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オーストリアのワーホリ保険は必須?ビザの条件(最低3万ユーロ)と選び方・保険料

オーストリアのワーホリでは、ビザの申請に保険の加入証明が必要です。滞在期間をカバーし、旅行・疾病・事故に備える、最低保障3万ユーロの保険が求められます[1]。日本のワーホリ保険なら、この条件を満たしたうえで、盗難や賠償、日本語のサポートまでまとめて備えられます。

この記事のポイント
✓ワーホリビザの申請には保険の加入証明が必須。滞在期間をカバーし、最低3万ユーロの補償が条件
✓ビザの申請は有効期間の3か月前から3週間前まで。保険はそれまでに加入しておく
✓ヨーロッパのワーホリで1年の保険に入った方の保険料は中央値(真ん中の人)約21.6万円
保険相談Times編集部

オーストリアは、保険がビザの申請書類に入っている国です。補償額と保険期間が条件に合っているか、加入証明に書かれている内容を申請の前に確かめましょう。

眞榮城
この記事の監修者
眞榮城 孝浩
保険相談Times 編集部 兼 海外保険アドバイザー
損害保険募集人海外旅行保険・ワーホリ保険の相談4,000件以上
海外旅行・留学・ワーキングホリデーの保険相談に携わり、渡航目的や滞在期間に応じた補償選びを案内しています。保険相談Timesで留学・ワーホリ保険の記事を監修・執筆しています。
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※加入実績・渡航支援実績は2017年〜2026年10月の集計(海外保険Times調べ)

目次

オーストリアのワーホリに保険は必要?

答えは必要(ビザの申請条件)です。オーストリアのワーキングホリデービザ(ビザD“WHP”)は、申請時に保険の加入証明を出す必要があります[1]。

ワーホリビザの主な条件

項目内容
年齢申請時に18歳〜満30歳
滞在期間最長12か月(延長はできない。期間中は何度でも出入国できる)
申請の時期ビザの有効期間の3か月前から、遅くとも3週間前まで
保険滞在期間中の旅行・疾病・事故の保険(最低保障3万ユーロ)
資金入国後の一定期間、自力で生活できる資金と、航空券または購入できる資金
申請の回数1人1回のみ
年間発給枠200人[2]

※出典:日本ワーキングホリデー協会(2023年3月確認の情報)[1]。条件は変わることがあるため、申請の前に在日オーストリア大使館の最新の案内を確認してください。

ビザ申請の流れと保険加入のタイミング

オーストリアのワーホリの保険とビザ申請の順番:①保険を選ぶ(滞在期間をカバー・最低3万ユーロ)②保険に加入して英文の加入証明を受け取る③ビザの有効期間の3か月前〜3週間前に大使館で申請④出発・入国し、住まいが決まったら住民登録
  1. 保険を選んで加入する:滞在期間をカバーし、最低3万ユーロの補償がある保険に入り、英文の加入証明を受け取ります。
  2. 書類をそろえる:申請用紙(ビザD)、規定に合う写真、パスポート(ビザの有効期間より3か月以上の残り)、保険の加入証明、資金の証明、航空券または購入できる資金の証明を用意します[1]。
  3. 大使館で申請する:ビザの有効期間の3か月前から遅くとも3週間前までに、在日オーストリア大使館で申請します。申請の予約や受付の方法は、大使館の最新の案内で確認してください。ビザの発給は無料です[1]。
  4. 入国後の手続き:オーストリアでは住まいを決めたら住民登録が必要です。登録の期限や方法は、住む町の役所で確認しましょう。

ビザの条件を満たす保険の選び方

加入証明では、主に次の点が確かめられます。日本のワーホリ保険の多くは、英文の加入証明を出せます。

  • 保険期間:オーストリアでの滞在期間をすべてカバーしている
  • 補償額:治療費や帰国のための搬送費用などに、最低3万ユーロ以上の補償がある
  • 記載内容:被保険者の名前、保険期間、補償の対象地域、補償額が書かれている

オーストリアの医療事情

オーストリアの医療水準は高く、都市部では英語が通じる医師もいます。ただし、日本の健康保険はそのままでは使えません。費用をいったん自分で払い、帰国後に海外療養費として一部を請求する仕組みはありますが、海外転出届を出して国民健康保険を抜けている場合は使えません。立て替えの負担を考えると、キャッシュレスで受診できる保険で備えるのが安心です。

