アメリカ留学は、語学を取得したい人や国際基準の高い教育を受けたい人から依然として人気です。
しかし、日本とアメリカの大学は入学制度から費用まで大きく異なり、生活における文化の違いも大きいです。
この記事では、アメリカ留学までの流れと必要な準備について項目ごとに詳しく解説いたします。
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アメリカの大学に留学するための準備
アメリカへ留学するには、まずはアメリカの大学の制度や受験の制度について知っておきましょう。
アメリカの大学制度
大学の種類 | 私立/州立 | 年制 | 1学年の学費 |
私立総合大学 | 私立 | 4年制 | 55,000USD~(約630万円~※) |
リベラルアーツカレッジ | 私立 | 4年制 | 50,000USD~(約570万円~) |
専門大学 | 私立 | 4年制 | 50,000USD~(約570万円~) |
ジュニアカレッジ | 私立 | 2年制 | 17,000USD~(約195万円~) |
州立総合大学(都市部) | 州立 | 4年制 | 40,000USD~(約460万円~) |
コミュニティカレッジ | 州立 | 2年制 | 9,000USD~(約100万円~) |
※・・・2021年2月中旬時点のレートを参考にしています。
学校の種類によって1学年ごとの学費もかなり差があります。
郊外の州立大学や博士過程のない大学ではもう少し学費の相場は安くなりますが、やはり人気と学力レベルが高い大学だと学費は軒並み高い水準です。
日本の学費だと私学でも年間100〜200万円ほどの大学が多いので、何倍もの学費がかかる計算になります。
アメリカの大学は入学金が不要とはいえ、私立総合大学に通うとしたら600万円×4で学費だけで2,400万円かかることに。
もちろん、アメリカの人がみんな高額な学費を支払えるわけではありません。
学生ローンや奨学金制度を利用して学費を賄っています。
留学生も成績優秀だったり、スポーツや専門性に優れていると認められれば返済不要の奨学金(スカラシップ)が得られるチャンスがあります。
また、大学によっては留学生を対象にした奨学金制度を設けているとこをもあるので、学費を押さえて留学したい人は調べてみましょう。
アメリカの受験制度について
アメリカの受験制度は日本と大きく異なり、以下の6つの要素で決められます。
1.高校の成績
2.エッセイ(自己アピール)
3.教師からの推薦状
4.課外活動(ボランティア/部活動/委員会活動など)
5.統一テスト(SAT/ACT)のスコア(留学生はTOEFL等英語力が分かるスコアも)
6.面接
日本では、成績や学校内での態度などが重視されるのは推薦入試やAO入試で、一般入試は試験の結果のみが判断されますが、アメリカでは総合的に判断されます。
また、州立大学の場合は州民を、有名私立大学の場合は卒業生の子女を優遇する傾向があります。
それに加えて公平性を保つために、人種的マイノリティの合格率を上げるアファーマティブアクションを採用している大学も少なくありません。
9月入学の場合、春頃から遅くても5月までには合否結果が送られてきます。
アメリカの大学に留学が決まったら
アメリカの大学に受かったら、合否結果に同封されている入学同意書にサインして大学へ返送します。
学費を送金して手続きが完了したら、入学・在学証明となるI-20という書類が送られるので大切に保管してください。
留学生の場合は、滞在方法を選ばなければなりません。
学生寮に住むかホームステイするかが一般的ですが、自分でアパートを用意するという人も中にはいます。
アメリカの大学では、在学生に保険加入を義務付けています。
日本の留学生向け保険か、大学側が指定する保険に加入しましょう。
アメリカ留学が決まったら必要な手続きと準備
アメリカ留学が決まったら、必要となる手続きやしておくべき準備についてご紹介します。
ビザとパスポート取得
留学するためにはビザとパスポートが必要ですが、学生ビザ申請前にSEVIS申請を行いましょう。
パスポートは各自治体のパスポートセンターで申請します。
SEVISとはアメリカへの留学生を管理するデータベースで、アメリカで就学する留学生は必ず申請しなければいけません。
I-20にSEVISIDが記載されているので、専用サイトでIDを登録して費用360USDを支払います。
支払いが完了したら、確認画面が表示されるのでプリントアウトしてビザ申請時に一緒に提出します。
学生ビザは以下の2種類があります。
F-1:一般的な学生向けの就学ビザ
M-1:音楽や演劇など専門性の高い分野を学ぶためのビザ
お近くのアメリカ大使館または総領事館に面接の予約をして、必要書類(申請書・パスポート・I-20・SEVIS費確認書・証明写真・面接予約確認書)を揃えて申請手続きを行います。
航空券の手配
航空チケットの予約は早めに取っておくことをおすすめします。
直前のフライトだとチケットも高額ですし、席も埋まってる恐れがあるためです。
合否が分かったらすぐチケットを予約しておいてもいいでしょう。
予防接種・ワクチンなど必要な治療を済ませておく
アメリカの大学では入学時に健康診断の結果を提出しなければなりません。
テンプレートが大学の公式サイトにあるので、印刷して英語対応している病院で健康診断を受けて健康状態を書いてもらいましょう。
アメリカでは入国する外国人全員にコロナウイルスのワクチン摂取を義務付けているので、まだワクチン摂取が完了していない場合は早めに済ませておきましょう。
この際も英語での接種証明書が必要です。その他、治療が必要な所があったら出国前に治療を済ませましょう。
アメリカの医療費はとにかく高額で、保険に入っていても一時金や負担金は日本よりも高いので、風邪の診察だけでも数万円支払うこともあります。
