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トラック保険(運送保険)の必要性とは?個人事業主の保険選び方や注意点

トラック保険必要性

運送業をしているが、任意のトラック保険(運送保険)に加入するべきなのかな?

個人事業主の場合、トラック保険に加入すると確定申告はどうなるの?

個人事業主がトラック保険に加入する際、どのような点に注意するべきか分からない方も少なくないでしょう。

今回は、個人事業主の運送業者が加入するべき保険の選び方や注意点について解説します。

この記事を読んだあなたは、必要な補償内容や加入時に注意することについて理解できるでしょう。

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目次

なぜ個人事業主はトラック保険(運送保険)が必要なのか?

運送業を営む個人事業主は、どのようなリスクに備える必要があるのでしょうか。

考えられるリスクについて見ていきましょう。

考えられる3つのリスク

1.預かった荷物に対するリスク
2.経営に対するリスク
3.自動車に対するリスク

預かった荷物に対するリスク

お客様から預かった荷物を運送中に、事故に遭ったり荷物を盗まれるリスクがあります。

預かった荷物に対するリスクをカバーできる保険は、「運送事業者貨物賠償責任保険(運送賠償責任保険)」です。

美術品や宝石など高額な荷物に対しては、限度額に制限がありますが、万が一の時に荷物の賠償金をカバーしてくれます。

経営に対するリスク

経営者が不慮の事故に遭ったり、病気で仕事ができなくなる可能性があります。

特に、個人事業主の場合は家族経営をされている方も少なくないでしょう。

社長が急に倒れてしまっては、家族の生活や会社の存続危機に陥る可能性があります。

経営に対するリスクは、「経営者保険」などでカバーできます。

自動車に対するリスク

運送業で一番考えられるリスクが、交通事故です。

トラックでの人身事故では、何億円もの損害賠償を請求されることは珍しいことではありません。

物損事故でも、損害賠償は高額となることも考えられます。

ご自身の車両だけではなく、第三者に対する損害賠償金も含めると保険金がないと会社に大きな打撃となるでしょう。

自動車に対するリスクは、「自動車保険」でカバーできます。

個人事業主は任意保険に加入するべき

運送業を営むにあたって、リスクは1つではなく複数存在します。

万が一が起きる可能性はないだろうと他人事に考えて、高い保険料を払ってまで任意保険に入らないという選択をする方もいるでしょう。

しかし、万が一のトラブルが発生して高額な損害賠償を請求されると、個人事業主の場合は損害賠償が支払えずに経営の危機に見舞われることになります。

保険に加入している場合、高額な損害倍書も保険金で補うことが可能です。

保険料がもったいないと思うのではなく、安心して仕事ができるためにも個人事業主は任意保険に加入することをおすすめします。

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トラック保険とは?

トラック保険

トラック保険とは、トラックを運転するにあたって加入すべき自動車保険のことです。

自動車保険には、「自賠責保険」と「任意保険」の2種類が存在します。

それぞれの保険について解説します。

自賠責保険

自賠責保険は加入が義務付けられている保険のため、自動車を持っている方は全員が加入している保険です。

トラックの車種区分

トラックは車種によって事故の被害の大小が変わってくるため、大きさや使用目的によって区分されます。

車種
普通貨物自動車積載量2t超自家用・事業用主に1ナンバーのトラック
積載量2t以下自家用・事業用主に4ナンバーのトラック
小型貨物自動車自家用・事業用主に4ナンバーのトラック
特殊用途自動車(三輪以外)8ナンバーのトラック

自家用はナンバープレートが白色、事業用はナンバープレートが緑色です。

自賠責保険の補償内容

自賠責保険の補償対象は「対人賠償のみ」で、支払われる保険金額にも限度額が定められています。

損害の範囲限度額
傷害補償(治療費・休業補償・慰謝料)最高120万円
死亡補償(治療費・慰謝料・逸失利益・葬儀費用)最高3,000万円
後遺症補償(治療費・逸失利益)最高4,000万円