ワーホリでは、滞在費を補うための仕事が認められています。ただし、仕事や勉強がおもな目的になってはいけません[1]。現地で雇用されて働く場合は、収入などの条件によって現地の社会保険(健康保険を含む)に加入することになり、手続きは雇用主が行うのが一般的です。加入の有無や、日本の保険との重なりは、雇用主に確認しましょう。

現地の社会保険に入っても、持ち物の盗難や他人への賠償、仕事をしていない期間の医療費は備えられません。ビザの条件を満たす保険には、滞在期間を通して入っておく必要があり、日本のワーホリ保険ならこれらの補償もまとめて付けられます。

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オーストリアの長期滞在に向いているワーホリ保険とは

海外旅行保険・留学保険・ワーホリ保険の違い

海外旅行保険・留学保険・ワーホリ保険は、海外でのケガや病気、トラブルに備えるという基本は同じです。違いは、長期滞在に合わせた補償があるかどうかです。

海外旅行保険留学保険・ワーホリ保険
保険期間数日〜数か月数か月〜1年以上
住まいホテルアパート・シェアハウス
長期滞在向けの補償少ない生活用動産(住まいの家財)、長期用の賠償責任、一時帰国中の補償など

備え方の比較

日本のワーホリ保険海外の保険会社の医療保険クレジットカード付帯
ビザの条件(滞在期間をカバー)○(1年も可)○(商品による)×(出国から90日程度までが多い)
医療費○○△(金額が小さいことがある)
持ち物の盗難・破損○△△
賠償責任○△△
日本語のサポート○△○
キャッシュレス診療○(提携病院)△(立て替えが基本のことが多い)△

※一般的な傾向です。補償内容は商品ごとに違うため、加入前に重要事項説明書・約款で確かめてください。

保険相談Times編集部

クレジットカード付帯の保険は、多くが出国から90日程度までなので、1年のワーホリのビザの条件は満たせません。カード付帯だけで申請しないよう注意しましょう。

オーストリアのワーホリ保険の選び方

ワーホリ保険の補償内容

補償項目何が補償されるか
治療・救援費用現地での治療費、日本への搬送、家族が駆けつける費用など
傷害死亡・後遺障害ケガで亡くなった、後遺障害が残ったとき
疾病死亡病気で亡くなったとき
賠償責任他人にケガをさせた、他人の物を壊したとき
携行品損害持ち歩く物の盗難・破損
生活用動産住まいに置いた物の盗難・破損
航空機寄託手荷物遅延預けた荷物が届かず、日用品を買ったとき
緊急一時帰国家族の危篤などで一時帰国するとき
歯科治療費用(特約)歯の治療(付けられるプランに限る)

外せない補償と、自分に合わせて選ぶ補償

  • 治療・救援費用:ビザの条件(最低3万ユーロ)を満たしたうえで、入院や日本への搬送も考えて余裕のある金額にする
  • 賠償責任:シェアハウスで水漏れを起こした、自転車で人にぶつかったなど、他人に損害を与えたときに備える
  • 携行品損害・生活用動産:観光地でのスリや置き引き、住まいでの盗難に備える
  • 一時帰国中補償特約:滞在中に日本へ一時帰国する予定がある場合に検討する(条件は商品による)

保険料はどう決まる?

決まる要素保険料への影響
保険期間長いほど高くなる
治療・救援費用の金額大きくするほど高くなる(無制限が最も高い)
持ち物・賠償などの補償付けるほど高くなる
歯科治療などの特約付けると高くなる

海外保険Timesで、ヨーロッパのワーホリのために1年の保険に入った方の保険料は、中央値(真ん中の人)で約21.6万円でした。保険料は補償の組み合わせで大きく変わるため、自分の条件での金額は見積もりで確かめてください。

海外保険Timesの調べ(2025年10月〜2026年9月に成約した契約。1名・1年の契約)

補償される例・されない例

場面補償
急病で入院し、手術を受けた○ 治療・救援費用
ウィーンの観光地でスマホをすられた○ 携行品損害(置き忘れ・紛失は対象外)
シェアハウスで水を出しっぱなしにして階下を水浸しにした○ 賠償責任
アルバイト中にお客さんの物を壊した× 仕事中の賠償は対象外のことが多い
渡航前からの持病が悪化した× 原則対象外(特約で一部補償できる商品もある)
虫歯の治療× 歯科治療の特約がなければ対象外

