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【必見】シンガポールの留学保険の選び方と保険プランをご紹介

シンガポールは英語・中国語・マレー語・タミール語が公用語。学校では英語を教育言語として使用、ビジネス文書や政府機関の文書も全て英語が使われており、アジアで唯一、公的にも実社会でも英語使が日常的に使われている国です。語学学習やMBAを目的とした渡航者が増加する中、シンガポールに留学・ワーホリで滞在する上で気をつけるべき医療費事情をまとめています。

ココがポイント

  1. シンガポールの医療水準は世界的に見ても非常に高いため、医療費はその分高額となっています。
  2. シンガポールの医療システムはGP制度を取っていますが、GPの予約が取れない、手術まで時間がかかるなどの課題があります。
  3. シンガポールへの留学保険の選び方としては、自身のコンディションに合わせて補償内容をカスタマイズすることが重要です。

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医療水準の非常に高いシンガポール

シンガポール医療水準

シンガポールの医療制度は、「自主責任」「万人がアクセス可能」の2つの理念に基づきユニバーサルヘルスケア制度を採用している。国民の公的医療制度への加入が必須であり、強制医療貯蓄・補助金・価格統制などが法律で定められています。国としても、医療観光を推進しており海外からシンガポールで医療を受けたい患者の受け入れも増加しています。シンガポールの医療水準は、bloombergは効率性が香港に次いで世界2位(引用元)に評価するなど世界的に医療制度進んでいる国となっています。

NUMBEOが発表したHealt Care Index by Country2020によると、シンガポールの医療水準レベルは世界25位となっています。こちらのランキング、1位は台湾、2位韓国、3位日本となっているランキングですが、調査対象となっている世界93カ国の中では中盤の順位となっています。ちなみに最下位はベネズエラです。

出典:Health Care Index by Country 2020

シンガポールの医療システム

シンガポールでは、GP(General Practitioner)と呼ばれる一般医とSpecialistと呼ばれる専門医がいます。日本でいうところの、町のかかりつけ医がGPであり、大学病院などの大病院の医師が専門医と呼ばれるかたちです。基本的には、GPの診療を受けてから専門医の治療が受けられる流れになっていますが、直接専門医の治療を受けることも可能です。世界的にGP制度を取っている国に言えることですが、GPの予約が取れない、手術をすぐ受けられないなどの課題もあります。

シンガポールの医療システムが、日本と大きく異なるのは、大手私立病院のシステムです。公立の総合病院であれば、医師は病院に所属している勤務医ですが、ほとんどの大手の私立病院の場合は、それぞれの専門医が独立して診療所を病院内に設けています。そして、レントゲンや手術室を共有して利用します。病院は病院というスペースをそれぞれの独立した医師たちに貸し出しているという事になります。こちらは、東南アジアのフィリピンのオープンシステムに似たシステムです。シンガポールの日本語情報誌などで、日本の病院の住所が○○メディカルセンター内とあるのはこのためです。

上記のように医療レベルは世界最先端レベルではありますが、その分医療費が高額となっています。現地の病院でも、日本人渡航者は海外留学保険に加入していることが前提となって治療が進められますので、渡航において留学保険の加入は必須となります。

シンガポールの医療費水準は高い?医療費水準各国比較(盲腸の治療費比較)

国名 日本 シンガポール アメリカ(ハワイ 中国 イギリス
医療費 60万円 167万円 256万円 150万円 110万円

シンガポールの医療費水準はどの程度かを盲腸の治療をベースに比較してみましょう。シンガポールで盲腸の手術を受けた場合の医療費は60万円と日本と同等水準となっています。日本では、健康保険が使えるため60万円のうち実質の負担額は3割りとなりますが、シンガポールでは健康保険は使えない(厳密には使えるが請求がかなり煩雑)ため、日本の体感よりも高い水準となります。それでも欧米や中国と比較すると医療費水準は安く抑えられています。

