海外旅行保険

【2022年版】ベルギーへ海外旅行保険の選び方を徹底解説

ベルギー海外旅行保険

日本の国土の約13分の1、人口は約1千万人の小さな国であるベルギー。そんなベルギーの首都ブリュッセルはヨーロッパ諸国の中でも重要な役割を持っている国際都市であります。また、中世の町並みが立ならず美しい景観が残るベルギーは観光地としても人気です。今回は、魅力溢れるベルギーに渡航する際に、必要となる海外旅行保険について解説していきます。ベルギーへの渡航を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。


ココがポイント

  1. ベルギーの治安状況は非常に良い状況です。ただ、観光客を狙ったすりなどは頻発していますので携行品などへの保険をかけるかどうかは検討の余地があるでしょう。
  2. ベルギーから日本へ搬送して治療をしないといけないような大事故が発生した場合、移送費用は1,000万円を超える公算です。クレジットカードの付帯保険などではカバーしきれないため海外旅行保険の加入を検討しましょう。
  3. ベルギーは、3万ユーロ以上の保険の加入および加入証明書の提示が入国の際に求められます。渡航する前に加入した保険の付保証明書の入手を行っておきましょう。

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ベルギーへ渡航する目的や期間によって選ぶべき保険は異なる

海外旅行をする際は、まず海外旅行保険へ加入しますよね。しかし、海外旅行保険の種類は保険会社によって様々なので、どの保険が適しているのか悩むと思います。結論、海外旅行保険は渡航する国や渡航期間、渡航の目的によって選ぶべき保険が異なります。ゆえに、ベルギーに海外旅行へ行く際も、ご自身の渡航プランに合った海外旅行保険に加入することが非常に重要です。

たとえば、2泊3日~1週間程度の短期旅行であれば、所持品に対する携帯品損害や、病気になった時の医療費が補償内容として入っていれば大きな問題はないと言えます。しかし、長期滞在やインターンシップ、留学などを目的としてベルギーに滞在する場合は、ホテルや家に置いておく所持品に対しても損害の補償がついている方が安心できます。また、滞在期間が長くなるほど、事故や病気をする確立が高くなるため、医療費の補償額もできれば高い方が良いです。

今回は、ベルギーに短期~中期滞在する場合に適している海外旅行保険について解説していきます。

ベルギーの治安状況

海外旅行保険を選ぶ際、現地の治安状況(盗難事件の大小、テロ事件の発生有無など)によってカバーするべき補償内容も異なってきます。それでは、ベルギーの治安について見ながら現地で発生確率の高い事件事故について確認していきましょう。

結論、ベルギーの治安は良いと言われています。安定している治安と穏やかな環境から危険なエリアも少ないようです。しかし、日本と違う環境であることに代わりはないので、油断は禁物です。

ベルギーで発生率の高いトラブル

ベルギーで発生率が高いトラブル事例としては、スリや置き引きが挙げられます。治安が良い国ですが、やはり観光客をターゲットにした犯罪が発生しているのが現状です。特に、ブリュッセルなどの都市部では人混みになる場所があるので、犯行しやすい場所とも言えます。また、公共交通機関では人と接触する可能性も高くなるため、ほんの少しの隙に貴重品が取られていることもあります。観光中はスリや置き引きの被害に遭わないように貴重品を肌身離さず持つようにしましょう。

続いて、強盗にも注意が必要です。昼間は安全な場所でも夜間になると危なくなる場所が存在します。特に、飲み屋がある通りや、人通りが少ない通りでは強盗に遭いやすいです。夜道を出歩かない、必要以上の貴重品を持ち歩かない、携帯やイヤホンをして歩かないことなどを意識しましょう。また、道を知らなかったり、公共交通機関の乗り方を知らなかったりすると、明らかに観光客だと分かります。そうすると、親切にしようとして話している間に、金品が盗まれることもあるので、事前の下調べは十分にしておきましょう。

ベルギーの医療事情

海外旅行先で、病気をしたらどの病院に行くべきか、治療は受けられるのかなど不安がたくさんありますよね。それでは、ベルギーの医療事情について解説していきますので、渡航前に心配事を解消しておきましょう。

結論、ベルギーの医療水準は日本と同等レベルくらいです。医療サービスの質に関しても、日本と同等のサービスを受けられます。また、たいていの病院で英語が通じるため、コミュニケーションにも大きな問題はないでしょう。医療費に関しては、私立病院を受診したり、手術や入院が必要になったりすると高額な請求が予想されるため、医療費の補償額が十分にある海外旅行保険に入っておくことと安心できます。

