海外旅行でロストバケージに遭った場合の対応策と保険内容は?

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何か月も前から有給を申請して、お金を貯め、ようやく実現した海外旅行。今回は複数の都市を周遊するため、最初の都市から次の移動先都市へ飛行機で移動。意気揚々と次の都市の空港へ着いた途端...なんと、「私のスーツケースが無い!」到着ゲートのターンテーブル、レーンの外も何度探しても見当たらない。せっかくの海外旅行の機会にこんなトラブルに遭うなんて、もう泣きそう!

昨今、海外旅行も安価でお手軽にいけるようになり、今やガイドさん付のパッケージツアーに申し込まれるより、自身の個人手配で海外旅行に行かれる方の数は年々増えています。しかし個人で海外旅行に行かれた場合、上記のような「予期せぬトラブル」が起こった場合、その対応策に慣れていないと、その後の旅行がテンションも下がりせっかくの機会も台無しになってしまいますよね。

今回は、海外旅行でよくあるトラブルの1つ「空港でのロストバゲージ」について、慌てないその対処方法と海外旅行の保険で賄える範疇などを詳しく解説致します。

記事のポイント空港での荷物が紛失してしまった場合、条件次第で補償がされることを意外にご存知のない方も多いと思います。保険Timesでは携行品の紛失や飛行機の遅延による補償など、海外ではありがちなトラブルに対して最適な海外旅行保険選びのお手伝いをさせていただきます。何かお困りごとがございましたら、ぜひ保険Timesまでご相談ください。<<保険Timesへのご相談はこちら>>

海外旅行でロストバゲージが起こる原因

ロストバゲージとは、単純に言いますと、飛行機の移動時、出発地の空港のチェックインカウンターで航空会社に預けた荷物が、自分の到着した空港で「何かしらの理由で受け取れない状態」のことを指します。ロストバゲージが起こる原因はざっくり以下のようになります。

1. 荷物がきちんと貴方様が搭乗した該当フライトに積まれていなかった
2. 空港の地上職員が間違えて、他の方面向きのフライトに貴方様の荷物を送ってしまった。
3. 荷物が出発地または到着地の空港で何らかの理由により紛失された

荷物がきちんと貴方様が搭乗した該当フライトに積まれていなかった

このケースは、要するに「搭乗者と荷物がバラバラになってしまった」ということです。原因としては考えられることは、

①荷物が該当フライトの貨物スペースまで荷物が間に合わなかった
②地上職員の積み忘れ

主にこれら2つの原因により起こります。

 空港の地上職員が間違えて、他の方面向きのフライトに貴方様の荷物を送ってしまった。

このケースが起こる原因として考えられる事は、以下3点です。

①航空会社のチェックインカウンターの職員が荷物の仕向地タグを間違えて貼り付けた
②飛行機に荷物を積む担当職員が荷物の仕向地を間違えて荷物が積まれた
③荷物に張ったタグが剥がれてしまい、貴方様の荷物が仕向地がわからなくなった

荷物が出発地または到着地の空港で紛失された

これは非常に稀なケースですが、2の荷物タグの張り間違え、タグがはがれたなどのトラブルにより、航空会社のパソコンで荷物の状況が把握できない事があります。この場合はすぐに荷物がいつ手元に届くかわからないので、かなりやっかいな事態になります。
または、出発または到着の地域のどちらかの都市が治安が良くない所だったりしますと、空港職員の質も下がりますので、空港で貴方様のスーツケースが狙われ、預けた荷物自体が盗まれたため、荷物の状況がわからないこともあります。

海外旅行先の空港でロストバゲージが起こった場合の対処法

では、実際に渡航先で「ロストバゲージ」が起こってしまった場合、どのような対応策を取るのが最善の策なのでしょうか?

〇移動先の到着地の荷物ターンテーブルに自分の荷物が見当たらない時

フライト後、到着地の都市のターンテーブルで荷物が出てこなかった場合は、まずは慌てず、騒がず、まず以下1を行い→次に2を行う手順で荷物の捜索を進めてください。

1.いきなり外へ出ず、荷物レーン付近の地上職員へ即座に荷物の事を尋ねてみる
2.空港到着ロビー、ゲートの「Lost&Found」カウンタ―に行って荷物の捜索を依頼

1.いきなり外へ出ず、荷物ターンテーブル付近の地上職員へ即座に尋ねてみる

到着地の空港のスーツケースがクルクル回っている「ターンテーブル」は、世界各国どこでも「到着税関検査」の前に位置しています。

通常は、自分が預けた荷物と一緒に税関検査を受けてから到着ロビーに出る流れになりますが、このように荷物が何らかのトラブルで出てこない場合は、ターンテーブル付近の地上職員が荷物がどうなったのか事情を知っている可能性が高いです。
到着してすぐに荷物がターンテーブルから出てこない=ロストバゲージとは決めつけず、「空港に荷物は着いてるけど、飛行機から積み降ろしに時間がかかっているだけ」という可能性も多々あります。

