【2024年版】ノルウェー留学保険の選び方と保険プランをご紹介

ノルウェーへの留学検討する際、一番最後に決めるのが留学保険をどうするかという点ではないでしょうか。

ノルウェーへ留学する上での保険の選び方としては、ノルウェーに過去渡航した方の事故事例・請求金額をベースに加入する保険の内容を決めていくのが良いでしょう。

この記事では、ノルウェーへの留学保険の選び方について解説していきます。

・ノルウェーへ留学する際、90日以上現地に滞在する場合はビザ申請時に保険加入が必須となります。
・ノルウェーの医療費は無料ですが、風邪などで病院に行く人は現地では少なく、予約も取りづらいため日本と同じ感覚で通院する場合は有料のクリニックへ通院することになります。
・留学保険を選ぶ際は、補償内容・補償金額をカスタマイズして自分に最適な保険を選択するようにしましょう。

ノルウェーの医療事情

福祉国家だが医療費はかかる

ノルウェーは福祉国家のため医療費が無料というイメージもあるかと思いますが、診察費用（毎回2,000~3,000円程度）が診察の際にかかってきます。

医療費については、日本円で約3万円程度を超えた場合は年内無料となります。

風邪の場合は私立クリニック

ノルウェーに住んでいる方の病院に行く感覚としては、普段かかるような風邪では行かず大きな病気にかかってしまった際に行くものだという考え方があります。

風邪で病院に行っても薬なども十分に処方してくれない傾向ですので、もし風邪でも通院したい場合は有料の私立クリニックに通うことになります。

病院の予約が取りづらい

病院に通う際は、予約も1~2週間取れないなどすぐに診察を受けられない可能性が高いです。

日本と同じ感覚で渡航すると違和感のあるポイントかもしれませんので、渡航前に認識しておきましょう。

ノルウェーの医療費水準

ノルウェーの医療費は日本と比べて高いのか、安いのかを確認する上で、盲腸の手術を日本とノルウェーで受けた場合の治療費用を比較してみました。

ノルウェーでは47万円と日本よりも少し安い傾向でしたが、日本では医療費の3割負担、海外では基本的には10割負担しないといけなくなりますので、実質の負担額で考えると日本よりは高くなってしまう傾向です。

国名	盲腸の治療費用
ノルウェー	477,900円
日本	600,000円

ノルウェーで過去発生した保険金請求例

ノルウェーで過去発生した高額な保険金請求事例として以下が挙げられます。

特徴としては、事故発生現場から病院へヘリコプターで搬送された、入院期間が13日間、その後チャーター機で搬送されているということでかかる費用が非常に高額になってしまったという結果となります。

留学保険でカバーしておきたいのは、想定外の高額な請求に対応することのため、このようなリスクをカバーできるように保険内容を設計しましょう。

事故事例	保険金請求額
クルーズ船内で意識を失いヘリコプターで搬送。肺炎と診断され13日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。	3,019万円

ノルウェーへ渡航する上での留学保険の選び方

ノルウェーへの留学保険の選び方のポイントは、補償内容のカスタマイズと補償金額の設定です。

そもそも留学保険はどんな補償内容があるのかをまずは確認していきましょう。

留学保険の補償内容一覧

補償名	内容
傷害死亡	怪我、不慮の事故で亡くなった場合に定額で補償
傷害後遺障害	怪我、不慮の事故で後遺障害が残った場合に等級により支払う保険金枠
治療・救援費用	現地での怪我、病気の治療費用、治療に伴う帰国や他国への移送費用、遺体搬送費用、被保険者が死亡・入院した場合にご家族が駆けつける費用
疾病死亡	病気で亡くなった場合に定額で補償
賠償責任保険	海外での日常で他人に怪我をさせたり、他人の物を壊したりして損害を与え損害賠償責任を負ったときの補償
携行品損害	持参物の盗難や破損に備える補償
生活用動産	携行品損害の補償に加えて家財も補償対象
飛行機手荷物遅延	飛行機に搭乗し手荷物が届かなかった時に購入した生活必需品の費用の補償
飛行機遅延	飛行機が遅延した際にかかった宿泊費など諸雑費の補償

留学保険は大きく分けて、1.治療系の補償、2.物の補償、3.航空機関連の補償、4.その他の補償　に分類されます。

実際留学する上でどの補償内容の請求件数が多いのかを確認してみましょう。

保険金請求が多い事故内容

海外旅行保険での実際の保険金請求件数が多い補償項目は、下記の通りです。

この中で高額な保険金請求に繋がるのは、健康にまつわるもの（治療救援費用）となります。

治療救援費用補償を軸に、現地で発生するリスクをどこまでカバーするかを考えて補償内容を選定していくのが良いでしょう。

チェコの治安は良くないですので、長期滞在になればなるほど物の保険の重要性も上がってきます。

ビザを取得する際に保険の加入が必須

ノルウェーはシェンゲンビザ 協定国となっているため、現地に90日以上留学する場合はビザの取得が必須となっており、滞在期間をカバーする医療保険の加入が必須となっています。

ビザ申請前に保険加入を済ませ、加入証明書を取得しておくようにしましょう。

ノルウェーへの留学保険プラン例

それでは、ノルウェーへ渡航する際の留学保険のプラン例を確認しましょう。

同じような補償内容でも保険料が大きく変わってくることに気づかれるかと思います。

保険会社、渡航地域、渡航目的、重視したい補償によって保険料は変動しますので、最適な保険を見つけるという観点で留学保険のプロアドバイザーに相談するのも一つの手でしょう。

ノルウェー３ヶ月の留学保険プラン例

上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。

ノルウェー６ヶ月の留学保険プラン例

上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。

ノルウェー１年渡航の場合の留学保険プラン例

上記は、保険プランの一例となります。一部のプランのみの掲載となりますので、お見積もり依頼をいただければ、ご要望をお伺いしながら最適プランをご提案させていただきます。

留学保険の付帯サービス

留学保険には便利な付帯サービスがついています。

代表的なものとしては、1.キャッシュレス治療サービス、2.医療通訳です。

キャッシュレス治療サービス

実際に治療に数百万円かかってしまったとして、その場で金額を立て替えることは現実的ではないでしょう。

そのため、留学保険にはキャッシュレスサービスがついており、治療を受けた後に治療費を支払う必要がなく、保険会社が医療機関に直接治療費を支払ってくれるサービスがついています。

医療通訳

チェコでは病院で英語が通じないといったケースも多いですので、実際に治療を受けないといけない場合に困るケースも多いかと思います。

留学保険の付帯サービスの2つ目として医療通訳サービスがついている保険会社もありますので、このような保険会社を選択すると病院に通院する際も安心です。

保険の選び方がわからない場合は、アドバイザーへご相談ください

ノルウェーへ留学で渡航する場合は留学保険が必須ですので、守りの部分である留学保険はしっかり検討して加入しておく必要があります。

実際どうやって選ぶべきか悩んでしまうという方は、留学保険の専門アドバイザーに相談するのも一つかと思います。

なかなか一生涯で留学保険を真剣に選ぶ機会もないかと思いますので、保険のプロに是非相談してみてください。

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