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子供・赤ちゃんは海外旅行保険に加入必須?クレカ保険との比較も解説

子供海外旅行保険必要

海外旅行保険は、子どもも加入した方が良いの?

家族全員で海外旅行保険に入ると料金が高くなりそう……

最近では格安航空券が普及し、海外旅行に行きやすくなり長期の休みは家族で海外に行きゆっくりする方も少なくないでしょう。

家族全員が保険に入る必要があるのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

今回は、子供や赤ちゃんの海外旅行中の保険について解説します。

この記事を読んだあなたは、安心した海外旅行をするために子供に保険が必要か判断できるでしょう。

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目次

子供・赤ちゃん(0歳・1歳)に海外旅行保険が必要な理由

外旅行に行く時、大人だけではなく、子供も海外旅行保険に加入した方がいいのでしょうか。

海外旅行は、飛行機で長距離を移動したり、日本と食事や気候などが違い慣れない環境で過ごします。

また、海外は日本と違い危険を伴うこともあり、予測していなかったトラブルが起こる可能性も考えられるでしょう。

なぜ、子供や赤ちゃんには海外旅行保険が必要なのか解説していきます。

病気やケガのリスクが高い

特に0歳〜2歳頃の小さな子供は大人よりも、環境の急な変化などによって体調を崩しやすいでしょう。

赤ちゃんの場合、長時間のフライトが負担になり、急な発熱などを起こすことも考えられます。

子供だけではなく、大人も同じですが、食べ慣れない食事で体調を崩すこともあるでしょう。

4歳以上になると、歩いたり走ったり活発に行動するため、病気だけではなくケガをするリスクも上がります。

海や山で骨折や捻挫、手を切ってしまうことも考えられるでしょう。

軽い症状であれば、持っている薬を服用したり、旅行先で薬を購入することもできます。

しかし、重い症状の場合は旅行先の病院を受診しなければいけないでしょう。

海外旅行中に、子供や赤ちゃんが病気やケガになるリスクがあることを十分に考慮しておく方が良いです。

モノを破損する可能性が高い

海外では、いつもと違った環境のため、子供は興奮して普段よりも活発に動き回る可能性が考えられます。

走り回ってお店やホテルのモノを壊してしまったり、人にぶつかりケガをさせてしまい、損害賠償を求められることもあるかもしれません。

子供や赤ちゃんの行動を制限せず思うがままに遊ばせてあげたいのに、注意や怒ったりするのは大人もイヤな気持ちになるため避けたいでしょう。

せっかく海外で楽しい時間を過ごすからには、海外旅行保険に入ってリスクに対応できる状態であることをおすすめします。

海外旅行保険の補償内容

海外旅行保険の補償内容一覧

海外旅行保険に加入すると補償される項目についてまとめました。

保険会社により補償項目は少し変わりますが、基本的には下記の表の通りです。

補償項目補償内容
治療救援費用病気やケガで病院に行ったときの治療費を補償
傷害死亡・後遺傷害ケガで死亡または後遺障害が生じた場合の補償
疾病死亡病気で死亡または後遺障害が生じた場合の補償
救援費用入院して日本から家族を読んだ場合の交通費や滞在費を補償
賠償責任他人の身体やモノに損害を与えてしまった場合の補償
携行品損害身の回りのモノの、盗難や破損を補償
飛行機遅延費用航空機の欠航や遅延により、宿泊費や食事代が発生した場合の補償
飛行機寄託手荷物遅延費用航空会社に預けた荷物が、到着せず衣類や生活必需品を購入した場合の補償
弁護士費用旅行中に被害に遭い、弁護士に法律相談を行った場合の補償

海外旅行保険に加入できる年齢

海外旅行保険は、年齢制限がない商品も多くあり、0歳から加入可能です。

赤ちゃんから高齢者まで、幅広い年齢層に対応しているため、加入制限の心配はないでしょう。

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子供・赤ちゃんが海外旅行保険に入るメリット(補償面)