ベルギーの医療費相場

ベルギーの病院を利用した場合、どのくらいの医療費がかかるのか気になりますよね。どの海外旅行保険に加入するかに関しても、医療費がおおよその目安になると思います。ここからはベルギー(ブリュッセル)の医療費の相場を見ていきましょう。

病気や怪我医療費(日本円)
病院の部屋代(個室)公立病院:約69,100円

私立病院:約84,700円

手術費(中耳炎)公立病院:約101,800円

私立病院:約123,200円

外来初診料(胃腸炎)公立病院:約3,800円

私立病院:約5,400円

日本への移送約1,3932,000円

ストレッチャー使用、コマーシャルフライト(定期便)で医師1名、看護師1名の付き添い有りの場合

日本での医療費は健康保険によって自己負担額が3割になっています。しかし、ベルギーでは健康保険が使えないため、全額自己負担になります。さらに、入院や手術が必要になる場合は医療費がより高額になるため、保険によるカバーが必要です。また、日本へ医療搬送が必要な場合は、1,000万円以上かかるので、保険が必須と言えます。従って、ベルギーに渡航する際は万が一を想定して、医療費の補償額が十分にある海外旅行保険に加入することをおすすめします。

ベルギーの病院で気を付けるべきトラブル

続いて、ベルギーの病院を利用した際に、気を付けるべきことについて解説していきます。ベルギーの病院では、日本の病院とは違うことも多いため、病院を訪れる際は以下のトラブルに気を付けてください。

まず第一に、ベルギーの病院は予約制のところが多いです。日本では予約なしに受診しても問題ありませんが、ネットや電話で予約をしてから受診するのが基本です。なので、急患でない限り、事前予約をしてから病院に行きましょう。また、急病の場合は救急車を呼ぶことをおすすめします。

続いて、英語が話せない方は通訳や英語を話せる方に同行してもらいましょう。ベルギーの病院では基本英語が使用されています。フランス語やオランダ語を使っている病院もありますが、医師や看護師は英語が話せる人が多いです。そのため、英語、フランス語、オランダ語のどれも話すことができない方は症状を適切に伝えるためにも通訳サービスを活用しましょう。

ベルギーで日本人観光客が利用しやすい病院

ベルギーの病院に行く際に、日本観光客が利用しやすい病院をご紹介します。どの病院に行くべきか悩んだ時は、ぜひ以下の病院や医師から探してみてください。

医師名:Dr. Jungers (ドクター・ユンゲルス)

場所:ブリュッセル近郊

住所:11 Av des Vaillants、1200 Bruxselles

電話:02/772 58 24

アクセス:メトロ1番 バス28番 「TOMGERG」下車

診療時間:火曜日休診、月・金の午前中は予約無の診療あり

備考:日本語での診療可能

医師名:Dr. LEBLANC (ドクター・ルブラン)

場所:ブリュッセル近郊

住所:127 Av Paul Hymans、1200 Bruxselles

電話」02/772 66 63

備考:日本の医師免許あり

アクセス:メトロ1番 バス29・42・45番「ROODEBEEK」下車

医師名:川瀬 まり

場所:ブリュッセル近郊

住所:MEDICIS MEDICAL CENTER, AVENUE DE TERVUEREN 236, 1150 WOLUWE-SAINT-PIERRE

備考:日本語可能

診療科目:臨床心理

診療時間:火13:00~16:00金16:00~20:00

病院名:GZA ZIEKENHUIZEN CAMPUS SINT-VINCENTIUS

場所:アントワープ

住所:SINT-VINCENTIUSSTRAAT 20, 2018 ANTWERPEN

電話:+32-3-2852000

診療科目:総合

診療時間:24時間

備考:英語可能

病院名:UNIVERSITAIRE ZIEKENHUIZEN LEUVEN

場所:ルーバン

住所:HERESTRAAT 49, 3000 LEUVEN

電話:+32-16-3322-11

備考:英語可能

ベルギーへ渡航する上での海外旅行保険の選び方

ここまでの解説で、ベルギーの治安や医療事情を理解していただけたと思います。

ベルギーは治安が良い国ですが、やはり観光客をターゲットとした犯罪が発生しているのが現状です。なので、観光地の人混みや駅、空港などではスリや置き引きの被害に遭わないよう十分に注意しましょう。また、夜間は強盗に遭う可能性が高くなるため、出歩かないようにしてください。そして、ベルギーの病院では英語が通じますが、コミュニケーションに不安がある方は通訳サービスを使うことをおすすめします。安心して旅行を楽しむにも、予想できるリスクをできるだけカバーできる海外旅行保険に加入しましょう。

