・軽貨物事業を始めたいけれど、黒ナンバーの保険料はいくらかかるの?
・軽バンの維持費を少しでも安く抑えたい
このようにお悩みではありませんか?
結論から言うと、黒ナンバー(事業用)の任意保険料は、自家用(黄色ナンバー)の約2倍~3倍が相場です。
年間で15万円~20万円ほどかかるケースも珍しくありません。
しかし、契約方法や補償内容を工夫することで、保険料を数万円単位で節約することは可能です。
この記事では、軽貨物運送業に必須の「黒ナンバー保険」について、以下の内容を徹底解説します。
- 年代別・等級別のリアルな保険料相場
- 黒ナンバー対応のおすすめ保険会社4選
- 高い保険料を安く抑える3つの裏技
保険相談Times編集部万が一の事故で事業が立ち行かなくなる前に、正しい保険の知識を身につけて、賢くコストダウンしましょう。
軽バンの保険料相場【黒ナンバーvs黄色ナンバー】
軽バンを「仕事(黒ナンバー)」で使うか、「プライベート(黄色ナンバー)」で使うかによって、保険料は大きく異なります。
まずは、それぞれの相場と、なぜ黒ナンバーが高くなるのかの理由を見ていきましょう。
【比較表】事業用と自家用の料金差
一般的な条件(6S等級・対人対物無制限)で加入した場合の相場比較は以下の通りです。
| 項目 | 黒ナンバー(事業用) | 黄色ナンバー(自家用) |
| 保険料相場(年) | 15万~25万円 | 4万~8万円 |
| 年齢条件 | 適用不可(全年齢) | 適用可(26歳以上など) |
| 等級引継ぎ | 原則不可(新規6Sから) | 可能 |
| 加入方法 | 代理店型のみ | ネット型・代理店型 |
このように、黒ナンバーは黄色ナンバーに比べて約3倍近い保険料になる傾向があります。
特に大きな違いは「年齢条件」が使えない点です。
自家用では「35歳以上限定」などで割引が効きますが、黒ナンバーは基本的に「全年齢補償」となるため、保険料のベースが高くなります。
【実例】黒ナンバー保険の料金シミュレーション(松竹梅プラン)
では、実際にどれくらいの金額になるのか、概算シミュレーションを見てみましょう。
※あくまで目安であり、車種や地域により異なります。
・用途:黒ナンバー(事業用)
・等級:新規6S等級
・対人・対物賠償:無制限
| プラン | 車両保険 | 月額目安 | 年額目安 |
| ① 節約プラン (最低限の補償) | なし | 11,000円 ~14,000円 | 13万円 ~17万円 |
| ② 標準プラン (車対車の補償) | あり (エコノミー) | 15,000円 ~18,000円 | 18万円 ~22万円 |
| ③ 充実プラン (単独事故も補償) | あり (一般条件) | 20,000円 ~25,000円 | 24万円 ~30万円 |
【保険料を下げるコツ】
- 車両保険を外すか「エコノミー」にする
これで年間5万~10万円ほど安くなります。
「古い車だから、ぶつけても自費で直す」と割り切れる方は①の節約プランがおすすめです。 - 免責金額(自己負担額)を上げる
車両保険をつける場合でも、免責を「0円」ではなく「5-10万円」に設定することで保険料を大幅に抑えられます。
黒ナンバー(事業用)の保険料が高い理由


なぜここまで保険料に差が出るのでしょうか。
主な理由は以下の2点です。
- 走行距離と稼働時間が長い
毎日配送業務で使うため、自家用に比べて事故に遭遇する確率(リスク)が圧倒的に高いと判断されます。 - 年齢条件特約が使えない
前述の通り、黒ナンバーの任意保険は「年齢条件なし(全年齢補償)」が基本です。リスクの高い若年層もカバーする料金設定になるため、全体的に割高になります。
【注意】自家用保険での業務使用はNG!
「高いから」といって、黄色ナンバーのまま(または黒ナンバーに変更したのに保険を切り替えず)配送業務を行い事故を起こした場合、保険金は一切支払われません。
業務で使うなら、必ず黒ナンバー対応の任意保険に加入しましょう。