(商品や約款によって違います)

ワーホリの費用のうち、保険料の位置づけ

オーストリアのワーホリの費用は、主に「航空券」「住まい(家賃)」「食費などの生活費」「保険料」です。ビザの申請では、入国後の一定期間を自力で暮らせる資金の証明が求められます[1]。必要な金額は住む町や暮らし方で大きく変わるため、資金の証明の目安は大使館の案内で確認してください。

このうち保険料は、出発前にまとめて払う大きな費用です。1年なら、ヨーロッパのワーホリの中央値(真ん中の人)で約21.6万円を目安に、資金計画に入れておきましょう。

オーストリアのワーホリ保険プラン例

オーストリア3か月のワーホリ保険プラン例

ヨーロッパ・保険期間3か月・29歳以下のプラン例
治療・救援費用 無制限のプラン
60,330円
  • 治療・救援費用:無制限
  • 傷害死亡・後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 個人賠償責任:1億円
  • 生活用動産:30万円
  • 航空機寄託手荷物遅延:10万円/航空機遅延:2万円
治療・救援費用 2,000万円のプラン
51,210円
  • 治療・救援費用:2,000万円
  • 傷害死亡・後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 個人賠償責任:1億円
  • 生活用動産:30万円
治療・救援費用 3,000万円のプラン
45,650円
  • 治療・救援費用:3,000万円(持病の急激な悪化は300万円まで)
  • 個人賠償責任:1億円
  • 生活用動産:50万円
  • 航空機寄託手荷物遅延:10万円/航空機遅延:2万円

※2026年10月時点の当社見積もりの例です(渡航先ヨーロッパ・年齢29歳以下・保険期間3か月)。プランごとに補償の組み合わせが違うため、治療・救援費用の金額と保険料の高さは一致しません。補償の内容や保険料は保険会社・プラン・年齢・条件によって変わります。実際の保険料は見積もりでご確認ください。

オーストリア6か月のワーホリ保険プラン例

ヨーロッパ・保険期間6か月・29歳以下のプラン例
治療・救援費用 無制限のプラン
131,610円
  • 治療・救援費用:無制限
  • 傷害死亡・後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 個人賠償責任:1億円
  • 生活用動産:30万円
  • 航空機寄託手荷物遅延:10万円/航空機遅延:2万円
治療・救援費用 2,000万円のプラン
111,140円
  • 治療・救援費用:2,000万円
  • 傷害死亡・後遺障害:1,000万円
  • 疾病死亡:1,000万円
  • 個人賠償責任:1億円
  • 生活用動産:30万円
治療・救援費用 3,000万円のプラン
99,340円
  • 治療・救援費用:3,000万円(持病の急激な悪化は300万円まで)
  • 個人賠償責任:1億円
  • 生活用動産:50万円
  • 航空機寄託手荷物遅延:10万円/航空機遅延:2万円

※2026年10月時点の当社見積もりの例です(渡航先ヨーロッパ・年齢29歳以下・保険期間6か月)。プランごとに補償の組み合わせが違うため、治療・救援費用の金額と保険料の高さは一致しません。補償の内容や保険料は保険会社・プラン・年齢・条件によって変わります。実際の保険料は見積もりでご確認ください。

オーストリア1年渡航の場合のワーホリ保険プラン例

上のプランも含めて、
幅広くお見積りします

送るのは、次の3つだけです。気になる補償があれば、一緒に書いてください。

年齢渡航先期間

オーストリアのワーホリ保険加入時の注意点

ビザの申請前に加入を済ませる

ワーホリビザの申請は、ビザの有効期間の3か月前から遅くとも3週間前までです[1]。加入証明を申請書類に添えるため、保険はビザの申請より前に加入しておく必要があります。保険期間の開始日は、オーストリアに入る日(または日本を出発する日)に合わせましょう。

日本を出発する前に申し込む

日本のワーホリ保険は、日本を出発する前に加入するのが原則で、出発後に新しく入ることはできない商品が多くあります。海外保険Timesでは、出発の1〜2営業日前までお申し込みいただけますが、オーストリアはビザの申請に加入証明が必要なため、早めの手続きがおすすめです。

