「タイに入国するために必要な保険って何?」
「タイに入国するには、どんに事前準備が必要なの?」
このような疑問を持たれている方は少なくないでしょう。
コロナの規制が緩和されたことにより、タイへの入国も可能になりました。
しかし、タイに入国するにはコロナ前と異なり、新たな手続きが必要となっています。
ご自身で調べてもネットでの情報量が多いため、混乱する方も多いのではないでしょうか?
今回は、タイに入国するために必要な手続きや保険について紹介します。
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注意ポイント
COVID-19状況管理センター(CCSA)は、2022年7月1日より入国する外国人に求めている事前申請手続きと保険加入を免除するとfaebook上で発表しました。入国時に新型コロナウイルスのワクチン接種証明書か陰性証明書を提示すれば入国が可能となり、タイランドパス(Thailand Pass)は廃止されます。マスクの着用も風通しの良い屋外では着用義務は撤廃されます。
タイへの入国条件
コロナの規制が緩和され、現在タイへの入国条件は一体どうなっているのでしょうか?
タイへの入国は、ワクチンの接種状況により措置が変わります。
ワクチン接種完了者
・タイ入国後の隔離不要
到着後は、自由にタイでの行動が可能になります。
しかし、各航空会社により検査の必要・不要が異なる場合があるため、注意が必要です。
ワクチン接種完了者の条件
・タイ王国保健省より許可承認されたワクチンを規定回数接種している
・ワクチン接種完了から14日以上経過している
・ワクチン接種証明書を取得している
有効なワクチンとは?
タイ王国保健省より許可承認されたワクチンは、以下の通りとなります。
1回接種型 | Janssen(Johnson & Johnson) Sputnik Light(サンドボックス制度のみ) |
2回接種型 | CoronaVac(Sinovac) AstraZeneca(Vaxzevria, Covishield) Pfizer-BioNTech(Comirnaty) Moderna COVILO(Sinopharm) Sputnik V Covaxin Novavax / Covovax Medigen |
有効なワクチン接種証明書
国の公的機関・地方自治体により発行されたもので、下記のすべてが記載てれた証明書が必要になります。
チェックリスト
- 氏名
- 生年月日
- 国籍
- パスポート番号
- ワクチン接種詳細の全回数分
*2022年4月1日より、渡航前 72 時間以内に発行されたRT-PCR検査による新型コロナウィルス非感染証明書が不要になりました。但し、各航空会社の新型コロナウィルス RT-PCR 検査要件が異なる場合がありますので、ご利用の航空会社に直接ご確認下さい。
ワクチン接種未接種者/ワクチン接種未完了者
PCR検査を受けたか、受けていないかにより条件が異なります。
渡航前72時間以内にPCR検査を受けた方
出発72時間以内に発行されたPCR検査の陰性証明書を、Thailand Pass(タイランドパス)申請時に提出し承認された場合は、ワクチン接種完了者と同じ扱いになります。
・タイ入国後の隔離不要
*タイ入国後のCOVID-19検査は不要です。
渡航前72時間以内にPCR検査を受けていない方
渡航予定日の前に以下の必要書類をご準備の上、タイランドパスをご申請下さい。
(1) パスポート
(2) Alternative Quarantine (AQ)の 5 泊分予約確認書(お支払い済み、RT-PCR検査1回分の費用が含まれていることを明記したもの)
(3) 1万 US ドル以上の治療補償がある医療保険証書(タイ国籍者は不要です)
タイ入国後、隔離措置施設(AQホテル)にて、PCR検査、5日間の隔離が必要です。
4〜5日目のPCR検査で陰性となった場合、自由に行動できます。
コロナ感染歴がある方
感染が判明した日から、14日間経過後にタイへの渡航が可能です。
感染後3か月以内にタイへ渡航する方
医療機関より発行された治癒証明書・健康診断書が必要になります。
・陽性判明日
・療養期間
・完治もしくは症状なしの記述
・医師の直筆サイン
感染後3ヶ月以上経過してタイへ渡航する方
感染前にワクチン未接種の方は、感染後にワクチン接種を少なくとも 1 回終えている場合はワクチン接種が完了している扱いになります。
感染前にワクチン接種を規定の回数終えている方については、ワクチン接種完了者として判断されます。
子ども(18歳未満)の対応
子どもの場合の対応は、どうなっているのでしょうか?
年齢により、対応が異なります。
11歳以下の場合
11歳以下の子どもは、ワクチン接種証明書を提示する必要はありません。
しかし、保護者と一緒に渡航することが条件となっています。
12~17歳の場合
12〜17歳の子どもは、ワクチンを1回受けていればワクチン接種を完了したとみなされるため、保護者なしでも渡航が可能です。
しかし、ワクチンを一度も接種していない場合は、11歳以下の子どもと同じで、保護者と一緒であれば渡航することができます。
タイ入国に必要な書類・手続きは?