運送保険Timesでは、国内主要運送保険を比較・見積もり。運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
\ 30秒で見積もり依頼 /
無料 メールで見積もり

運送保険Timesでは、国内主要運送保険を比較・見積もり。運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
最短“即日”見積もり
【比較表】軽バンのおすすめ大手4社のスペック・ロードサービス比較
軽貨物ドライバーにとって最も重要な「ロードサービス(故障時のレッカー)」に焦点を当てた比較表です。
| 保険会社 | 黒ナンバー引受 | ロードサービス・特徴 |
| 三井住友海上1 | ◎ | レッカー搬送が約500kmまで無料(30万円限度)。長距離配送をするなら最も安心感が高い保険です。 |
| 東京海上日動2 | 〇 | レッカー搬送15万円分(約180km)まで無料。 事故対応の拠点数が多く、現場対応力に定評があります。 |
| 損保ジャパン3 | 〇 | レッカー搬送15万円分(約180km)まで無料。 LINEでの事故連絡などデジタル対応が進んでおり便利です。 |
| AIG損保4 | 〇 | 事業用保険のプロフェッショナル。 運送業特有のリスク(荷物への補償など)に強いのが特徴です。 |
| ネット型保険 (ソニー損保等) | × | 加入不可 ※事業用ナンバーは引き受け対象外のケースがほとんどです。 |
各社の詳細解説
| 損保ジャパン | 加入手続きがスムーズで、即日加入に対応できる代理店が多いのが魅力。初めて独立するドライバーによく選ばれています。 |
| 東京海上日動 | 事故対応の品質に定評があります。万が一の際の交渉力やサポート体制を重視する方におすすめです。 |
| 三井住友海上 | レッカー搬送距離が約500km(※条件による)と非常に長く、長距離配送を行うドライバーにとって安心感が強い保険です。 |
| AIG損保 | 外資系ならではの合理的なプラン設計が可能。事業用リスクに対する理解が深く、法人契約にも強いです。 |
ネット型保険(ダイレクト型)は加入できる?
「保険料が安いネット型保険(ソニー損保やアクサダイレクトなど)に入りたい」と考える方は多いですが、黒ナンバーの軽バンは、基本的にネット型保険には加入できません。
ネット型保険はリスクの低い「個人・自家用」をメインターゲットにしているため、事故率が高い事業用ナンバーの引き受けを行っていないケースがほとんどです。
そのため、黒ナンバーの保険探しは、「代理店型」の保険会社複数社に見積もりを依頼し、比較することが最善の策となります。
軽バンの保険料を安く抑える3つのポイント


高い黒ナンバーの保険料ですが、少しでも安く抑えるためのポイントが3つあります。
フリート契約・ミニフリート契約の活用
事業規模が大きくなってきたら、契約形態を見直しましょう。
- ミニフリート契約(ノンフリート多数割引):車を2台以上所有している場合に適用できます。
- フリート契約:車を10台以上所有している場合に適用されます。全体の損害率(事故の少なさ)に応じて、最大70〜80%もの割引が受けられるケースがあります。
まずは軽バン1台から始める場合でも、将来的に台数を増やす予定があれば、同じ保険会社でまとめることを意識しておきましょう。
不要な特約の見直しと車両保険の免責設定
補償内容を精査することで保険料を下げられます。
- 車両保険の免責金額(自己負担額)を設定する
車両保険をつける場合、「免責0円」ではなく「免責5万円-10万円」などに設定すると、保険料が大幅に安くなります。「小さな傷は自費で直す」と割り切るのがコツです。 - 人身傷害補償の範囲を限定する
「搭乗中のみ補償」にするなど、範囲を限定することで安くなる場合があります。
団体割引や組合加入の検討
軽貨物運送の組合や、フランチャイズ(委託元)の団体保険に加入できるか確認してみてください。
個人の代理店契約よりも、スケールメリット(団体割引)が効いて割安になる場合があります。


運送保険Timesでは、国内主要運送保険を比較・見積もり。運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
\ 30秒で見積もり依頼 /
無料 メールで見積もり