出典:ジェイアイ傷害火災保険

シンガポールで救急車を呼んだ場合の費用

国名 日本 シンガポール フィリピン 中国 イギリス
救急車費用 無料 約1万円 無料 3万円 無料

一般的に海外で救急車を呼ぶ場合は有料となっておりますが、シンガポールでは有料となっています。他の国だと中国では3万円の費用がかかります。

出典:ジェイアイ傷害火災保険

シンガポールでの海外旅行保険加入者の高額保険金請求事例

シンガポールの海外旅行保険加入者の高額保険金請求例では、日本への医療搬送が伴う大事故が発生すると1,000万円以上の保険金がかかっています。その他、長期間の入院や難易度の高い手術が伴う怪我や病気の場合に数百万円規模の保険金請求が発生する可能性がありますので、シンガポールへ留学する際はこの高額な支払いリスクにどう対応するかがポイントです。

事故事例 保険金額
夕食中に呼吸困難の症状を訴え受診。心筋症・肺炎と診断され10日間入院。家族が駆けつける。 720万円
腰痛・歩行困難を訴え受診。 脊柱管狭窄症・椎間板突出と診断され4日間入院・手術。 503万円
激しい腰痛を訴え受診。子宮筋腫と診断され3日間入院・手術。 346万円
片目の視界が狭くなり受診。網膜剥離と診断され3日間入院・手術。 301万円
クルーズ船内の階段を歩行時に息切れを感じ下船し受診。肺気胸と診断され20日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 1,054万円
手の痺れが続き受診。尺骨神経障害・動静脈奇形と診断され2日間入院・手術。 428万円
頭痛・嘔吐・発熱を訴え受診。結核性髄膜炎と診断され26日間入院。 574万円
クルーズ中に嘔吐・吐血、下船し救急車で搬送。胃炎と診断され7日間入院。家族が駆けつける。 440万円
発熱を訴え受診。腎盂腎炎と診断され14日間入院。家族が駆けつける。 338万円
バス車内で嘔吐・全身痙攣・言語障害・半身麻痺となる。脳梗塞と診断され36日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 1,014万
階段で転倒し肘を強打。靭帯断裂と診断され9日間入院・手術。家族が駆けつける。 480万

出典:ジェイアイ傷害火災保険

留学保険を検討する上で、注意しておきたいポイント

シンガポールでの注意ポイントは、医療水準が世界最高レベルであることと引き換え、医療費は非常に高額であるということです。シンガポールに留学する上では、医療費という観点からだと留学保険に加入することは必須となります。加入することを前提としても、保障内容をどうするか、(満額の保障内容でいくか、取捨選択するか)など医療費を含む保障内容全体を最適化・取捨選択することで留学保険料を割安に抑えることも可能となります。インターネット上では、様々な情報が存在し何が本当の情報なのかもわからなくなっているかと思いますので、留学保険のプロに相談することも選択肢の一つでしょう。

シンガポールの留学保険の選び方

シンガポールへ留学する際の保険選びの考え方としては、補償充実プラン、補償通常プラン、補償少ないプランの3つに切り分けてどこまでの補償を入れ込むか・削減するかを考えることが重要です。ご自身の健康状態や渡航期間などを加味しながら、最終的にどのプランにすることがいいか決定していくプロセスがいいでしょう。

海外旅行保険の重要な補償内容

参考:AIG損保HP

AIG損保に掲載のある海外で実際に多いトラブル上位では、1.健康にまつわるもの、2.手荷物にまつわるもの、3.航空機にまつわるものの3点がトラブル発生率が高いものとして挙げられています。シンガポールへの留学保険のプランを選んでいく上でも、まずは上記の3トラブルを抑えつつ、その他の補償をどの程度つけるのか、削るのかを検討しておくのが良いでしょう。

シンガポール留学3ヶ月の留学保険プラン例

補償面 Aプラン Bプラン Cプラン Dプラン
傷害死亡 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 無制限 3,000万円 3,000万円 無制限
緊急歯科治療費用 - - - -
疾病死亡 - 1,000万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 5,000万円 1億円 1億円 1億円
携行品損害 30万円 10万円 - -
生活用動産 - - 100万円 30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 - 3万円 10万円 -
航空機遅延 - あり  2万円 -
テロ等対応費用 - - 1万円 -
弁護士費用 - - 100万 -
保険料 49,310円 48,940円 50,040円 58,160円

