
留学をしている時、もう少し海外を満喫したい、もう少し語学を勉強したいと考えている方は少なくないと思います。こういう時には自分の持ち金と相談し、あと何か月なら滞在できるかを計算すると同時に、やらなければいけないことがあります。そうです、加入している留学保険の延長です。今回の記事では、留学先で滞在期間を延ばし留学保険を延長したいときにどうすればいいのかということをまとめました。
目次
留学保険はいつまで延長できるの?
留学保険の延長はどのくらいできるのでしょうか。答えは、保険会社によって違います。最大が1年間延長できる保険会社もあれば、1カ月までしか延長できない保険会社も存在しています。海外に留学する前の方は自分自身が加入している保険会社の延長期間をホームページで確認しておきましょう。
留学保険の延長の手続き方法
延長の手続きですがインターネットでの手続きができる保険会社もあれば、電話でしか受け付けていない保険会社もあります。インターネットでの手続きの場合は、被保険者の方が留学先で手続きを行うことができます。※その時、延長保険の保険料もクレジットカードでの支払いになるのでご注意ください。
留学保険を延長する場合の相談を電話で受け付けている保険会社がほとんどです。この場合はご家族や知人を介して保険会社に連絡してもらいましょう。その際、留学先に滞在している被保険者の方がご家族や知人の方に伝えるべきことは
- 契約証番号
- 契約者名と被保険者名
- 保険期間(本来いつからいつまでの保険期間であったか)
- 保険を延長する期間(満期からどの程度延長するか)
- 延長する理由
- 契約した代理店
- 契約者の住所
- 契約時の電話番号
の8点です。伝言ミスの無いように的確に伝えましょう。
留学保険を延長するための申請期限
保険の延長を行う時は必ず保険期間が終了するまでに手続きを行いましょう。もし、保険期間までに手続きができなかったら、延長が受け入れてもらえないこともあれば、知人やご家族に大きな手間をかける可能性もあります。できるだけ早めに延長の手続きを行いましょう。保険の延長を行う場合は、1カ月以上前、最低でも2週間前に連絡するようにしましょう。これには保険会社側の審査・手続きがあるからです。以下はAIG(旧AIU)保険会社の延長の手続き例です。
延長・更新のご申請手続きの目安:満期30日前~15日前まで
- お客様のご契約を確認し、絵延長・更新のご契約が可能かどうかの審査を行います。
- 審査結果のメール通知をします。
- 手続きに必要な書類の発送(審査承認の場合)をします。
延長・更新用手続き書類の投函、保険料のお支払い:手続きの目安:満期10日前まで
- 手続きに必要なし書類への記入などをお願いします。
- 加入証明書が必要な場合は、加入証明書発行依頼書にご記入ください。
- 保険料を指定口座までお振込みください。
各種書類の発送
- 手続きに必要な書類の内容と保険料の収納の確認をします。
- 御契約証、加入証明書(希望者のみ)を発送いたします。
- 加入証明書のPDFメール送信(希望者のみ)をします。ご契約書類一式のお受け取り手続きの目安:満期日まで
このように保険を延長するには様々な手続きが必要ですので、できる限り延長が決まった段階ですぐに手続きを始めましょう。
留学保険を延長できないケース
当然のことながら、延長の審査の結果次第では、保険の延長を拒否される可能性もあります。過去に何度か海外旅行保険で保険金を請求したことがある方や、過去に何度か保険期間を延長したことがある方が多いです。当然留学期間が長くなれば、保険金を請求する可能性も高くなるので、保険金の請求額が多額になることに対しての対策であると考えられています。これらにあたる方はご注意ください。
まとめ
いかがでしょうか、留学保険の延長は手続きさえ行えば可能です。それぞれの手続き方法、ご家族や知人に伝えるべき事柄、手続きする目安の日程などを十分に把握したうえで延長をするようにしましょう。弊社では、留学保険の延長相談なども受け付けておりますので、ご家族の方に代理で申請していただくお手間の軽減にもつなげることが可能です。
今回の記事で、海外滞在期間を延長し、少しでも海外での生活を満喫できれば光栄です。