子供

大人だけでなく、子供や赤ちゃんも海外旅行保険に加入するメリットを紹介します。

病気やケガに対する補償がある

海外旅行保険に入る一番のメリットは、海外での高額な治療費を補ってくれることです。

日本と保険制度が違うため、海外の医療費は想像を超えた高額になる可能性が高いでしょう。

大人よりも病気やケガで病院で受診しないといけない可能性が高い子供には、海外旅行保険で治療費をカバーしておくと良いでしょう。

モノを壊したり人にケガを負わせた時の補償がある

お土産店で走り回って商品を壊したり、人にぶつかってケガをさせてしまった時など、他人のモノや人に対して損害を与えてしまった場合に補償されます。

自分の子供が病気やケガをした場合だけではなく、子供がいる場合は他人に被害を与えた場合の対策をすることも大切でしょう。

救援費用に対応している

救援費用は家族旅行ではなく、卒業旅行など子供だけで海外旅行に行く場合にもっておいた方が良い補償です。

子供が病気やケガをして、家族が現地に駆けつけなければいけない場合の費用を負担してくれます。

国内と違って簡単に駆けつけれる時間と金額ではないため、万が一の時に家族分も補償してくれるのは良いサービスでしょう。

盗難や携行品の破損もカバーしている

携行品損害補償では、子供が誤ってスマホを落として壊してしまったなどの事故もカバーされます

子供の動きはなかなか予測ができず偶然の事故が発生しやすいです。

海外への渡航で持っていったスマホやパソコン、電化製品などを現地で壊してしまった場合、盗難に遭った場合も補償されます。

子供・赤ちゃんが海外旅行保険に入るメリット(サービス面)

キャッシュレス治療が可能

海外では盗難も多いため、大金を持ち歩く方は少ないのではないでしょうか。

急な治療費が必要になった場合、手持ちの現金がなく治療費を払えないこともあります。

海外旅行保険に加入すると、保険会社によって異なりますが、キャッシュレス・メディカル・サービスといった対応をしてもらえます。

保険会社が提携する病院で治療してもらえば、保険会社が支払いをしてくれ、その場で治療費を払わなくて良いサービスです。

お金の心配をせずに、病院を利用できるでしょう。

日本語でのサポート体制が整っている

日本語が通じない海外でトラブルがあった場合、楽しい旅行が台無しになるだけではなく、不安に襲われるでしょう。

海外旅行保険の最も大きなメリットは、渡航する地域にもよりますが日本人渡航者が多い地域の場合は日本人医師が在籍するクリニックや病院を紹介してもらえる点です。

子供や赤ちゃんが現地で怪我をしたり熱を出したりした場合に、現地のローカル言語や英語で治療を受けることは心身ともにストレスがかかります。

海外旅行保険では、「日本語での対応や相談が可能」「病院での通訳を手配してくれる」「キャッシュレスで治療が受けられる病院を紹介してくれる」など、万が一の時に備えたサポート体制が整っています。

万が一の時に困らないためにも、サポートを受けれる体制がある方が心強いでしょう。

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海外で実際に怪我をしたり病気になったらいくらかかる?

海外で発生する事故についてですが、渡航する国によって病院の治費の水準が異なりますので渡航する地域ごとに考える必要があります。

ジェイアイ傷害火災の海外での事故事例から、各地域へ渡航した場合に最大かかった治療費用を算出しています。

・北米エリア(アメリカ・カナダ):3,000万円以上の事故も発生している

・ヨーロッパ:2,000万円前後

・南米・アフリカ:2,000万円前後

・アジア:地域によって1,000~2,000万円前後

・オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド):2,000万円前後

上記となりますので、治療救援費用の設定目安にしていただければ幸いです。

参考:ジェイアイ傷害火災の海外での事故事例

海外旅行保険を選ぶ際の注意点

海外旅行保険を選ぶ際に注意するポイントを紹介します。

考えられるリスクが補償されているか

子供や赤ちゃん連れの場合は、特に「治療費」と「賠償責任」の補償が必要になります。

環境の変化で体調を崩しやすいため、大人よりも病院に行くリスクが高くなるでしょう。

また、お土産店やホテルで物を壊すリスクも考えられます。

そのため、病気やケガ、第三者の物に対する補償を手厚くすることをおすすめします。

保険金は十分な金額が設定されているか

子供や赤ちゃんは、大人よりも病気やケガのリスクが高いため、治療費において多いかなと思うぐらいの保険金額を設定することをおすすめします。

海外の医療費は、日本と違い想像を超える高額になる可能性も高いです。

満足のいく治療を受けるためにも、保険金は安く済まさずに十分な金額を設定しましょう。

子供・赤ちゃんの海外旅行保険の加入方法

子供の海外旅行

子供や赤ちゃんが海外旅行保険に加入する場合の加入方法について紹介します。

子供・赤ちゃんを含めた家族旅行の場合

家族で海外旅行に行く場合は、「ファミリープラン」という家族全員をまとめて加入する方法があります。

海外では、さまざまなリスクが伴うため家族全員が加入することをおすすめしますが、大人は入らず子供や赤ちゃんだけを加入することもできます。

しかし、ァミリープランのようなまとめて加入する方が保険料がお得になるため、必要に応じて検討してみましょう。

ファミリープランは、単体で加入するより保険料もお得で、手続きも1回で済むことが魅力です。

子供のみで旅行に行く場合(バラ掛け)

子供のみで海外に行く場合は、「契約者=親権者」「被保険者=子供」に設定して加入します。

子供が成人している場合は、「契約者・被保険者=子供」に設定が可能です。

留学する場合は、海外旅行保険以外に留学保険も存在します。

渡航期間によって、海外旅行保険か留学保険のどちらで加入するかを検討すると良いでしょう。

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クレジットカード付帯の保険でも良い?

