。
どこまでが補償範囲なのか、事前によく確認しておきましょう。
また、旅行先の治安状態や、保険加入者の健康状態によっては、治療費が補償されないことがあります。
基本的に、海外旅行保険の医療費補償は、「旅行先で発症した病気・ケガ」に対しての補償です。
旅行前から持病があり、旅行先でその持病に関する治療を受けた場合の費用は、補償対象外になる可能性が高いです。
旅行先に提携している医療機関がない可能性もある
有名な観光地であれば特に問題ありませんが、マイナーな地域には、保険会社が提携している病院が存在しない可能性があります。
保険会社を選ぶ際は、旅行予定の地域に提携病院があるかどうかという点も、判断基準にすると良いでしょう。
旅行する人数によって最適な保険プランが異なる
海外旅行保険に加入する場合、家族で入れる「ファミリープラン」というものもあれば、カップルで入れる「カップルプラン」も存在します。
大人数で旅行する場合は、各々で加入するよりも「団体向けの海外旅行保険」に加入した方が割安になる可能性が高いです。
少しでもお得に補償を付けたい方は、旅行人数も加味した上で保険プランを探してみましょう。
海外旅行保険に加入する3つの手段
・保険会社が販売している海外旅行保険に加入する
・渡航日当日に空港の保険カウンターで加入する
・クレジットカードに付帯している保険を活用する
海外旅行保険は、空港の保険カウンターや、クレジットカード会社のサービスから加入することもできます。
保険会社が販売している海外旅行保険に加入する
保険会社が販売している海外旅行保険商品は、補償内容が手厚く、行き先や旅行の目的、旅行期間などに合わせて細かくカスタマイズできます。
簡単に選べるパッケージ型のプランも用意されているので、ネットなどで各社のサービスを比較検討して、自分に最適な保険に加入しておきましょう。
空港の保険カウンターで加入する
渡航日まで時間がない方や、急に海外出張が決まった方は、渡航日当日に空港の保険カウンターで保険に加入することも可能です。
その場で保険加入の証明書を発行してもらえるので、渡航先で困ることもありません。
ただし、空港の保険カウンターではスピーディーな手続きに比重を置いているため、プランは限定されていることが多いです。
細かいカスタマイズなどはできないため、通常よりも割高になる可能性があることを理解しておきましょう。
クレジットカードに付帯している保険を活用する
クレジットカードによっては、海外旅行保険が付帯されていることがあります。
補償内容や補償対象になる人はカード会社によって異なるため、事前に契約内容を確認しておいてください。
また、クレジットカードの海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」があります。
自動付帯:クレジットカードを所持しているだけで補償を受けられる
利用付帯:クレジットカードで決済したものに関して補償を受けられる
所有しているカードの付帯条件も、しっかり確認しておきましょう。
海外旅行保険はクレジットカード付帯の補償内容で十分?
・「自動付帯」と「利用付帯」がある
・補償金額が低い
・補償内容が限定されている
・保険適用期間は90日間
・補償対象は基本的にカード所有者のみ
前述していますが、クレジットカード付帯の海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」があります。
どの条件下で保険適用になるのか、渡航前に契約内容を確認しておいてください。
クレジットカード付帯の保険は補償が不十分
また、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、補償内容が少ない、補償金額が低いというデメリットもあります。
渡航先や渡航目的によっては、別の保険商品と組み合わせておいた方が良いケースもあるため、補償内容もきちんと確認しておきましょう。
海外旅行保険とクレジットカード付帯の保険を組み合わせる
オーダーメイド(補償内容をカスタマイズする)の保険に加入し、クレジットカードの補償を手厚くしたり、補償が無い部分をカバーすることは可能です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険に関しては、「【徹底検証】留学・ワーホリはクレジットカード保険で十分?」の記事でも解説しています。
詳しい情報を知りたい方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
海外旅行保険で補償されないケースも確認しておこう
海外旅行保険は、旅行先で起こるすべてのトラブルが補償対象になっているわけではありません。
例えば、重大な過失がある場合や、地震・噴火・戦争が勃発した場合の損害は補償の対象外です。
海外で特別なスポーツを行う場合(スカイダイビング等)も、補償対象にならない可能性が高いです。
海外旅行保険を選ぶ際は、補償に含まれない事象も確認しておきましょう。
また、保険料の支払方法も保険会社によって異なるので、確認しておくことをおすすめします。
クレジットカードでの支払いしか受け付けていない会社や、一括払いでしか受け付けていない保険会社もあるため、事前に調べておいた方がよいでしょう。
【まとめ】海外旅行保険は加入しておいた方がいい!
今回は、海外旅行保険に関する情報をまとめてご紹介してきました。
海外旅行保険には、日本語での相談サポートや、現地の病院をキャッシュレスで受診できるなど、安心して旅行を楽しめるサービスが充実しています。
ちなみに、海外旅行保険の適用期間は「渡航日から帰国日まで」と決まっているため、海外へ渡航した後に加入することはできません。
海外へ旅行することが決まったら、早めに加入しておくことをおすすめします。
海外保険Timesでは、海外旅行、留学、出張、ロングステイなど多種多様な目的で海外へ渡航するお客様を中心に顧客満足度96.2%、累計10,000件以上のご契約をいただいております。
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