入国条件が把握できたら、次はタイに入国するためにどういった書類・手続きが必要になるか紹介します。
ワクチン接種の有無により、必要な書類が異なってきます。
ワクチン接種完了者の必要書類・手続き
①パスポート
②ThailandPass(タイランドパス)に申請し、発行されたQRコード
③コロナの治療費等を含む、1万ドル以上の治療補償額がある英文の医療保険証(タイ国籍者は不要)
④有効なワクチン接種証明書
「有効なワクチン接種証明書」については、紙版が推奨されています。
ワクチン接種未接種者/ワクチン接種未完了者の必要書類・手続き
①パスポート
②ThailandPass(タイランドパス)に申請し、発行されたQRコード
③コロナの治療費等を含む、1万ドル以上の治療補償額がある英文の医療保険証(タイ国籍者は不要)
④出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書
ワクチン接種の有無による、必要書類の違いは、④の「ワクチン接種証明書」と「PCR検査陰性証明書」の準備です。
「ThailandPass(タイランドパス)」「保険の加入」が、他の国と違いますので、詳細をみていきましょう。
Thailand Pass(タイランドパス)とは?
必要な手続きにあるThailandPass(タイランドパス)とは、どういった手続きか紹介します。
タイへ入国するには、タイランドパス (Thailand Pass) という申請の手続きを行い、事前に入国許可を取得する必要があります。
登録後に発行されるQRコードは、空港チェックインカウンターでの搭乗手続き、タイに到着した時の入国手続きに必要です。
Thailand Pass(タイランドパス)の申請方法
専用のサイトから申請が可能です。
タイランドパス (Thailand Pass) は英語とタイ語のみで、日本語には対応していません。
英語とタイ語のみ対応しており、必要書類をアップロードする時間もかかるので簡単にできる申請とは言い難いでしょう。
Thailand Pass(タイランドパス)申請に必要な書類
必要な書類
・パスポート
・最低1万ドル以上の医療保険証(タイ国籍者は不要)
・(ワクチン接種完了者)ワクチン接種証明書
・(ワクチン接種未接種者)出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書
承認にどれぐらいの時間がかかる?
Thailand Pass(タイランドパス)申請から承認は、48時間(2日)以内です。
しかし、万が一の時を考えて、余裕を持って申請することをおすすめします。
タイに入国するためには保険が必須?
海外に渡航する時は、万が一を考えて任意の保険に加入する方も多いのではないでしょうか。
しかしタイに入国するには、滞在中にコロナに感染した時のリスクを考えて、コロナ対応の保険に加入することが条件として含まれています。
任意ではなく保険に加入していないと、タイに入国ができないのです。
保険加入条件は?
保険加入条件
- 1万 US ドル以上の治療補償がある医療保険
- 新型コロナの治療費等を含んでいる
- 保険期間は滞在の全期間をカバーするものが必要
- 英文での保険証である
保険会社に、英文での保険証の発行が可能かどうか、確認しておきましょう。
保険証の補償額は、日本円ではなく、ドルで記載されていることが条件となっているため、注意が必要です。
実際、いくらぐらい?
1万ドル(約120万円)の治療補償を含んでいる保険は5日間として、だいたい1,500円〜5,000円で保険に加入できるでしょう。
1万ドルの治療補償は、クレジットカード付帯の保険でも対応できることが多いです。
海外に渡航される方はクレジットカードを持っている方も多く、わざわざ新たに保険に加入しなくても良いと思われがちですが、クレジットカード付帯の保険は補償が十分でない場合もあります。
コロナに感染した時のリスクもふまえて、保険会社から加入することをおすすめします。
タイへの海外旅行保険プラン例
プランA | プランB | プランC | プランD | |
傷害死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
傷害後遺障害 | 1,000万円 | 1,000万円 | 30~1,000万円 | 1,000万円 |
疾病死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | 500万円 | 1,000万円 |
治療救援費用 | 1,000万円 | 1,000万円 | 2,000万円 | 1,000万円 |
緊急歯科治療 | 10万円 | なし | 10万円 | 補償あり |
個人賠償責任 | 1億 | 1億 | 1億 | 1億 |
携行品損害 | 30万円 | 30万円 | 20万円 | 30万円 |
航空機預託手荷物遅延費用 | 1万円 | 10万円 | 5万円 | 10万円 |
弁護士費用等 | 100万円 | なし | なし | 100万円 |
テロなど対応 | 1万円 | なし | なし | 10万円 |
5日間の保険料 | 1,670円 | 1,840円 | 4,900円 | 1,970円 |
7日間の保険料 | 2,890円 | 2,420円 | 6,740円 | 2,590円 |
14日間の保険料 | 6,160円 | 6,480円 | 12,310円 | 6,310円 |
21日間の保険料 | 9,210円 | 13,470円 | 16,360円 | 9,690円 |
上記は、保険期間5~21日の保険プランの一例です。
おすすめプランや、補償しっかりプランではなく、できるだけ保険料を安くおさえたい方向けの節約プランで例をあげました。
保険料を安くおさえたい方向けのプランでも、タイ入国に必須の「1万ドル以上の治療補償がある医療保険」というのは、クリアしています。
一部のプランのみの掲載のため、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。
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タイに入国するための保険は、海外旅行保険専門エージェントに相談
タイに入国するためには、保険が必要です。
保険会社のプランでは、保険料が一番安いタイプでも、治療費の補償額は1,000万円の場合が多く、「1万ドル以上の治療補償」の条件に対し、余裕がある補償額になっています。
保険料を安くおさえたい方でも、高額治療費のことを考えると1,000万円以上の治療補償に加入する方が良いため、クレジットカード付帯ではなく、保険会社の保険に加入することをお薦めします。
コロナにより、タイへ入国するためには新しい手続きも増えているため、早めに準備をして安心して出国しましょう。
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