交通事故による保険金支払額は、数億円におよぶケースが発生しています。

そのため、自賠責保険だけだと補償額が足りないため、任意保険に加入することをおすすめします。

自賠責保険の保険料

2023年8月時点での自賠責保険の保険料は下記の通りです。

車種 12ヶ月契約の保険料13ヶ月契約の保険料24ヶ月契約の保険料25ヶ月契約の保険料
普通貨物自動車積載量2t超自家用18,230円19,290円 30,980円32,030円
事業用24,100円25,640円42,610円44,130円
積載量2t以下自家用16,900円17,860円28,370円 29,300円
事業用17,790円18,810円30,110円31,120円
小型貨物自動車自家用12,850円13,480円20,340円20,950円
事業用15,830円16,700円26,240円27,090円
特殊用途自動車(三輪以外)12,670円13,280円19,980円20,580円

事業用の方が自家用よりも走行頻度が多くなり、事故のリスクも高くなるため保険料が高くなります。

また大きいトラックほど、損害額が大きい事故に繋がる可能性が高いため、保険料が高いです。

任意保険

任意保険は、自分で保険会社や補償内容を選択できる保険です。

自賠責保険とは違い、任意のため保険に加入しない選択も可能です。

しかし、任意保険は自賠責保険ではカバーできないリスクを補い、手厚い補償を持てるため加入することをおすすめします。

任意保険の補償内容

任意保険の補償内容は、保険会社や契約内容によって異なるため各々違いますが、保険の対象が幅広く補償されます。

基本的に4つの補償があります。

補償の種類補償内容支払われる費用
対人賠償保険第三者の人に損害を与えた場合、自賠責保険で支払われる保険金額を超える部分を補償治療費・精神的損害・休業損害など
対物賠償保険第三者の車や財物に損害を与えた場合の損害賠償責任を補償自動車の修理費用・代車費用・建物等の修理費用など
人身傷害保険運転手や同乗者が死亡やケガをした場合の損害を補償治療費・精神的損害・逸失利益等
車両保険所有している自動車の損害を補償修理代

対人賠償補償以外は、自賠責保険でカバーできない補償内容のため、リスクをカバーしたい場合は任意保険に加入する必要があります。

任意保険の保険料

任意保険の保険料は、契約内容によってことなるため、全員が同じ保険料ではありません。

補償内容が少ない場合は保険料は安く、補償内容が手厚い場合は保険料が高くなります。

ご自身に必要なプランを検討してみましょう。

自賠責保険と任意保険の比較表

項目自賠責保険任意保険
加入加入が義務付けられている自由
補償相手に対して対人◯(選択可能)
対物◯(選択可能)
自分に対して対人◯(選択可能)
対物◯(選択可能)
その他のサービス
補償の限度限度額の設定あり契約によるが無制限も可能

任意保険では、自分や相手に対する補償額の限度を選択することが可能です。

特に、交通事故で相手を死亡させた場合は高額な賠償請求になる可能性が高いでしょう。

第三者の人に対する補償に関しては、自賠責は限度額があるため、任意保険で無制限の設定をしている方も少なくないでしょう。

自賠責保険と任意保険の補償内容を見ると、任意保険に必ず加入することをおすすめします。

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個人事業主の確定申告

個人事業主の方は、トラック保険の保険料は確定申告でどのように計上されるかということではないでしょうか。

トラック保険の確定申告での取り扱いについて解説します。

トラック保険は保険料控除の対象?

トラック保険は、保険料控除の対象外です。

個人事業主が確定申告の保険料控除で対象にできる保険料は2つあります。

・生命保険料
・地震保険料

生命保険料

ご自身の生命保険料は、経費ではなく保険料控除の対象です。

生命保険は、旧契約と新契約で保険料控除を受ける計算方法が異なります。

ご自身の生命保険が旧契約か新契約のどちらに該当するかを確認しましょう。

旧契約:平成23年12月31日以前の契約
1年間に支払った保険料控除額
25,000円以下支払った保険料の全額分
25,000円~50,000円支払った保険料の全額✕1/2+12,500円
50,000円~100,000円支払った保険料の全額✕1/4+25,000円
100,000円以上一律で50,000円
新契約:平成24年1月1日以降の契約
1年間に支払った保険料控除額
20,000円以下支払った保険料の全額分
20,000円~40,000円支払った保険料の全額✕1/2+10,000円
40,000円~80,000円 支払った保険料の全額✕1/4+20,000円
80,000円以上 一律で40,000円