上記は、保険プランの一例となります。3ヶ月の保険プランを選ぶ際補償内容の充実度合いによって約3万円〜約6万円程度の範囲の保険料となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます

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シンガポール6ヶ月の留学保険プラン例

補償面 Aプラン Bプラン Cプラン Dプラン
傷害死亡 3,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 3,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 無制限 3,000万円 3,000万円 無制限
緊急歯科治療費用 - - - -
疾病死亡 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円 1億円 1億円
携行品損害 20万円 10万円 - -
生活用動産 - 100万円 30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 10万円 3万円 10万円 -
航空機遅延 2万円 あり  2万円 -
テロ等対応費用 - - 1万円 -
弁護士費用 - - 100万 -
保険料 112,190円 105,250円 113,870円 127,390円

上記は、渡航期間6ヶ月の保険プランの一例となります。半年間の留学保険の保険料は補償内容の充実度合いによって約6万円〜約12万円程度の範囲の保険料となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます

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シンガポール1年渡航の場合の留学保険プラン例

補償面 Aプラン Bプラン Cプラン Dプラン
傷害死亡 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 無制限 3,000万円 無制限 無制限
緊急歯科治療費用 - - - -
疾病死亡 - 1,000万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 5,000万円 1億円 1億円 1億円
携行品損害 30万円 10万円 - -
生活用動産 - 100万円 30万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 - 3万円 10万円 -
航空機遅延 - あり  2万円 -
テロ等対応費用 - - 1万円 -
弁護士費用 - - 100万 -
保険料 209,680円 208,490円 199,680円 246,560円

上記は、渡航期間1年の保険プランの一例となります。1年間の留学保険の保険料は補償内容の充実度合いによって約14万円〜約27万円程度の範囲の保険料となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます

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クレジットカード付帯の保険でも大丈夫?

クレジットカードをお持ちの方は、そちらに自動的に付帯されている海外保険の内容でも大丈夫なのでは?と思われる方もいるかもしれません。しかしながら、こういったクレジットカードに付帯される保険の補償内容には、長期滞在にあたり必要性の増してくる携行品損害(生活用動産)補償がなかったり、治療・救援費が100万円程度しかつかない救援費が保障項目としてつかない場合がある、そして何よりも適用期間が90日しかつかない場合がほとんどです。これでは海外旅行ならともかく、留学等で長期滞在する場合はなんとも心もとないです。

シンガポールに限らずいえることですが、渡航目的や渡航先の状況に応じて必要であればきちんと海外保険に加入しておく方がベターでしょう。意外にこの部分はご存じない方も多いですので、下記記事で詳細を解説しています。ぜひご参照下さい。

留学保険の補償内容

留学保険では、治療の補償の他に、物の盗難や破損、航空機の遅延、現地で物を壊してしまった時の補償など海外で発生しうるリスクを幅広くカバーすることが可能です。以下の通り、各補償内容について解説していますので、各補償内容の詳細についてはご確認ください。

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保険相談のお問い合わせは渡航2週間前までに

日本の海外旅行保険は家を出てから帰国するまでをカバーする保険です。渡航後に加入をしようとしても、ほとんどの保険会社で加入を断られてしまいます。出発当日でも加入できるプランを取り扱っている保険会社もありますが、案内できるプランに限りがあるのです。2週間あれば広い選択肢の中から吟味してプランを選ぶことができますし、安心して留学やワーホリにくことができます。プランを決定してから書面送付(郵送)のやりとりに1週間程度かかることもあるので、なるべく渡航2週間前までに問い合わせしていただくことが大切です。

しかしながら一番危険なのは無保険の状態で渡航してしまうこと。もしうっかり加入を忘れてしまった、渡航直前になってしまった場合もそのまま放置をせず、保険会社や代理店にお問い合わせください。保険TimesではLINEでお問い合わせを受け付けております。お気軽にご相談くださいませ。

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