ベルギーは渡航の際海外旅行保険の加入が義務付けられている

ベルギーは、シェンゲン協定を締結している国です。そのため、ベルギーに入国する時は旅行医療保険(3万ユーロ以上)への加入が必須です。入国審査時に保険への加入を証明するための保険証券・付保証明書等をチェックされることがあるので、これらの書類を携帯するようにしてください。保険に加入していないまま入国手続きに進むと、入国を拒否されたり、別室で尋問されたりすることがあります。また、現地で急遽保険に加入できるケースもありますが、入国審査時に慌てずに済むように出国前に余裕を持って保険に加入しておくことが1番です。従って、ベルギーへ渡航する方は3万ユーロ以上の補償額がある保険へ加入してください。

海外旅行保険の補償内容

しかし、たくさんある海外旅行保険の中から、具体的にどの海外旅行保険を選ぶべきか悩みますよね。そこで、まず最初に海外旅行保険の補償内容について見ていきたいと思います。

メモ

傷害死亡:怪我、不慮の事故で亡くなった場合の定額補償
傷害後遺障害:怪我、不慮の事故で後遺障害が残った場合に等級ごとの補償
治療・救援費:現地で怪我や病気をした時の治療費、移送費、遺体搬送費、被保険者が死亡・入院した場合にご家族が駆けつける費用
疾病死亡:病気で亡くなった場合に定額で補償
賠償責任保険:他人に怪我をさせたり、他人の物を壊したりして損害賠償責任を負った際の補償
携行品損害:持参物が盗難、破損した時の補償
飛行機遅延:飛行機が遅延した際にかかった宿泊費などの補償
飛行機手荷物遅延:飛行機に搭乗し手荷物が届かなかった時、生活必需品にかかった費用の補償

海外旅行保険の補償を大きく分類すると、①医療費、②携帯品、③飛行機遅延、④その他に分けられます。
ベルギーに渡航する際は、スリや置き引きといった軽犯罪、入院や手術を踏まえた医療費を考慮して、治療・救援費と携行品損害の補償額が高いものを選ぶと良いでしょう。

海外旅行保険の選び方・比較のポイント

ベルギーに渡航する際の海外旅行保険を選ぶ時は、補償内容の中でも携帯品損害費と医療費全般の補償額に注目してください。

ベルギーは治安が良い国ですが、観光客を狙った犯罪も多いため、安全というわけではありません。実際に、観光客をターゲットにしたスリや置き引きの被害が多いので、貴重品を盗まれた時に備えて携帯品損害費の補償額は高い方が安心できます。

また、ベルギーで病気や怪我をし、手術や入院が必要な場合、高額な医療費がかかることが予想されます。さらに、日本への医療搬送が必要な際には1000万以上の救援費用がかかります。よって、ベルギーで旅行中に医療費の心配をしなくて済むよう、1000~2000万円ほどの医療費の補償額がある海外旅行保険を選ぶことをおすすめします。

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クレジットカード付帯保険のメリットデメリット

海外旅行に行く際、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する方も多いと思います。なので、ここからはベルギーに渡航する際に、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する場合のメリットとデメリットを解説していきます。

まず、加入手続きが簡単で早いことがクレジットカード付帯の海外旅行保険に加入するメリットです。また、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、利用回数に制限がなかったり、加入者以外にもそのご家族が利用できるプランがあったりする点もメリットと言えます。しかし、その一方でクレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償期間が短いです。短期旅行であれば、ほとんどの場合問題ありませんが、中期~長期の滞在になると補償期間が足りず、クレジットカード付帯の海外旅行保険では不十分な可能性があります。

留学やインターンシップ、駐在などの目的で長期滞在をする場合は、クレジットカード付帯海外旅行保険で滞在期間中の補償が足りるかどうかを確認し、適していない場合はクレジットカード付帯ではない海外旅行保険に加入しましょう。また、クレジットカード付帯の海外旅行保険では、補償額が足りないことが原因で、高額な医療費が支払えないというケースもあります。特に、医療搬送が必要な場合は、医療費の項目の中でも搬送費の補償が必須です。従って、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する方は、どこまでのリスクをクレジットカード付帯の海外旅行保険でカバーするのか、どのリスクは許容するのかを慎重に検討してください。