従業員のために支払う生命保険料は、保険料控除ではなく経費として計上することになります。

地震保険料

地震保険料は、保険料控除の対象です。

ただし、火災保険は保険料控除の対象外のため、地震保険と火災保険がセットになった契約の場合は、火災保険部分の保険料は含まず計算しないといけません。

1年間に支払った保険料控除額
50,000円以下 支払った保険料の全額分
50,000円以上一律で50,000円

地震保険に加入されている方は、控除を受けられるため忘れずに申告しましょう。

トラック保険は経費の対象?

個人事業主が経費として計上できる保険料は、下記の通りです。

・自動車保険料
・火災保険料
・地震保険料(事業で使用している建物部分)
・従業員の生命保険料

トラック保険の自動車保険料は、経費として計上できます。

自賠責保険 任意保険
勘定科目損害保険料・車両費損害保険料・車両費(契約期間によって異なる)
特徴1年分以上の保険料を一括で支払った場合、支払った年に全額計上できる勘定科目は契約期間により異なる 1年以上り契約の場合は、「長期前払い費用」ととして期間ごとの配分額を損害保険料・車両費とする

トラック保険に加入する際のポイント

ポイント

トラック保険に加入する際のポイントを2点紹介します。

・プロに相談して加入する
・対人・対物ともに補償は無制限に設定

プロに相談して加入する

大型トラックなど一般自動車でない場合は、どのような補償が必要かきちんと見極めて精査できる保険会社の担当者に相談して加入することをおすすめします。

ご自身だけで保険内容を決めると、補償内容が足らないことも考えられます。

ネット上から問い合わせできる保険代理店もあるため、まずは相談してみましょう。

対人・対物ともに補償は無制限に設定

トラックで事故を起こすと、被害が大きくなる可能性が高いです。

自賠責保険では、対人のみ補償がありますが限度額が設定されています。

大きい事故に繋がりやすいため、対人と対物ともに補償は無制限に設定することをおすすめします。

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トラック保険に加入する際の注意点 

トラック保険に加入する際の注意点を2点紹介します。

・特約は補償内容が被らないように注意
・故意や重大な過失の場合は補償されない

特約は補償内容が被らないように注意

自動車保険には基本プランに特約を追加して、基本プランでは足りない補償内容を付けることが可能です。

運送業の方はトラック保険以外にも賠償責任保険など違う種類の保険に加入しているケースが多いでしょう。

補償内容が被っているからといって、万が一事故があった場合に保険金が2倍になるわけではありません。

さまざまな保険の補償内容が被らないように注意しましょう。

故意や重大な過失の場合は補償されない

「わざと起こした事故」、「気をつけていれば防げた事故」のように故意や重大な過失が原因の交通事故の場合は、補償対象外となるため保険金は支払われません。

わざと交通事故を起こす方はいないでしょうが、気をつけていれば防げた事故は該当する可能性があります。

十分に注意して仕事をしましょう。

まとめ

トラックで交通事故が起こった場合、損害賠償金が高額になる可能性が高いため、自賠責保険では補償額が足りないケースが考えられます。

特に個人事業主の場合は、トラック保険に加入していないと損害賠償金を支払うことができず会社が潰れる可能性も考えられるでしょう。

そのため、トラック保険に加入して十分な補償を持つことをおすすめします。

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この記事を書いた人

保険相談Times(株式会社インシュアランスブレーン)では、海外旅行保険(留学・ワーホリ・駐在・海外長期渡航など)・火災保険・法人損保に関するお問い合わせを日々多数いただいています。その中で、お客様からのご質問・やり取りの中から「この情報は保険加入前に知っておいた方がいいな」といった内容を記事にまとめて保険の選び方を発信しています。
スタッフの詳細なご紹介:https://hokentimes.com/oversea/staff

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