またその旨を地上職員がアナウンスしていても、英語や他の現地語だと何が起こったのかすぐ把握できない事もあるでしょう。荷物が出てこないからとすぐ諦めず、まずは、ターンテーブル付近の職員を捕まえて、出発地で荷物を預けた際の控えの札(タグ)をその職員に見せて、搭乗した便名を伝えましょう。地上職員なら、これで何を聞かれているかわかるはずです。

2.空港到着地の「Lost&Found」カウンタ―に行って荷物の捜索を依頼

・「Lost&Foundロスト&ファウンド」とは?

空港の荷物捜索カウンタ―です。空港内で荷物が見つからない、紛失した場合に荷物がどこにあるのか状況を確認してくれるカウンターです。主には、搭乗時に預かった荷物の捜索のみの業務を行ってくれるところですが、地域によっては、単なる空港内で「忘れ物・落とし物」の届け出を預かるカウンタ―を兼ねているところがあります。到着する国や都市によりこれはどこに設置してあるかが全て異なります。①~③のケースのいずれかになりますので、きちんとこの場所を確認することです。

①税関検査前の荷物レーンの横にある場合
②税関検査後の到着ロビーにある場合
③①②両方にある場合

前述の1をトライされてみられた後、その地上職員が荷物の状況を把握していない場合、「Lost&Foundロスト&ファウンド」カウンタ―へ行って、お荷物の件を相談してください、と案内があります。
出発地の荷物を預けた時にもらった荷物の札(タグ)を持って、このカウンターへ行き、荷物がどこにあるかの状況を捜索してもらってください。

*この時気を付けて頂きたいのは、貴方が到着した便の「Lost&Found」が正確に上記①~③のどこにあるのかをきちんと確認してください。

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荷物がいつ手元に戻るかで、対応を考える

「Lost&Found」で荷物の捜索状況を調べてもらうと、大抵、冒頭にご説明した1~3のいずれかの追跡結果になることがほとんどです。その結果順にどのように対処するべきかを以下に記載致します。

1. 荷物が貴方様が搭乗した該当フライトに積まれておらず、後から荷物が来る場合
2. 空港の地上職員が間違えて、他の方面向きのフライトに貴方様の荷物を送ってしまった。

このケースは1の場合は、単純に荷物がきっちり空港で飛行機に積まれていなかった事で起こり得ます。大方の場合、出発地から到着地向けの次の便で荷物が届くことがほとんどです。
また、2の場合も荷物を追跡して、荷物がどこにあるか所在がわかった場合は、以下の対処方法と同じになります。

①当該フライトが現地国の国内移動などで1~2時間のフライト距離の場合
②当該フライトの次の便が時間がかかるまたは翌日以降になる場合

当該フライトが現地国の国内移動などで1~2時間のフライト距離の場合

この場合は、当該フライト区間の便数がかなり飛んでいる場合、次の便がすぐ来る事がほとんどですので、その日到着地で予定していた予定がズラせる、または特に急いでいない場合は、荷物が届くまで空港で待機している方が無難です。航空会社はホテルまで荷物を届けてくれるなどと案内はしてくれますが、こういった場合は自分で確実に荷物を受け取ることを優先した方が良いので、この方法をお薦めします。

当該フライトの次の便が時間がかかるまたは翌日以降になる場合

この②の場合は、正直皆様のその時の状況による事がほとんどです。仮に正午ぐらいに現地に到着され、預けた荷物が特に貴重品やすぐに使うものが入っていない場合は、この荷物のためにわざわざ空港で荷物を待つ必要はありませんが、特にその日急ぎの予定がなく、荷物が心配な場合は空港で荷物の到着を待たれても良いでしょう。

また、翌日以降になる場合は、空港待機は現実的ではありませんので、自分の滞在先の連絡先をカウンタ―に伝え、市内に入り、滞在先のホテルに荷物を届けてもらう方が賢明といえます。(この場合、ホテルと携帯がある場合は携帯と両方伝えておきましょう)
しかし荷物が手元に届くまでの間、自分の身の回り品が何もないため、少し不自由な思いはしてしまいます。

→この場合、海外旅行保険の航空機寄託手荷物遅延等費用にて賄うことが可能です。

荷物が出発地または到着地の空港で紛失され、荷物の現在地の追跡が不可能な場合

この場合はトラブルとしては最も最悪なケースです。ただ、同じ紛失でもまったく違う都市の空港に積まれて、数日して現地の空港で見つける場合も多々あります。このケースで最終的に「荷物が出てこない」という場合は、間違えられた先で空港にいた一般の乗客が貴方の荷物と間違えて持っていってしまった場合です。