クレジットカードには、特典として海外旅行保険がもともと付いているものがあり、別途保険料がかからず実質無料で利用できます。

クレジットカードを持っているだけで自動的に補償が適応される「自動付帯」と、飛行機のチケット代や旅行代金をクレジットカードで支払うと補償が適応される「利用付帯」の2つのパターンがあります。

また、クレジットカードの契約者だけではなく、「家族カード」や「家族特約」を付加することにより契約者の家族も補償される場合があり、お得に補償を確保できるでしょう。

しかし、適応条件があることや、補償内容が不足してる場合もあるため、事前に持っているカードを確認することをおすすめします。

家族カードの場合

安定した収入がある会員(クレジットカードの契約者)がいれば、家族カードを発行すれば、家族もクレジットカードを利用できます

家族カードを発行していれば、契約者が一緒に海外旅行に行かなくても、海外旅行保険を利用することが可能です。

しかし、原則18歳未満の子どもはクレジットカードを発行することができません。

レジットカードが発行できたとしても、補償内容が低い場合がありますので、事前に手持ちのクレジットカード会社に確認が必要です。

家族特約の場合

1枚で家族全員の補償が付いている家族特約付きのクレジットカードも存在します

1枚で補償が受けられるので、保険加入の申し込みを忘れもなく、海外旅行に行くたびに加入しなくて良いので、手間が省けるでしょう。

しかし、年会費が高いゴールドカードの場合が多いので、よく海外旅行に行く方向けのサービスです。

保険会社とクレジットカード付帯の補償内容を比較

一例として、海外旅行保険とクレジットカード付帯の補償内容をまとめました。

補償内容海外旅行保険クレジットカード
傷害死亡1,000万円500万円
後遺傷害1,000万円500万円
傷害治療1,000万円200万円
疾病死亡1,000万円なし
疾病治療1,000万円270万円
救援費用1,000万円100万円
賠償責任1億2,000万円
航空機寄託手荷物遅延1万円なし
航空機遅延1万円なし
携行品損害30万円20万円

クレジットカード付帯の補償内容では不十分

子供や赤ちゃんに必要な治療費と賠償責任において、クレジットカードの補償内容は海外旅行保険よりも劣っていることが分かります。

しかし、クレジットカード付帯の保険を利用して足りない補償は、保険会社の補償と組み合わせることによって、より手厚い補償にすることも可能です。

子供・赤ちゃん連れファミリーの海外旅行保険プラン例

家族5人(9歳以下の子供3名・大人2名)で7日間ハワイに旅行に行く時のファミリープランの保険料について、調べました。

補償内容A社B社C社
傷害死亡1,000万円500万円1,000万円
後遺傷害1,000万円500万円1,000万円
治療費1,000万円1,000万円1,000万円
救援者費用1,000万円1,000万円1,000万円
疾病死亡1,000万円500万円1,000万円
緊急歯科治療10万円なし補償あり
賠償責任1億1億1億
飛行機寄託手荷物遅延1万円10万円10万円
携行品損害30万円30万円30万円
テロなど対応1万円なし10万円
弁護士費用100万円なし100万円
保険料18,760円7,160円7,070円

A社は保険金額が1人あたりの金額ですが、B社とC社は黄色部分の補償内容が家族で保険金を共有するため、保険料が安くなっています。

1人あたり1,500円~4,000円の保険料で、手厚い保険に加入できるため、子供や赤ちゃんを含めて家族全員が加入することをおすすめします。

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子供・赤ちゃんにも海外旅行保険は必要

子供や赤ちゃんは、大人よりも海外旅行中に病気やケガをする可能性が高く、莫大な治療費がかかります

大人だけの旅行に比べ、心配することが多いでしょう。

家族全員が保険に加入したとしても、比較的安い金額で補償をもつことができます。

家族で安心して海外旅行を楽しむためにも、家族全員が海外旅行保険に加入することをおすすめします。

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この記事を書いた人

保険相談Times(株式会社インシュアランスブレーン)では、海外旅行保険(留学・ワーホリ・駐在・海外長期渡航など)・火災保険・法人損保に関するお問い合わせを日々多数いただいています。その中で、お客様からのご質問・やり取りの中から「この情報は保険加入前に知っておいた方がいいな」といった内容を記事にまとめて保険の選び方を発信しています。
スタッフの詳細なご紹介:https://hokentimes.com/oversea/staff

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