滞在期間をカバーすること

ワーホリビザは延長できません。保険も、ビザで滞在する期間をすべてカバーするように設定しましょう。ワーホリの前後にノービザで滞在する場合は、その期間も含めて保険期間を決めます。

ワーホリ保険の付帯サービス

キャッシュレスで受診できる

保険会社の提携病院なら、窓口で治療費を払わずに受診できます。保険会社のサポートデスクに連絡すると、受診できる病院を案内してもらえます。

医療通訳サービス

オーストリアの公用語はドイツ語です。病院でのやりとりに不安があるときは、電話での医療通訳などのサービスを使えるプランを選ぶと安心です。

オーストリアのワーホリ保険に関するよくある質問(FAQ)

オーストリアのワーホリに保険は必須ですか?

必須です。ワーホリビザの申請には、滞在期間中の旅行・疾病・事故の保険(最低保障3万ユーロ)の加入証明が必要です。

クレジットカード付帯の保険でビザを申請できますか?

カード付帯の保険は多くが出国から90日程度までのため、滞在期間をカバーできず、条件を満たさないことがほとんどです。滞在期間をカバーできる保険に入りましょう。

オーストリアのワーホリ保険の保険料はいくらですか?

期間と補償の組み合わせで変わります。海外保険Timesで、ヨーロッパのワーホリのために1年の保険に入った方の保険料は、中央値(真ん中の人)で約21.6万円でした。

英文の加入証明は出してもらえますか?

日本のワーホリ保険の多くは、英文の加入証明を発行できます。ビザの申請に必要な場合は、申し込みのときに伝えてください。

現地に着いてから保険に入れますか?

日本のワーホリ保険は、日本を出発する前の加入が原則です。オーストリアはビザの申請に加入証明が必要なので、申請の前に加入しておきましょう。

オーストリアのワーホリビザに人数の上限(倍率)はありますか?

あります。外務省のワーキング・ホリデー制度の一覧では、オーストリアの年間発給枠は200人です(令和8年4月1日現在)[2]。申請の時期や条件とあわせて、在日オーストリア大使館の最新の案内も確認してください。

まとめ

  • ワーホリビザの申請には、滞在期間をカバーし、最低3万ユーロの補償がある保険の加入証明が必要
  • ビザの申請は有効期間の3か月前から3週間前まで。保険はそれより前に加入する
  • クレジットカード付帯の保険は期間が足りないことがほとんど
  • 日本のワーホリ保険なら、医療費に加えて盗難・賠償・日本語サポートまで備えられる
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留学ワーホリ駐在世界一周ロングステイなど、さまざまな渡航目的に対応
加入実績:2万人以上 渡航支援:100カ国以上
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年齢・渡航先・期間を送るだけ。条件に合うプランの保険料をお知らせします(最短即日)

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「渡航条件に合ったプランはどれ?」「ビザの条件に合ったプランは?」「病気があっても加入できる?」など、気になることも一緒に送れます。分からないことは何度でも

✓ 見積もり・相談は無料✓ 出発の1〜2営業日前まで申し込めます

※加入実績・渡航支援実績は2017年〜2026年10月の集計(海外保険Times調べ)

※本記事に記載の制度・保険料に関する情報は記事更新時点のものであり、今後変更される可能性があります。最新の情報は在日オーストリア大使館や保険会社の資料をご確認ください。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

出典・参考

  1. 日本ワーキングホリデー協会「オーストリアのワーキングホリデービザ情報」(同協会が2023年3月に確認した情報。2026年10月15日閲覧)
  2. 外務省「ワーキング・ホリデー制度」(2026年10月15日確認)
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この記事を書いた人

保険相談Times(株式会社インシュアランスブレーン)では、海外旅行保険(留学・ワーホリ・駐在・海外長期渡航など)・火災保険・法人損保、生命保険に関するお問い合わせを日々多数いただいています。その中で、お客様からのご質問・やり取りの中から「この情報は保険加入前に知っておいた方がいいな」といった内容を記事にまとめて保険の選び方を発信しています。
スタッフの詳細なご紹介:https://hokentimes.com/oversea/staff

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