運送保険Timesでは、国内主要運送保険を比較・見積もり。運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
最短“即日”見積もり
黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)取得の基礎知識
最後に、これから事業を始める方へ向けて、黒ナンバー取得の基本と維持費について整理します。
黒ナンバー取得の条件と流れ
黒ナンバーを取得して運送業を始めるには、以下の要件を満たし、運輸支局へ届け出る必要があります。
- 車両:軽トラックや軽バンなどの貨物車(4ナンバー)を1台以上確保する。
- 拠点:営業所、休憩施設、車庫(営業所から2km以内)があること。
- 管理体制:運行管理責任者等の選任(台数による)。
車検・税金・自賠責の維持費一覧
4ナンバー(貨物)の軽自動車は、5ナンバー(乗用)とは維持費の構造が異なります。
| 項目 | 4ナンバー(貨物) | 5ナンバー(乗用) |
| 自動車税(年) | 5,000円 | 10,800円 |
| 車検期間 | 初回2年 / 以降2年 | 初回3年 / 以降2年 |
| 自賠責保険 | 高め | 低め |
自動車税は安いですが、自賠責保険は高くなります。トータルコストを把握した上で事業計画を立てましょう。
よくある質問(FAQ)
- 黄色ナンバー(自家用)のまま配送業務をしても、バレなければ大丈夫ですか?
-
絶対にやめてください。万が一の事故の際、保険金は1円も支払われません。 自家用の任意保険は「業務使用」を補償対象外としているケースがほとんどです。配送業務中に事故を起こした場合、「告知義務違反」となり契約解除や保険金の不払いになります。たとえ副業であっても、荷物を運んで報酬を得る場合は必ず黒ナンバーを取得し、事業用保険に切り替えてください。
- 今乗っている自家用車(黄色ナンバー)の「等級」は、黒ナンバー保険に引き継げますか?
-
原則として引き継げません。新規(6S等級)からのスタートとなります。 「自家用」と「事業用(黒ナンバー)」は保険のリスク区分が異なるため、これまで無事故で20等級まで育てていたとしても、黒ナンバーに変更する際はリセットされます。 これが黒ナンバー保険料が高くなる大きな要因です。逆に、黒ナンバーで積み上げた等級を、将来自家用に戻す際に引き継ぐことは一部可能です。
- 「1日自動車保険」は黒ナンバーでも利用できますか?
-
いいえ、利用できません。 コンビニ等で加入できる「1日自動車保険」は、自家用車(白・黄色ナンバー)のみが対象です。黒ナンバー(事業用)は対象外となっています。 たとえ1日だけの単発スポット配送であっても、通常の黒ナンバー用任意保険(年払い、または月払い)に加入する必要があります。
まとめ:軽貨物事業は任意保険の加入が必須!まずは見積もりを
軽バン(黒ナンバー)は、一般的な自家用車に比べて保険料が高くなりがちです。
- 相場は年間15万〜20万円
- ネット型保険は加入不可(代理店型を選ぶ)
- 車両保険の有無や免責設定でコスト調整が可能
しかし、プロのドライバーとして公道を走る以上、任意保険への加入は絶対条件です。
万が一の事故で賠償金が払えなくなれば、事業はもちろん、人生そのものに大きな影響を及ぼします。
まずは、黒ナンバーに対応している保険会社に見積もりを取り、補償内容と金額を比較することから始めましょう。
軽バン保険で後悔しないための相談先・サポート案内
ここまで、軽バンの保険について説明しました。
しかし、いざ自分で選ぼうとすると「本当にこの選択で良いのか?」と不安に思う方も多いはずです。
また、数ある保険会社の中から、自分ひとりで良いプランを探し出すのは大変な労力がかかります。



保険相談Timesでは、あなたの状況に合わせた最適な備え方について、さらに詳細なシミュレーションやアドバイスを提供しています。
ご自身の判断に確信を持ちたい方は、お気軽にご相談ください。


運送保険Timesでは、国内主要運送保険を比較・見積もり。運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
\ 30秒で見積もり依頼 /
無料 メールで見積もり

運送保険Timesでは、国内主要運送保険を比較・見積もり。運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
運送保険選びをされる際はお気軽にお見積り依頼をいただければ幸いです。
最短“即日”見積もり
本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。