ベルギーのコロナによる入国制限状況

ここまでの解説で、ベルギーへの渡航を現実的に考え始めた方もいるのではないでしょうか。しかし、現在(2021年11月)は新型コロナウイルスの影響があります。そのため、海外旅行に行くことに不安を感じている方も多いでしょう。なので、ベルギーのコロナによる入国制限の状況について見ていきたいと思います。

まず、ベルギーへの入国は厳しい制限がかけられている状態なので、必要不可欠な理由がない限り入国はできません。従って、観光目的でベルギーに入国はできない状況です。もし、必要不可欠な理由があり、ベルギーに入国したい方は、以下の手続きを行う必要があります。

メモ

・渡航48時間前までに渡航者追跡フォームを記入
・当客する72時間前までにPCR検査で陰性証明書を携行・提示
・到着1日目か2日目に加えて、7日目にもPCR検査を受検
・到着後は10日間の隔離

しかし、ワクチン接種証明書を所持している方は、理由なく入国するが可能です。ただ、到着後1日目または2日目のPCR検査で陰性が出るまでは隔離されます。日本が発行するワクチン接種証明書が有効な証明として認められているので、ベルギーに入国したい方は、証明書の原本を提出しましょう。

ベルギーへ渡航する際の海外旅行保険プラン例

ベルギーへ渡航する際の海外旅行保険プラン例は以下となります。海外旅行保険のプラン選びは、携行品の量や自身の体調などによっても選ぶべきプランは変わってきますので、プラン選びで悩まれる場合は海外旅行保険のプロアドバイザーへ相談するようにしましょう。

補償面AプランBプランCプランDプラン
傷害死亡1,000万円1,000万円1,000万円
傷害後遺障害1,000万円30~1,000万円1,000万円
治療・救援費用1,000万円2,000万円無制限3,000万円
緊急歯科治療費用10万円10万円
疾病死亡1000万円2,000万円500万円1000万円
賠償責任1億円1億円1億円
携行品損害30万円30万円10万円
生活用動産
航空機寄託手荷物遅延等費用1万円3万円
航空機遅延あり
テロ等対応費用1万円
弁護士費用100万円100万円
保険料(渡航期間4日)1,680円1,350円4,400円4,570円
保険料(渡航期間7日)2,640円1,810円7,440円6,630円
保険料(渡航期間14日)4,950円4,480円13,650円10,590円
保険料(渡航期間21日)7,250円7,270円18,150円17,160円
保険料(渡航期間29日)10,090円10,610円23,790円22,970円
保険料(渡航期間2ヶ月)46,420円47,840円40,400円
保険料(渡航期間3ヶ月)143,530円57,920円48,940円
保険料(渡航期間6ヶ月)126,810円105,250円

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まとめ

今回の記事では、ベルギーへ渡航する際の海外旅行保険について解説してきました。また、海外旅行保険の補償内容を検討する上で重要な情報である治安や医療事情についても触れました。

ベルギーに旅行へ行く際は考えうるリスクをカバーでき、滞在期間と渡航目的に合った適切な海外旅行保険に加入しましょう。ベルギーでは、観光客を狙ったスリや置き引きの被害が増加しています。また、病院を受診する際は、日本よりも高額な医療費がかかるので、治療費が十分にある保険がおすすめです。さらに、ベルギーに入国するには保険への加入が必須であるため、慎重に補償内容を検討して3万ユーロ以上の補償額がある保険に加入してください。

では、ベルギーへの渡航を予定している方は、ぜひこちらの記事を参考にご自身の旅行プランに適した海外旅行保険を選んでください。

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  • この記事を書いた人

保険Times Magazine編集部

保険Times(株式会社インシュアランスブレーン)では、海外旅行保険(留学・ワーホリ・駐在・海外長期渡航など)・火災保険・法人損保に関するお問い合わせを日々多数いただいています。その中で、お客様からのご質問・やり取りの中から「この情報は保険加入前に知っておいた方がいいな」といった内容を記事にまとめて保険の選び方を発信しています。 スタッフの詳細なご紹介:https://hokentimes.com/oversea/staff

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