アメリカ生活に必要な準備
アメリカ生活に必要不可欠な、運転免許証・銀行口座・スマホは国内で準備しておきましょう。
運転免許証の準備
アメリカは車社会なので、運転免許証は取得しておいた方がなにかと便利です。
アメリカで使える運転免許証は、
・国際免許証
・現地で取得した免許証
の2種類があります。
国際免許証は日本の運転免許証を持っている人が自治体の警察署あるいは免許センターに申請して発行されます。
発行から1年間が有効期限なので、留学期間が1年を越える場合は期限内にアメリカでDMV(車両管理局)に行って現地の免許証を取得しましょう。
州によっても違いますが日本の運転免許証を持っていると、試験が一部あるいは全て免除されるので、申請手続きだけでアメリカの運転免許証が取得できます。
そのため、どちらの免許証を使うにしてもまずは日本で運転免許証を取得しておくことをおすすめします。
ただし、DMVはいつも混雑していて予約も取りにくいので、早めに申請した方が良いようです。
クレジットカードや銀行口座の準備
アメリカでクレジットカードや銀行口座を作る時には通常身分証や申請書の他に、
・SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)
・クレジットヒストリー
が必要です。
SSNとはマイナンバーのように、ひとりひとりに割り当てられた社会保障番号のことで、クレジットヒストリーは日本で言う信用情報のことです。
アメリカにおいては、あらゆる契約をする際にこの2つが必要なので早めに取得しておきましょう。
ただ、渡米直後はSSNもクレジットヒストリーもないので、事前に日本でアメリカの銀行を開設しておくか、留学生枠で銀行口座を作りましょう。
留学生であれば、
・パスポート
・I-20(在学資格証明書のようなもの)
・現住所
・電話番号
を提出すれば口座開設できる銀行もあります。
ただ、SSNがないと口座が作れない銀行も多いので、大学の窓口などで問い合わせてみましょう。
日本で作ったクレジットカードをそのまま使うというのも1つの方法ですが、いちいち海外使用手数料がかかるため、ANAカードUSAのように日本で作れるアメリカ用のカードを用意しておくとよいかもしれません。
アメリカ用留学保険の契約
アメリカは世界一医療費が高額な国です。日本の病院は病院ごとに治療費用が決定できなくなっていますが、アメリカでは治療費を各病院が決定できるため医療費が非常に高額になっています。
アメリカへ留学する際に留学保険をどう選べば良いかわからないという方のために詳細な解説記事がございますので以下を合わせてご覧ください。
また、J-1ビザの取得のために特定の条件で保険を探している方もいらっしゃるかと思います。そんな場合は以下の記事もオススメです。
アメリカ用SIMの準備
アメリカでは銀行口座・クレジットカードのようにスマホの契約にも、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)とクレジットヒストリーが必要です。
プリペイドSIMなども購入できますが、すぐ連絡が取れるようにアメリカで使えるSIMを事前に準備しておいた方がよいでしょう。
アメリカ在住の日本人から多くの支持を集めているのが、ハナセルです。
アメリカ国内で使えるSIMカードが月額9.99USD~とリーズナブルな価格で契約できます。
日本語のサポートも充実しているので、トラブルがあった時も安心。
初期費用はSIMカード代9USDとスマホ本体(購入する場合のみ)の代金のみで、契約手数料や州税などはかかりません。
いつでも違約金なしで解約できるので、数ヵ月の短期留学から長期滞在まで様々な滞在計画に応じた利用ができます。
詳しくはハナセル公式サイトをご覧ください。
出国直前にやっておくべきこと
とうとうアメリカへの出国が迫ってきたというタイミングでしておくべきことをご紹介します。
必要な持ち物を準備
以前と比べてアメリカでも日本の物が手に入りやすくなったとはいえ、全てが買えるわけではありませんし大抵日本で買うよりも割高です。
普段使っている常備薬、雑貨、文具、化粧品、食品などはある程度まとめて持っていくとよいでしょう。
調味料や出汁、インスタント食品などが定番ですが、使い慣れた文具やノートを持っていく留学生も少なくありません。
ワクチン等各種証明書の取得
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2022年現在アメリカへ入国するには以下の3点が必要です。
・陰性証明書
・ワクチン接種証明書
・宣誓書
陰性証明書は、出国前1日以内に採取した検体の陰性が証明されていないといけません。
また、陰性証明書・ワクチン摂取証明書は英語表記が求められるため、お近くで英語対応可能な病院に早めに予約しておきましょう。
宣誓書とは、陰性証明書・ワクチン摂取証明書の内容が虚偽でないことを証明するための書類です。
CDCのサイトからPDFを印刷して、氏名を明記・サイン・日付を記載して航空会社に提示します。
まとめ
アメリカへの留学は受験、ビザの取得、住むところの確保、生活の準備などやることが多くあります。
それに加えてここ数年はコロナ対策もしっかりしないといけないので、順序立ててやるべきことをリスト化して漏れのないようにしましょう。
留学する前もした後も、大変なことも少なくないかもしれませんが、学業や自分のやりたい事のためにした努力は無駄になりません。
悔いのないようにしっかりと準備をして、留学を希望する皆さんがアメリカで多くのことを吸収して躍進する事を願っています。
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