または、全く稀ですが空港職員が荷物を盗難してしまった場合もありますが、よっぽど治安の悪い国でなければこういった事が起こることはまずありませんが、可能性はゼロとは言えません。

いずれにしてもこのケースにあたってしまった場合は、荷物がいつ戻ってくるかわからないため、残念ながらその時の旅行中に荷物が戻ってくる可能性は低いでしょう。
この場合はもう荷物を急いで受け取ることは諦め、いつまでも荷物の事は考えこまず、必要な物は現地で買い足すなどをして、気分を切り替えて残りの旅行を楽しむことを考えた方が賢明です。

数日たって荷物の状況がわかり、見つかった頃がもう帰国の日が近かった...ということも無いケースではありません。その場合は、市内で無理に荷物を受け取ろうとせず、日本への帰国便に合わせて空港で荷物を受け取る方向で、旅程の最終出発地で受け取った方が利便性は良いでしょう。(電話やメールのやり取りでは確実性が低い為、空港で対面で受け取る方が確実なため)→この場合、海外旅行保険の航空機寄託手荷物遅延等費用にて賄うことが可能です。

海外旅行中のロストバケージは、海外旅行保険でどう賄える?

大切な海外旅行の最中にこのようなトラブルに遭ってしまった場合、日本で事前に加入していた海外旅行保険でその損失をある程度カバーしてくれることが可能です。

これから、海外旅行保険の加入をご検討の方、または空港の旅行保険カウンタ―で即加入しようとご検討の方は、以下の該当項目の補償内容を保険会社に詳細を確認しましょう。

また、現在では貴方様がクレジットカードのゴールド会員の場合などは、ほとんど標準装備で以下の条件が付帯してありますが、詳しくは出発前または世界各都市にもデスクがありますので、カードデスクに確認しましょう。

海外旅行保険条件1.航空機寄託手荷物遅延等費用

・航空会社に預けた荷物が6時間を超えて遅延する、紛失した場合

出発時に航空会社に預けた手荷物が、航空会社の手違いで荷物の積み込みが間に合わなかった、または荷物が別の場所に送られてしまったなどで、衣類や身の回り品を1から現地で購入した場合

→目的地への到着後、96時間以内に購入した衣類
(下着、寝間着など必要不可欠な衣類にかぎります。)
・生活必需品
(洗面用具、かみそり、くし等をいいます。)
・身の回り品(購入した衣類や生活必需品を持ち運ぶためのかばんなどをいいます。)
の費用などを、1回の事故につき10万円を限度とし、保険金で賄えます。

保険会社への請求方法は保険会社によって微妙に異なりますが、最低限以下の物はどの保険会社も必要になりますので、ロストバゲージに遭った場合は、最低限以下の準備は忘れないようにしましょう。

・保険金の請求に必要な必須書類
・航空会社の荷物遅延証明書
・購入品のレシート

・上記保険が適用されない場合

以下のような場合は、この保険は適用されません。
・自身の過失で荷物を紛失した場合
(機内持ち込みの物は対象になりません)
・故意による紛失が発覚した場合
・天災による航空機のトラブル

また、この保障内容はあくまで「身の回り品」だけを保障してくれるためのもので、荷物の中身すべてを保障してくれるわけではありませんので注意しましょう。

海外旅行保険条件2 携行品損害補償特約

・万が一戻ってきた荷物のスーツケースが壊れていた場合

航空会社の荷物遅延以外にこのケースのよくあるトラブルとして、最終的に荷物が手元に戻ってきたが、受領したときにスーツケースが壊れていた...ということもよくあります。この場合も、上記の特約を付けていた場合、壊れたスーツケース分が保険会社より戻ってきます。この場合、貴方様が日本に持っていったスーツケースがいくらぐらいの物だったかを証明しなければならないので、購入した際のスーツケースのレシート、またはバッグのメーカーなどに予め出発前にスーツケースの見積書などを取得しておくとスムーズです。したがってこの特約を受ける場合には事前に以下の書類をお手元にとどめておくとよいでしょう。

・保険金の請求に必要な必須書類
・航空会社の事故発生証明
・スーツケース購入時のレシート・見積書

まとめ

せっかくの海外旅行にロストバゲージのような、不運にみまわれる事は本当に嫌ですよね。しかし、ロストバゲージはある程度、衣料品や身の回り品以外の物は入れない、チェックイン時に荷物のタグ張り違えはないかなどご自身の心がけで未然に防ぐこともできますので、なるべく事前に対策をしましょう。

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